録画「ウルトラマンブレーザー」第15話「朝と夜の間に」視聴。
録画「ウルトラマンブレーザー」第15話「朝と夜の間に」視聴。
*ネタバレあります。
これ「ウルトラマン」のガヴァドン登場回「恐怖の宇宙線」初期シナリオのサブタイトル「朝と夜の間」をリスペクトしたものだったんですね。
しかも「恐怖の宇宙線」はブレーザーと同じ15話。
粋な演出です。
スタッフの限りないウルトラマン愛を感じます。
ちなみに「夜と朝のあいだに」は池畑慎之介 (ピーター)の歌ですね。
懐かしいですね。
実に昭和テイストな「完全にガヴァドン」なお話でした。
子供と土管もたくさん出てきたし。
脚本・中野貴雄は意外でしたよ。
今回最大の見どころはブレーザーのUFOならぬガヴァドン・キャッチャー……も良いですが、夕陽の中のウルトラマン。
いやー、ブレーザーは昼も夜も夕方も映えますねえ。
昼のウルトラマン、
夜(と夜明け)のウルトラセブン、
そして夕陽の帰ってきたウルトラマン、
全ての魅力がウルトラマンブレーザーに凝縮されてます!
最高に映えるウルトラマンです!
素晴らしい。
見惚れてしまいます。
楽しい異色作でありました。
そういえば話はまた物語の縦軸になりますが、ハルノ参謀長がハッカーの前科があるエミ隊員をあえてSKaRDのメンバーに採用したのは、やはり意図的なものがあるとしか。
父・蒼辺樹が巻き込まれ行方不明になってしまった謎の爆発事故の真相をエミ隊員が探り始めるのは、当然予想出来た事だと思いますので。
幼い頃からの付き合いならば「思い込んだらノンストップ」「止めても無駄」なエミ隊員の性格を解っているはずですし。
うーむ。
実はハルノ参謀長密かに真相解明に動いていて、それを暴いた時にエミ隊員が傍にいて欲しかったからとか?
次回はそのエミ隊員が「アーくんと出撃」するそうで。
縦軸についても進展があるのか気になります。
モグージョンは地底怪獣ではなく幻視怪獣、イリュージョン…ブレーザーや隊員たちに心理攻撃を仕掛けてくるとか?
不思議なお話になりそうな予感。
それにしてもウルトラマンブレーザーはウルトラQのアンバランスな世界、ウルトラマンのヒーロー的な強さ、ウルトラセブンのSF、そして帰ってきたウルトラマンの日常と武器(ウルトラブレスレットは様々な形態で敵を倒した)とウルトラシリーズの魅力がすべて凝縮されているように感じます。
そりゃ夢中になりますよ。
全然関係ないですが、巨大ガヴァドンが現れるシーンでドナルド・バーセルミ「バルーン」が頭に浮かびました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?