宿題の目的は何か
皆さんこんにちは!
本気で語る会、英語教師のJOYです!
今回は「宿題」について考えていきます。
宿題といえばコレがふつうだよなって思っていました。
宿題の量や期限は先生が決める。
宿題をやらなければ先生に怒られる。
怒られたくないから答えを写すこともある。
このように、宿題の目的が先生の評価のため、
ということが学校の当たり前でした。
そもそも宿題は先生のためにやるものでしょうか?
そんな学校の当たり前に問いを投げかけるきっかけはこの書籍です。
宿題はやるべきだ、やらないべきだ、の二項対立ではなく
宿題の本質を見直すことが大切だと思います。
子どもたちに「宿題は自分のためにやるものだ」って思ってもらうにはどうしたらいいか。
その手段として子どもたちに10個の質問を投げかけてみます。
北海道医療大学の事例を参考にして質問を厳選してみました。
それぞれの質問に宿題のエッセンスを投げ込んで、
「そう言われればそうだよな」って思えるようなものにしました。
大人も子どもも、宿題の本質を考え直すきっかけにしてみたいです。
主体的で対話的な宿題は必要だと思う。
出来ないところや進み具合などは人それぞれ違うのだから、宿題の範囲を先生が決めるべきではないと思う
自分のペース、自分にできる範囲を自分自身で主体的に考えて、無理なく進めていったほうが良いと思う
でも、全てのペースを自分だけで管理するのは難しいので、誰かと相談しながら対話的に決めていきたい
自分の力で、出来ないことが出来るようになることは楽しいと思う
小さい頃に、出来ないことが出来るようになって嬉しかった思い出がある自転車、折り紙、縄跳び、等
出来ないことが出来るようになる力は、これから大人になるために必要な力だと思う
自分で課題を克服できる力は、大人になって仕事をするときに役に立つ力だと思う
課題を克服する方法を、大人に相談しながら一緒に考えることは大切だと思う
主体的で対話的な宿題をやることは大切だ。前半の質問では主体的とは何か、後半の質問では対話の必要性を意識しました。また、具体→抽象→具体のプロセスを踏むことです。
前半の質問では主体的とは何か、後半の質問では対話の必要性、を意識しました。
また、具体→抽象→具体のプロセスも考えてみました。
このような抽象と具体の往復を意識したのは、この本を読んだことがきっかけです。
前半の質問では主体的とは何か、後半の質問では対話の必要性を意識しました。また、具体→抽象→具体のプロセスを踏むことです。このような抽象と具体の往復を意識したのは、この本を読んだことがきっかけです。今回の質問は高校生を対象にして考えました。
また、抽象論を混ぜることで「イエス」を導きやすくする。イエスを繰り返すことで、こちらのペースにリードしていき「イエスセット」につなげていく。
この質問のような対話を通して、子どもたちが宿題の本質を考えるきっかけを作りたいです。
そもそも、大人の私たちが宿題の本質を考え直す良い機会にもなります。
きっと自分自身も、この投稿を読み直すたびにいろんなことを考え直して、
加筆訂正を加えてそうな気がします。
それでも、宿題の当たり前を考え直すことができるならば喜ばしいことです。
是非とも皆さまのご意見も聞かせていただきたいです。
一緒に学んでいきたいです。
これからを生きていく子どもたちを守るために、子どもも大人も一緒に考えていきましょう。
次回は生徒主体の宿題事例として
「持ち込み可能な小テスト」についてお伝えします。
テストといば机の上は筆記用具のみ、って思いますよね?
でもそもそも、テストの目的は暗記ではないはずです。
この観点から定時制高校での事例をお届けいたします。
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