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【お知らせ】「ババロコ殿堂大会参加レポート」の対戦結果の部分を更新しました。

 こんばんは。いつもnoteお読みいただきありがとうございます。

 まずはこちらの記事をご覧ください。

 先日ぼくが書いたババロコ殿堂の大会参加レポート、実は相手のデッキのネタバレを防ぐという観点から記事の一部分の公開を控えていたのですが、たいあたりジムのサイトに大会全体の結果報告が掲載されたことで、対戦結果の部分を伏せる理由がなくなったので、公開しないまま温めていた対戦結果のパートを公開しました。

 ……と、ここまでだと内容の薄いただの業務連絡的な記事になってしまって読む価値がないので(+加筆を告知したこの記事に読む価値がないと加筆元の対戦レポートにそもそも加筆があったのも気付かれにくいと思ったので)、大会に参加した17人+運営の担ぬの使用したデッキについてレビュー的な感じで、大会運営の担ぬとは違った視点から見てぼくが思ったこととかを書いていきます。(他人に許可を取っていない関係で、この記事には誰がどのデッキを使用したとかのパーソナルな部分は載らないので、そのへんは担ぬの大会報告とあわせて確認してください)

 紹介は勝ち数順になります。担ぬのサイトと違ってデッキ賞の得票とかそのへんは考慮していません。

3-0組

・ミュウツーV-UNION+カラマネロ
デッキタイプ:高速ビートダウン(+ベンチばら撒き)+V-UNION
○6-0 エボルコントロール
○6-0 クワガノン
○6-5 アマージョVギラティナ

 登場から早2ヶ月、すでに色々なところで話題になっているV-UNION。今大会では全勝のミュウツーと、後で紹介する2-1のゲッコウガの2名が会場にいました。
 元々カラマネロでエネ加速するデッキはトラッシュに超エネを落としたいことからバトコンとのシナジーが優秀なのですが、そこに加わるミュウツーV-UNION。V-UNIONはトラッシュにある片割れ4枚を組み合わせて出すという性質上、こちらもバトコンと組み合わせることが強いテキストを持っているため、お互いがバトコンの良さを活かせる構築。よく考えられているなぁと感心します。
 肝心のミュウツーのスペックも、さすがV-UNIONなだけあって強く、中途半端なダメージを受けても「ちょうさいせい」で回復できるため、ワンパンできる火力がないとなかなか太刀打ちできない手強い相手かなぁという印象です。


・探究者コンボ(ジバコイル+PPP+カイロス(+イツキ))
デッキタイプ:コンボ系ワンショット
○0-1(探究者コンボ成功) ロストワールド
○0-1(探究者コンボ成功) ビークイン
○0-2(探究者コンボ成功) アオカメゲッコウガ

 今回デッキ賞も獲得した、まさに「激ヤバ」なコンボデッキ。
 探究者を使ったワンショットデッキとしては、2010年に大会で流行したいわゆる「ポリ探」を筆頭に、これまでに様々な型が知られてきましたが、ババロコ殿堂ではしっかりと対策を取られており、元祖「ポリ探」はポリゴン2に重いポイントがかけられているため厳しく、フィニッシャーとして考えられそうな「ロストパージ」ルギアGXと「ジージーエンド」ガブギラは共に制定当初から2ポイントと重い制限が課されており、「スピットシュート」マスキッパはカウンターエネと何かで相手のポケモンを1体消せることから、悪さをした結果こちらも2ポイントの重い規制が付けられました。
 このデッキはそんな重い制限を掻い潜るべく、フィニッシャーに「てんじょうなげ」カイロスとイツキの組み合わせを採用。

