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妻が良ければオールオッケー!! ver.2

こんにちは!ベストファーザー賞教師部門受賞予定のジョージです!
教師ではなく母親としての木村泰子さんからいただいたお言葉
「奥さんが良ければオールオッケーやで!」
育児の色んな場面でこの言葉を思い出してみると、
子どもの世話をするだけじゃなくて、妻を支えよう!
って思える場面がたくさんあることに気づきました。
父親が育児を頑張ることが目的ではなく、家族を護ることが目的です。
これは
教師が良い授業をすることが目的ではなく、児童生徒が学ぶことを支援することが目的だ
と似ています。
家庭育児と学校教育の共通点は「持続可能」です。
育児も学びも続くことが大切なので、今回はこの共通点についてお伝えします。

  1. 正論がいつも正しいわけではない

  2. 主語も主役も自分ではない

  3. 教師が育児をすると実はめっちゃ楽しい

1. 正論がいつも正しいわけではない

以前の投稿で、オムツを換えることが必ずしも正しいわけではない場面をお伝えしました。

正論を言って満足しているのは自分だけだと思います。
大切なことは相手の心に届くこと。
学校でも似たような場面はたくさんあります。
・勉強をせずに居眠りしたり遊んだりしている子に
「進路実現のためにも勉強したら?」と言っても
注意されたら勉強のやる気がなくなります。
・新しいパソコンやデバイスが職員室に入り、
従来の業務をアップデートしようとしても
全ての先生方がそれを望んでいるわけではありません。
・土日は育児や介護、趣味や教養などのプライベートを優先できるように
部活動の業務体系や支援体制を見直そうと提案しても、
そんなことをされたら困るという声もあがってきます。

なぜだ…?

ここで自分に足りなかったことは「相手の立場で考える」ことです。

2. 主語も主役も自分ではない

独りよがりで正論を主張したところで、それは自己満足にすぎない。
オムツをちょっと替えたところで、
学校のシステムをアップデートしたところで
継続しなければ意味がありません。
持続可能なシステムを作るために大切なことは主語を「相手」にして考えてみることです。
何で自分の話を聞いてもらえないのか、相手が抱える「背景」を想像してみることです。
妻が見えない部分の育児で何を悩んでいるのか。
学校の従来のシステムで、先生方がこれまでどれだけのものを積み重ねてきてくれたのか。
部活動に多くの時間と労力を積み重ねた顧問の方々にとって、
その場所がなくなるとどんな気持ちになるのか。
夢をかなえるゾウでガネーシャも「相手の背景を想像するんやで」と言っていた。
相手の立場で考える。基本のキだ。

3. 教師が育児をすると実はめっちゃ楽しい

育児と教育には共通するロジックがたくさん隠れている。
つまり、仕事で積み重ねたマインドセットは育児でも生きる。
育児で気づいたことは自分の仕事を振り返ることにつながる。
共通点をたくさん見つけていけると、教師がやる育児って実はめっちゃ楽しい
自分の子供に愛情を注げると、生徒への向き合い方も変わる。
授業に集中できない生徒が先生が見えないところでどんなことに困っているのか、想像しようとすることができる。

相手の立場に立って考える。
基本中の基本をどんな時でも大切に考え続けたい。

基本と原則に反するものは、例外なく、時を経ず破綻するという事実だった
 ピーター・ドラッカー

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

主語は子どもやで」と教えてくれた泰子さんと出会い、
奥さんが幸せならオールオッケーやで」という言葉をいただき、
それを通訳して「育児の主役は妻だ」に置き換えて考えています。
(主語も主役も「subject」と書くのでジョージは「主役」という言葉を好んで使います。主語や動詞のSとかVとかもこの単語からからきてます!)

父親としても、教師としても、人としても、「つながりを意識する時間を持つ」ために発信と回顧を繰り返していきます。
「教育を本気で語る会」ではtwitter, Instagram, spotifyでも発信しておりますので、そちらのフォローもよろしくお願いいたします。

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