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闇バイトは他人事ではない  part2〜 大人も知らなかったではすまない〜

教育を本気で語る会、日本一の父親のジョージです!
我が子がスマホをどのように使っているのか、
親として理解しておかねばなりません。
スマホを与えて終わりではなく、
最新のアプリや若者のスマホトラブルなどに、
常にアンテナを貼っておく必要があります。

今回はスマホと闇バイトの実態をまとめてみます!

1 最近のスマホ事情

オレオレ詐欺、振り込め詐欺、還付金詐欺など、
常に時代とともに形態がアップデートされています。
巧妙な手口を使ってくるため、
詐欺だと疑う余地すらありません。
「まさか自分の家族が詐欺にあうなんて…」
詐欺を他人事とは考えてはいけません。
防衛策を事前にたてておかなければ、
スマホにたくさんの罠が張り巡らされていることにすら気付けません。
SNSには恐ろしいほどたくさんの危険がひそんでいます。
新しい知識を得ることには負担がかかるため、
自分には関係ないと思うバイアスが無意識にかかります。
だからこそ意識してバイアスを取り除いて、
詐欺は我が身だと危機感を抱きましょう。

2 X(旧Twitter)での現金配り詐欺

皆さんの記憶にも新しい前澤社長の1億円ツイートですが、
同様の詐欺がX(旧Twitter)には山程横行しています。

商品券、モニター、電子マネー。
リツイートされたものが自分のアカウントに回ってきて、
それらを目にしている人は多いです。
「この人は詐欺に引っかかってるなぁ」と思うのか、
「みんなやってるなら私もやってみようかなぁ」と考えるのか。
後者のように他人の言動を自分の行動基準にしてしまうと、

警戒心が鈍ります。
これが詐欺行為だと理解するためには、
家族の対話とSNSへの理解が必要です。
財布よりもスマホが貴重だと思ってる高校生が多い今、
詐欺の温床がひそむスマホを高校生は肌見放さず持ち歩いています!


3 巧妙な受け子詐欺

ついうっかりリンクをクリックしてしまうと、

手打金のような仮懸賞が手元に送られます。
懸賞の一部を獲得したら、
相手が求める様々な条件提示もすんなり受け入れてしまいます。
名前、電話番号、学校名、住所。
これくらいならまぁ大丈夫かなと思って伝えてしまい、
丸裸にさせられて逃げ場を失います。
そして、懸賞金や契約金等を受け取るという名目で向かったATMや銀号窓口で、
お金を受け取ってしまったら人生が破綻します。
そのお金はキレイなお金ではないので、
マネーロンダリングに一部に使われてしまいます。
弱みを握られた高校生は、
受け取ったお金の一部を返金したり、
電子マネーで送金させられたり、
悲惨な泥沼にはまり込むだけです。

4 足を洗えない仕組み

個人情報を握られてしまうと、
様々な強迫の材料に利用されます。
「学校に犯罪行為の全てをバラす」 
「家族の職場にリークする」
「自宅がどうなってもいいのか」
などなど、恐怖を煽られると言いなりになるしかありません。
当然、一度手を染めてしまった犯罪行為からは足を洗えなくなります。
先日のかけ子詐欺の一斉逮捕では、
逮捕された若者が
「捕まってホッとした」
と言っていました。

逮捕されて懲役や前科がつくことよりも、
脅され続ける方が不安だったようです。
一生を棒に振るような出来事が、
スマホのSNSワンクリックから始まってしまいます。
個人情報を少しでも与えてしまうと、
簡単に調べられて徹底的に脅されます。
一瞬です。
子どもも大人も危機感を持ちましょう。
明日は我が身です。


このようなお話しを聞いて、我が子に伝えてみると、
「染めたのは手なのに、なんで洗うのは足なの?」
と、見事に的はずれな質問をされててしまいました。
危機意識を持てよ!!
と言いたいところでしたが、
肩肘張ってたら対話にならないので、
笑いながら辞書で一緒に調べました。
語源を辿る過程を楽しみながら、
闇バイトの実態を気楽に詳しく調べられました。
次回は、「騙されない為の教科書」にある、
闇バイトの実情についてまとめてみます!


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