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 カイロスは技が決まるかはコイン次第ですが、サポート「イツキ」と組み合わせることで確定でオモテを出すことができます。
 デッキの使用者自身は「探究者が悪い」と言及していたようですが、個人的にはイツキがなかなか怪しいのでは?というのも感じています。カイロスだけでなく、猫の手タイムレスを確実に成功させるとか、あとは今回は会場にいなかったけどラブカスの技と組み合わせた永久ドローロックとか、イツキが絡むヤバそうなコンボは殿堂に数多く存在するので、ひょっとしたらイツキにポイント付けられる可能性もあるのでは、と個人的には睨んでいます。


2-1組

・アオギリカメックス+ゲッコウガV-UNION
デッキタイプ:高速ビートダウン(+ベンチばら撒き)+V-UNION
○6-4 こくばバドレックス
○6-2 アメイジングライコウ
×2-0(ポケモン切れ) ジバコカイロス

 今回会場に2人いたV-UNIONのうちゲッコウガの方です。ミュウツーの方はカラマネロとの組み合わせだったのに対して、こちらはアオギリカメックスとの組み合わせと、どちらも既存のアーキタイプに組み込まれた構築でした。どちらの構築も既存のデッキタイプの段階ですでにバトコンとのシナジーが強く、V-UNIONの強さを無理なく活かせていると感じました。
 実際、もう一人のミュウツーのデッキは全勝、こちらのゲッコウガも、ダブルブレインジバコイル+カイロスという超絶激ヤバなコンボデッキ相手にリーサル目前まで持ち込んだ(本人Twitterによると使う技間違えて負けたらしい)という強さがあり、ババロコ殿堂環境においてV-UNIONは見過ごせない存在と感じました。あのヤバそうなデッキ相手にどうやって勝ち確目前まで持って行ったんだろう?気になります。


・アマージョV+ギラティナ+ダークライGX
デッキタイプ:高速ビートダウン
○6-0 ゴローニャ
○6-0 ヨノワールLV.X
×5-6 ミュウツーカラマネロ

 アマージョVはスタンダードでは評価の低いカードですが、エクストラや殿堂ではベンチの枠を増やせるスカイフィールド、トラッシュから特性で場に出てきて、アマージョVの技でトラッシュに落としてもまた特性で場に戻ってくる「やぶれたとびら」ギラティナとか、トラッシュから無限に再生が可能な「ぞうしょく」タマタマとか、シナジーの優秀なカードが数多く存在するため、高いポテンシャルを持っています。
 今回は2人使用者がいたようでしたがそれぞれ構築が違っており、こちらはダークライGXの「リザレクション」で悪エネルギーを付け、シェイミの「しゅくふくのかぜ」でアマージョに移動させるという構築になっています。ダークライGXは元々特性で何度でも復活するうえ、ポケパワーを使い終わった取り巻きのシェイミやユクシーはレスキューキャリーで何度も使い回せるため、コンボとしての再現度も高く、殿堂ポイント3のユクシーを上手く使えてるなぁという印象を感じました。



・エボルコントロール(イオルブ+2進化軍団大勢)
デッキタイプ:コントロール系LO
×0-6 ミュウツーカラマネロ
○0-0(詰ませ切った?) アマージョVギラティナ
○0-5(恐らくLO勝ち?) ビークイン

 エクストラでも存在していた、イオルブをメインに2進化をどんどん展開していくタイプのコントロールデッキ。オカルトマニアが禁止されたエクストラでこそ真価を発揮するデッキでしたが、ムーランドの「ばんけん」は相手のサポートをロックするためオカルトマニアがそもそも使えず、ラフレシアの「アレルギーフラワー」はポケボディーなのでオカルトマニアで消されることがないため、オカルトマニアでロックが止まらないという大きな特徴があります。
 前述した「アレルギーフラワー」ラフレシアに加えて、その番に使ったサポートをもう1回使える「リフレイン」ジラーチ、相手のトラッシュのサポートをパクれる「テレパス」サーナイト、加えてサイドを取らないLO系統ではセンパイとコウハイの上位互換なふたごちゃんに殿堂環境ではすっかりお馴染みのゴージャスボールと、殿堂特有のカードによる強化をぞんぶんに受けることができていた印象です。



