not so long ago 2 ~あれからまだ13年~
教育を本気で語る会、ベストファーザー賞教師部門受賞予定のジョージです。
東日本大震災発生直後の3月下旬に、
自分の足で宮城県石巻市を訪れて気づいたことがたくさんあります。
テレビからではなく自分の目と耳と肌で被災地を体感すれば、
何か変わるかもしれないと思いました。
その変化と気付きを写真でまとめます。
石巻駅から海岸に近づくにつれ瓦礫が増えていきます。
築浅の家が残っていることが嬉しくもあり悲しくもなりました。
標高がちょっと違うだけで、町並みが全然違います。
標高の違いはほんのちょっとです。
どうやったら家がこんなことになるのか。
ほんの数日前までここはどんな町だったのか。
屋根しかない…
ここに何があったのかを
もう考えられなくなりました…
そんな時に表札を見つけました。
ここに家があったんだと、やっと考えられるようになりました。
瓦礫が流れ込んだ一階部分と、
カーテンだけが揺れる二階部分に、
怖さと寂しさが入り混じりました。
こんなにでかい大木が何でこの高さまで流れ込むのか。
こんな景色が続く度に、これが現実だと受け入れることができなくなりました。
ここには公園があったはずですが、
どんな公園なのかを考えることができません。
何も残っていません。
信号機をこんなに近くで見たのは初めてです。
いよいよ現実味がなくなってきました。
道路の下なんて初めて見ました。
歩道がなくなってこの先はもう歩けません。
2011年の紅白歌合戦で
長渕剛さんが雪と瓦礫が積もる石巻の門脇小学校で熱唱なさっていました。
その時の「ごめんな」というひと言は
石巻の町を歩き回った時の自分と同じ感情です。
こんな写真ばかり撮ってスミマセン。
決して無駄にはしないと心で誓いました。
長渕さんが歌で気持ちを伝えたように、
ジョージは親として教師として伝え続けていきます!
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