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学校も企業も大切なものは変わらないPart7 

 こんにちは!読書を通して自分の思考を広げているカズです!
前回、記事でご紹介させていただいたデロイトトーマツの地域プロボノチームの代表である百瀬旬さんと、
オンラインでお話をするきっかけをいただきました。

今回は、改めて百瀬さんが実践なさっている地域プロボノとは何か、
まとめてみます!


1 東日本大震災からの学び

百瀬さんは東日本大震災をきっかけに、
宮城県気仙沼市で復興プロジェクトに従事なさっていました。
現地での神輿担ぎから始まり、
様々な方々と出会いを通して価値観が大きく変わっていったようです。

組織属性を越えた共創とか、多世代にわたる仲間とのつながりだとか、共感して前に進むことなどに軸が変わっており、私の今の価値観も大きく変化しています。もし、今の自身のパーパスをあげるとすれば、「未来創造に挑む人の勇気に寄り添い、行動を本気で支える」という言葉になります。

この記事に触れた時に「教師もそうありたい!!」と心の中で叫びました。
様々な規制で制限をかけられた教師は子どもたちの支援ができなくなってしまっています。
子どものチャレンジを後押ししにくくなっているのが現状です。
しかし、学校の中でできなくても学校の外ではできることもあります!
学校の授業以外で未来を作る子どもたちに寄り添う方法を
百瀬さんから学んでみたいと強く思いました!

2 軸足は校内に、対話を校外に

 自分の体験や仮説を多くの人に発信していくことはとても大切です。
教師は「授業」という貴重な発信の機会をもっていますが、
授業は教師が話す時間ではなく生徒が学ぶ時間です。
教師が話したいことよりも生徒が学びたい仕掛けをたくさん作っています。しかし、学習に興味を示さない子どもたちが授業中に顔を上げてくれるようになるために、
生徒が関心を示してくれそうな話題をたくさん探しています。
教科書に書いてある言葉と教師が持っている経験を結びつけて、
生徒の興味に結びつけられるような話題をたくさん探しています。
その時にカズが意識しているのは、職場の学校に軸足を置きながら、
生徒の知的好奇心につながる学びを学校外、
主に企業の方々からお話を聞くようにアンテナを張っています。
これは澤円さんの書籍「メタ思考~「頭のいい人」の思考法を身につける」でも同様の記載がありました。

ルールを疑わない人は思考停止している。正解もルールも変わる時代で、頭のいい人はどこを見て、何を聞き、どう考えているのか?


そんな時に、百瀬さんがおっしゃっていたワークライフシナジーというお言葉に共感しました!

3 ワークライフシナジー 

生活と仕事を完全に分けるのではなく、可能な限りシナジーを持たせた方が、幸せな時間が増えるんじゃないか、と思ったのが働き方や生き方が変化したきっかけです。

今まではワークライフバランスを意識して
仕事と家庭を切り分けられることが優秀だとされていました。
しかし、仕事も生活の一部です。
教師としても大人としても、カズの人生の一部です。
それぞれに相互に影響を与えているのであれば、
プライベートにも仕事のヒントがあり、
仕事のおかげでプライベートが充実することは
これまでに何度かありました。
教師をやっていたおかげで百瀬さんとの出会いが生まれて、
教師としてのキャリアが、グループ横断のプロボノチームに生かせるのではないか。
そのような期待に溢れています!
ワークとライフのミクスチャーが今のカズだと思っています。
カズのワークライフを存分に生かせる可能性を百瀬さんと一緒に探していきたいと思います!
 

 教師という職業がネガティブな印象になっている昨今、
教師になってよかったと久々に思えています。
学校の中では「おかしい」とされている価値観が
学校の外で「面白い」と思ってもらえることがあります。
学校外のコミュニティがあるおかげで
その価値観に気づくことができます。
「組織属性を越えた共創」をこれからも大切にしてまいります!

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