・こくばバドレックスVMAX(自分)
デッキタイプ:高速ビートダウン+大型VMAX
×4-6 アオカメゲッコウガ
○6-0 ロストワールド
○6-1 アメイジングライコウ

 ふつーの黒馬です。というか、黒馬に頼り過ぎて他のGXやVのサブアタッカーが入っていなかったので、器用さが無いという点では今振り返れば欠陥構築だったかもしれません。
 スタンダードでも強力な黒馬ですが、殿堂環境では単純にクロバットの強化版的な性能を持つ「セットアップ」ユクシーやサポートを山札からサーチできる「ワンダータッチ」カプ・テテフGXといった、過去の強力なサポート役が霧の水晶のサーチに引っかかってくれる点が強く、元々高かったデッキパワーのさらなる底上げに繋がっています。テテフやユクシーの他にも、ミステリートレジャーに月光のスタジアムと、過去の弾に超タイプを対象にしたカードは多く、これらのカードの恩恵を十二分に受けられるのがこのデッキの強みだと思います。
 エクストラでは「がまんのかべ」ソーナンスを壁にすることで、相手の特性を封じながらコントロール的な運用で戦う構築が主流ですが、がまんのかべでユクシーやテテフは止まらないことと、相手の特性を封じるという役目であればオカルトマニアで充分事足りるだろうと判断して、スタンダードで主流の特性で展開しつつ早めに黒馬を並べるビートダウン寄りの構築にしました。唯一のびっくりポイントであるギラティナの採用については、後日掲載するnoteでのデッキ解説記事に載せようと思うので、そちらで見ていただければと思います。

 後大会報告の記事にマッチング書いてた方のツイート乗っけてくれてなかったので、リンク貼ってくれたnoteの記事行かないとデッキの60枚の山確認できないの不便じゃんって思いました。寂しいのでこっちのnoteにはマッチング書いた方のツイートも貼ります。

・ニンフィアVMAX+カクレオン
デッキタイプ:大型VMAX
×4-6 ビークイン
○6-3 こくばバドレックス
○6-0 クワガノン

 ニンフィアVMAXの技を、1匹で9つのタイプになるカクレオンで打点強化していくという、ババロコ殿堂では強力なデッキタイプのひとつとして広く知られているデッキ。カクレオンが4ポイントと重いですが、ニンフィアの下の技が340ダメージと、VMAXも一撃で吹き飛ばせるだけの火力になるため殿堂ポイントの重さも気にならないほどの強さを持ちます。
 ニンフィアVMAXとカクレオン、この2体でコンセプトが完結しているため他のカードやコンセプトと組み合わせることが容易にでき、その可能性は未知数なもの。今回会場にいたデッキは、スタンダードでも強力な「うらこうさく」のインテレオンと組み合わせることで、デデンネやクロバットといった展開用のポケモンを組み込めないという弱点を補う構築になっていました。ツイートに載ってたリストを見ると構築にやや難があった面も見受けられますが、それでも2勝してくるあたりはニンフィアのポテンシャルの高さを感じました。個々の対戦は見てなかったのですが、負け試合が非Vで高い打点が出せるビークインなので、普通の環境的なデッキにはしっかり勝てていたのかなと。一見ニンフィアとシナジーの無さそうなガラルファイヤーって使用感どうなんだろう?あとサーチャーは4枚でいいと思います。


・猫の手タイムレス(レパルダス+シャワーズ+カスミ&カンナ+ディアルガGX)
デッキタイプ:確殺ロック系コンボ
×1-6 アメイジングライコウ
○6-3 ブースターVMAX
○4-2 次元弾ルカリオ

