見出し画像

学校も企業も大切なものは変わらない〜育児編〜

教育を本気で語る会、日本一の父親を目指すジョージです。
前回のカズさんの投稿を読んでみて、
育児目線での気付きをまとめてみます。


1 旗持ちのおじさん

地域の方にお誘いいただき、祭りの神輿を担がせていただいたんです。それを機に、地域の方々から「デロイト トーマツ グループの百瀬」というよりは、「同じ地域に住む市民の一人」として見ていただけるようになって。そこから街の方との付き合いが広がり、いろんな方に紹介をしていただいて、活動の幅が広がっていったという記憶があります。

デロイトトーマツの百瀬さんの記事を拝見して
トーマツの百瀬さんが神輿の百瀬さんになったように、
教師のジョージも旗持ちのおじさんとしての認識の方が
強くなっていると感じる今日この頃です。

名前も知らない子どもたちが挨拶をしてくれて、
運動会や地域の清掃活動でも
「旗持ちのおじちゃん!」と声をかけてくれて
旗持ち以外の場所で会った時にも、
旗持ちのおじちゃん、と手を振ってくれたりします。
子どもたちだけでなく保護者の方々からも
教師としてのジョージではなく、
旗持ちのおじさんや〇〇さんのお父さんなど
色々な側面を見てもらえて
なんだか安心できます。
教師と保護者の対立が多くなっている昨今、
教師との距離をとりたがる保護者もいれば、
「旗持ちありがとうございます」と言ってくれる保護者もいます。
ジョージという人間を色々な側面から見てもらえることは
安定した心の支えになります。

2 仕事とプライベート

生活と仕事を完全に分けるのではなく、可能な限りシナジーを持たせた方が、幸せな時間が増えるんじゃないか、と思ったのが働き方や生き方が変化したきっかけです。

百瀬さんのお話を聞いた時に、
ワークとライフを分けないことにも共感しました。
先述した通り、教師も父親もジョージの一部です。
切り分けることはできません。
むしろ、色んな側面のいい部分を共有しています。
教師として学んだ知識を活用して地域のパパ友やママ友とのお話をしたりしています。
オルタナティブスクールの普及やメタバースでの授業、
教育改革の進捗やICT活用の事例など、
目に見えない学校の現状をお伝えすると
保護者仲間は興味を示してくれます。
一方で、保護者仲間は教師以外の様々な職業に就いています。
自動車、ロボット、スーパー、デパート、自衛隊、などなど。
多様な職種のお話をお聞きできることは
教師の視野を広げてくれる貴重な機会になります。
美容業界に興味を示している生徒から進路相談を受けてたときに、
デパートでのメイク実習への参加を促しました。


体験は最高の動機になります。
そんな体験のヒントを与えてくれたのも
デパートの営業職のパパ友です!
仕事とプライベートのいいとこ取り!
様々なコミュニティのメリットを活かしています!

3 2個?2冊?

パパ友や生徒に対してだけでなく
自分の子どもにもジョージの経験値を活用しています。
我が子は寝る前によく「本を1個読んで」と言います。
本屋さんでも「あと1個本買って」とぐずります。
単位に慣れていない子どもです。
「冊」という言葉をまだ上手く使えません。
その時に活用している技法が訂正フィードバックのリキャストです。

子どもに対してはついうっかり
「本は1個じゃなくて1冊でしょ!」
と、正解を教えてしまいます。
しかも、公共の場で子どもが間違えると
恥ずかしいからか怒り気味に言ってしまいます。
そうすると、子どもが考える機会を奪ってしまい、
「1個、って言うと怒られるから…」
のように思考軸が他人に依存してしまいます。
そうならないように、ジョージはよく
「じゃああと1冊読んだら歯磨きして寝る?」
「欲しい本は何冊まで買えるって約束した?」

のように、「冊」という単位を会話に乱発します。
そうすることで子どもが自分で気付いてくれるきっかけにつながります。
普段の授業で活用している「リキャスト」や「明示的訂正」などを
日常の育児でも活用していることは我ながら驚いています。
職業病かもしれませんが子どもが自分で考えてくれることはとてもうれしいことです。
これもやっぱり仕事とプライベートを分けないからこその気付きだと思っています!

 今回はワークとライフのバランスのとり方について考えてみました。
1つのコミュニティに固執せず、
外の世界に目を向けることで色々な気付きもあり、
自分の世界を客観視することもできました。
自分自身を教師や父親としてだけの狭い世界で考えずに、
いろんな軸をもって楽しく生活していこうとに気づかせてくれた
百瀬さんの考え方をこれからも学び続けます!

「教育を本気で語る会」ではX(twitter)、 Facebook、 Threads、spotifyでも発信しておりますので、そちらのフォローもよろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!