ノスタルジーとノスタルジア
私がこのnoteでテーマとしています「懐かしむ」という事について、少し触れさせていただきたいと思います。
そもそも何故私が「懐かしむ」をテーマにしたのかと言いますと、特別な理由はなく、ただ何となく「懐かしい」という言葉に心地よさを感じていたからです。
懐かしさをカタカナで表現すると「ノスタルジー」や「ノスタルジア」になるなのかなと思いますが、「ノスタルジー|nostalgie」というのはフランス語で、英語では「ノスタルジア|nostalgia」なのだそうです。
ノスタルジアで思い出しましたが、ZARDの「遠い日のNostalgia」という曲がありますね。切なくも温もりを感じさせてくれる素晴らしい曲です。坂井さんの事も含め、つい涙が出そうになりますが宜しければお聞きになってみてください。
それにしても、幾度となくレトロブームがやって来ますね。
『ノスタルジアマーケティング』と名付けられるマーケティング手法の一つになっています。どこかのタイミングで、どこかの誰がが火をつけるのです。受け入れられればブームとなり、盛り上がらなければ次のタイミングを探る訳です。ファッションや店舗デザインをはじめ、飲み物(ハイボール、ミルクセーキ、メロンソーダ)、食べ物(ナポリタン、プリンアラモード)などはその一例ですね。
それはそれで企業戦略としては有効だと思うので、否定する気は一切ありません。私もレトロ風のカフェなどは大好きですし、先日もパッケージにつられてボンカレーを買ってしまいました。まんまとノスタルジアマーケティングにしてやられました。お手本の様なつられ方です。
でもそれとは別に、誰かに誘導されるものではなく、自分の中での自然発生的なノスタルジアを楽しみたいなとも思います。今回ふと思い出したZARDの様に。
ともかく、多くの方が心のどこかで懐かしさを求めているのではないでしょうか。求めるとまではいかなくとも、自分が経験しているものだから受け入れやすいという事なのだと思います。
日々何かと気忙しく過ごしていると、懐かしむ余裕すらも失いがちですが、懐かしむ事は脳医学的にも良い効果が認められているそうです。
(参考資料はこちらです ↓ ↓)
ハマりすぎて現実逃避になっては困りますが、コントロールできる範囲で今後も「ノスタルジア」を楽しんでいきたいと思います。
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