 こちらもデッキ賞を受賞した激ヤバなコンボデッキ。
 ゾロアークの「げんえいへんげ」を使いながらコンボに必要なパーツを揃えていき、シャワーズの「アクアエフェクト」で水タイプを得たレパルダスが「カスミ&カンナ」の効果で無制限にGX技を使えるようになります。
 ポリ2のダウンロードによるサポートの複数回使用とバルビート・イルミーゼのコンビによるサポート無限回収のコンボと合わせることで、コンボが完全に成立し切れば永遠に相手にターンは回ってこないので必ず勝てるというデッキです。ハマれば強力ですが、盤面の管理が難しいためプレイングの難易度がかなり高く、上級者向けのデッキという印象を受けます。さすがにベンチバリアは入らなかったようで、負け試合が相手の盤面を2枚抜きできるライコウというのは、ある意味納得の結果かもしれません。


1-1-1組

・こくばバドレックスVMAX
デッキタイプ:大型VMAX
△3-3(時間切れサイド同数引分) 次元弾ルカリオ
×3-6 ニンフィアカクレオン
○6-0 ヨノワールLV.X

 対戦レポートの記事でも言及していたように、実は黒馬の使用者はもう一人いたりしました。このデッキはそのもう一人です。Twitter見ると本職はどうもデュエマ勢っぽい感じで、初めてポケカの大会に出たのがこのババロコ殿堂!?というのは驚く限り。訳の分からないデッキ相手だとさすがに苦戦するか、と思いきや思いの外黒馬のカードパワーが高く、初戦では次元弾ルカリオ相手にデッキを全て引き切るまでの総力戦を繰り広げるも勝ち切れずに時間切れに助けられる形で引き分け勝ち点1、最終戦ではヨノワール相手に1勝を挙げていました(最終戦は見てないのでどんな試合だったかは知らない)
 黒馬のデッキタイプ的にれんげきウーラオスに対しては普通にやれば勝てるはずなので、構築次第ではもっと化ける存在になるだろうなと感じています。マホイップラインが2-2とかなり厚めなのがちょっと気になりますが実際使用感どうなんだろう。個人的にはババロコ殿堂ではニンフィアの強い環境なので当然ニンフィアをメタってくる鋼も一定数いるはずという印象を持っていたので、鋼弱点が綺麗に刺さるマホイップは少し評価を落としていた面もあります。また、マホイップで殴る展開が続くとエネルギーがバンバントラッシュに行きまくるのでエネルギーリサイクルあたりあってもいいのかな?って思いました。雑に切っても回収しやすくなるようにつりざおの枠を厚くするのもアリかもしれません。弱点の色を散らすのが目的であれば、マホイップがいても結局他が悪弱点なのがきついのでウィークガードエネの採用も一考かと思います。


・次元弾ルカリオ
デッキタイプ:非V系ビートダウン
△3-3(時間切れサイド同数引分) こくばバドレックス
○6-2 ゴローニャ
×2-4 猫の手タイムレス

 懐かしの「ロストリンク」シリーズのルカリオをメインに据えたデッキ。バトコンでプリズムスターのポケモンをトラッシュを飛ばして直接ロストゾーンに送っていきます。ルカリオの技「じけんだん」はロストマーチと異なりプリズムスターのポケモンも火力に変換できる点が優秀で、打点が青天井の火力まで膨れ上がる点が強みです。
 対面次第では全勝もある?というポテンシャルも持ち合わせていましたが、初戦で当たった黒馬バドレックスが闘抵抗なのもあって崩し切れずに時間切れ、引き分けで勝ち点1に泣かされた姿が印象的でした(もし時間切れでなければ相手が山札を引き切っていたのでLO勝ちでした)。


1-2組

・ビークイン+アンノーン
デッキタイプ:非V系高速ビートダウン
○6-4 ニンフィアカクレオン
×1-0(ポケモン切れ) ジバコカイロス
×5-0(恐らくLO負け?) エボルコントロール

