音楽理論1 基礎知識
どぅーも本気です。何か解説を書こうと思った結果、受験勉強はてんでダメ、天文に関してもなんか知識をどうこうするだけであんまり面白みがないな。と思ったので自分の勉強というか復習も兼ねて、音楽理論の解説をやっていこうかなって思います。
さて、皆さん1度は"作詞作曲"をすることを夢に見た事があるのではないでしょうか。え?ないって?そんなやつは帰って寝てろ。まぁ作詞作曲とまでは行かなくとも、アレンジがしたいな~とか、この曲どういう音の組み合わせなんだろう?とか何かしら経験はあると思います。そんなのを解決してくれるのが音楽理論という訳です。音楽の授業で習ったコード進行も、これを学べばバッチリです。弾けるかどうかはおいといてね。
今回は第1回ということで、基礎知識として知っておいてもらいたいことを紹介します。数学で言うところの足し算引き算くらい基本的なものです。
1 音名について
まず最初は音名について紹介します。皆さんおなじみの
ドレミファソラシド
という音の名前は実はイタリア式音名といい、音楽の世界にしっかりと踏み込んでいくにつれて、こいつだけじゃ足りなくなってきます。そこで知っておいて欲しいのが英·米式音名です。
この英·米式音名は、アルファベットで音を表します。具体的には
イタリア式音名 ドレミファソラシ
英·米式音名 C D E F G A B
となります。コード進行などのCやDというのはこっちから来てるわけですね、音楽を少しでもやったことがある人なら、この辺は常識レベルなのではないでしょうか。またクラシックなどでト長調やハ短調という言葉を聞いたことがあると思います。この場合のトやハというのも実は音名で、こちらは日本式音名といいます。こちらも具体例を出すと
イタリア式音名 ドレミファソラシド
日本式音名 ハニホヘ トイロハ
英·米式音名 C D E F G A B C
となります。また、ト長調やハ短調というときの、長調や短調については、またいつかの回で話したいと思います。
2 音程について
次は音程について話したいと思います。皆さんは音程と聞くと"音の高さ"のことであると認識していると思います。実は音楽理論では少し違っていて、音程というのは"音と音との距離"を表します。と言われてもピンと来ないですよね。
こちらの画像を見てください。音程というのは度という単位を用いて表します。角度みたいですね。このように、五線譜で表すとわかりやすくなります。
気をつけなければいけないことは
·全く同じ音なら1度
·低い方が基準となる
という点です。一応「マイナス○度下げる」などの動作的な表現はありますが、音程そのものを表すときにマイナス○度という表し方は基本的にはしません。
3 全音と半音
まずはこちらの画像を見てください
いくつか音があると思いますが、白鍵に注目してください。それぞれ隣合っている音があると思いますが、その中でもドとレのように、間に黒鍵が挟まっているものと、ミとファのように、間に黒鍵が挟まっていないものがありますよね。
ドとレのように、間に何か1つ音が挟まっている2音同士の関係を全音、ミとファのように間になんの音も挟まってない2音の関係を半音といいます。
例えばファとソも全音ですし、ミ♭とファの関係も間にミが挟まっているので全音です。
今回解説した知識は、これから音楽理論をまなぶ上での最重要事項ですので、一生空で言えるくらいには覚えておいてください。
次回はスケールについて話したいと思います。