 XY当時のスタンダードで当時最強を誇った「よるのこうしん」と共にトップメタに長く居座ったビークインがメインのデッキ。
 「RETIRE」「おきてがみ」の2種類のアンノーンが自らをトラッシュに落としながら山札を掘り進め、「GUARD」「QUICK」の2種類のアンノーンが道具化しながら他のアンノーン共々トラッシュに落ち……というぐあいで、16枚も入っているアンノーンがデッキのエンジンになっている点が特徴です。アンノーンだけでなく、マーマネの上位互換であるスージーの抽選で2枚トラッシュしての4枚ドロー、ホミカでマタドガス2枚落として6枚ドローしつつ相手全体にダメージバラ撒きなど、ポケモンをトラッシュに送る手段は豊富にあり、「ふくしゅう」のダメージがどんどん上がっていきます。レスキューキャリーとのシナジーが強く、序盤はアンノーンを回収してさらに山札を掘り進め、アタッカーが枯渇した終盤では倒されたビークインを救出するのにも使えます。役割持ちすぎる。
 真正面から殴ることしかできないデッキなので翳め手には弱く、マッチアップにもそれが如実に表れていましたが、単純なデッキパワーでいえばかなり高い部類に入ると思います。


・とつげきラッパ+アメイジングライコウ
デッキタイプ:コンボ系ベンチ狙撃
○6-1 猫の手タイムレス
×2-6 アオカメゲッコウガ
×1-6 こくばバドレックス

 技エネが3色必要と要求の重い「アメイジングシュート」ライコウをケララッパの特性でサポートするというコンセプト。とつげきラッパで山札の上3枚からエネがめくれてくれるかは運次第ですが、「ときをもどす」ディアルガでエネを山札の上に持っていくことで確定の3エネ加速になります。
 ライコウの「アメイジングシュート」は、相手2体に120ダメージという強力な性能ですが、1体に与えるダメージという観点で見れば低い部類で、V-UNIONやVMAXといった大型の相手には勝ち切れなかったようです。


・クワガノン
デッキタイプ:非V系ベンチ狙撃
○6-1 アマージョVギラティナ
×0-6 ミュウツーカラマネロ
×0-6 ニンフィアカクレオン

 先日のCL京都ではノーマークながらもベスト4入賞者を出すなど、今なにかと話題になっている「エレキブラスター」クワガノン。最近はかなりの高騰が話題になっている「バッテリー」デンヂムシに加えて、「ギガトロンGX」で対面によってはベンチ壊滅も狙えるクワガノンGX、雷タイプの技エネ要求を減らせるサンダーマウンテン◇、雷タイプ御用達の汎用打点アップカードであるエレキパワーと、エクストラでも活躍しているカードによる強化を大いに受けられるという強みもあります。殿堂はローテ落ちがないため、デンヂムシがスタン落ちしても下環境でまだまだ使えるという点は魅力的ですね。
 しかし、ふしぎなアメ前提で展開する2進化という、場に立てづらい欠点が露呈していたようで、周りの速いデッキには苦戦していた印象でした(3戦とも見てないので適当)


・キュウコン+ホルビー+ロストワールド(担ぬさん)
デッキタイプ:LO偽装系特殊勝利
×1-0(ポケモン切れ) ジバコカイロス
×0-6 こくばバドレックス
○0-2(特殊勝利) アマージョVギラティナ

 「あぶりだす」キュウコンで手札の炎エネをドローに変換しつつ、「ロケット団の工作」と「ほるほる」ホルビーで相手の山札を削っていくという、かつてSMの末期に流行したエンニュートLOを彷彿させる構図。「マッグバンGX」のマグカルゴGXも入っており、鬼の勢いで山札を掘り切って勝つデッキ、と思いきや、その真の目的は……?
 この続きはデッキ製作者である担ぬさんの結果報告記事でお楽しみください!

・ヨノワールLV.X
デッキタイプ:非V系
○6-5 ブースターVMAX
×0-6 アマージョVギラティナ
×0-6 こくばバドレックス

 DPから登場しているゆえ、数多くの種類が存在するヨノワール。
 毎ターン2枚引けるドローエンジンの「かげのしれい」ヨノワール、相手の場のダメカンを自由に移動できる「くろいて」ヨノワールに加えて、レベルアップすればスタジアムとして場に残れる「エクトプラズマ」で相手の場にダメカンをバラ撒き続けることができます。進化前のヨマワルも、出した番から即進化できる「霊界の布」持ちのものが採用されるなど、殿堂の恩恵を大いに受けていた姿が印象的でした。
 ただ、メインに使うには3エネ50という打点の低さがかなり厳しかったようで、最近の動きの速いデッキには対処できなかったようです。


・マツブサの隠し玉+闘軍団
デッキタイプ:非V系?ビートダウン(本人Twitterに「ゴローニャを救おう」って書いてあったあたり見るとなんかゴローニャ主役っぽさそう)
×0-6 アマージョVギラティナ
×2-6 次元弾ルカリオ
○6-0 ブースターVMAX

 大会後に流れてきたリスト見た中ではこのデッキが一番わからなかった。たぶんマツブサでセキタンザンとか色々出して展開していくんだろうけど、「デッキのコンセプトが一番見えないデッキは何だ?」と言えば間違いなくこのデッキを挙げます。唯一4枚入ってるのがプテラGLだけど絶対エースじゃないよなこいつ・・・
 マツブサの隠し玉で1ターンに1回ずつしか闘ポケモンを出せないので、一気に場を壊滅させられるデッキと当たると厳しそう、という雰囲気を感じました(見てないので適当)


0-3組

・アマージョV+ギラティナ+セレビィ
デッキタイプ:高速ビートダウン
×1-6 クワガノン
×0-0(詰み投了orLO?) エボルコントロール
×2-0(相手特殊勝利) ロストワールド

 なぜかアマージョVも2人いました。下環境で強いテキストが出てくると、やはり組んでくる人も増えるのでしょうか。2勝した人の構築では「リザレクション」ダークライGXとの組み合わせでしたが、こちらは殿堂らしく「もりのいぶき」セレビィをエネ加速の補助に使っています。
 単純な火力は高いデッキでしたが、1-2だったビークイン共々翳め手を使えるデッキ相手には厳しかったようで、マッチ運の悪さにも泣かされていた印象でした(見てないので適当)


・ブースターVMAX
デッキタイプ:大型VMAX
×5-6 ヨノワールLV.X
×3-6 猫の手タイムレス
×0-6 ゴローニャ

 山札を5枚トラッシュしてその中のエネルギーの枚数×100ダメージ!という、あのドサイドンのハードクラッシュをも彷彿させる技を持つブースターVMAX。5枚ともエネルギーであればその最大ダメージは500と、VMAXも余裕で吹き飛ばせるだけの火力。シングルの相場も2000円以上がデフォと高騰しているだけあり、ミュウVMAXのように環境の主役なのか?と思いきや何故か現行のスタンダードやエクストラではそこまでの活躍を見せていないという不思議な子です。
 ちゃんと強い山を作れれば化けそうな印象は感じますが、結果は3戦全敗。初戦のヨノワールとか相手の火力低いからブースターが長持ちしそうだけどそれでも負けるのか。どんな試合だったんだろう。担ぬのサイトにも「デッキレシピ聞くの忘れちゃったので今度聞いときます」とのこと。謎が多いデッキです。


 そんなこんなで。

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 ツイートに自分のデッキ上げてた写真の出来がさすがに酷かったので、後日撮り直したのを上げておきます。運営の担ぬには後で自分のマッチング書いた方のツイート載っけていいやつだからあれも載せてくれとか後デッキの画像撮り直したからそれも載せろとか、ついでに探究者の漢字が3ヵ所全部間違ってるからそれも直してくれとか色々言いに行く予定です。

正直この欄の使い方がよくわかってない