音楽構築システム『AISO』による"終わらない・変わり続けるサウンドインスタレーション"を墨田区のアートホテル『KAIKA 東京』で無料開催
こんにちは。『本と川と街』実行委員会の石松です。
昨年は「読書BGMライブ」で企画参加させて頂いたのですが、今年は「オンライン読書BGMライブ」として参加させて頂いています。
毎週日曜の夜に5週連続開催。YouTubeで初回のみ無料配信します。出演者はbirds humming the beat、daisuke miyatani、gen asai、morimoto naoki、moskitoo、no.9、paniyolo、[.que]、Suguru Oba、まるやまたつや、TINÖRKS、tomotsugu nakamura、UYUNI、yutaka hirasaka、zmiの15組。
詳しくは特設サイトよりご覧ください!
さて、今回は自分が発案・コーディネートで関わっているもう一つの音楽企画について紹介します。
サウンドインスタレーション『AISO in KAIKA』
音楽構築システム『AISO』による"終わらない・変わり続けるサウンドインスタレーション"を墨田区のアートホテル『KAIKA 東京』で無料開催します。
この企画は、深川・本所を舞台とした”街を巡る”アートプロジェクト『本と川と街』の連携プログラムとして開催。『本と川と街』は2021年10月30日(土)より11月28日(日)に開催され、期間中は街中を巡り、点在する展示やライブを体験することができるほか、オンラインで視聴・参加ができるプログラムもあります。
『AISO』はサウンドブランディング・音楽制作事業を展開する株式会社エコーズブレス(代表 日山豪)が開発した音楽構築システム『AISO AUTOMATIC BGM GENERATOR』。「楽曲」という大きなカタマリではなく、小さな「音」のカケラをプログラムがリアルタイムかつランダムに構築し、半永久的に新しい音楽を構築します。
会場は東東京・墨田区本所に2019年にオープンした、株式会社リビタが運営するアートホテル「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。「アートストレージ」とホテルが融合したコンテンポラリーアートの新しい拠点であり、『本と川と街』の3プログラムの展示が行われます。
参加アーティストはGo Hiyama、duenn、HIROSHI WATANABE aka KAITO、OKADA TAKURO、GuruConnect、Black Boboi、宮内 優里の7組。それぞれの「音」のカケラを日替わりで楽しむことができます。
目まぐるしく変わり続ける日常の中で、偶然に存在し続ける全てのそれぞれの一瞬、そして世界の些細な変化に目を向けられるように。『AISO』の終わらない・変わり続けるサウンドを体験してみてください!
本と川と街 連携プログラム『AISO in KAIKA』
・日程:2021年10月30日(土)〜11月28日(日)
・時間:通常鑑賞者は10:00-23:30
・会場:KAIKA 東京 1F バーラウンジ
・参加アーティストとテーマ:Go Hiyama『Alea』、duenn『seamless』、HIROSHI WATANABE aka KAITO『ZERO GRAVITY TRAVEL』、OKADA TAKURO『Between Water And Music』、GuruConnect『TRIBE』、Black Boboi『SILK × AISO』、宮内 優里『YACHIMATA』
・料金:無料
・クリエイタードネーション:Artstickerで受付
・企画・協力:株式会社リビタ、株式会社エコーズブレス、津留正和 (株式会社kusabi)、安友裕秋、石松豊 (orange plus music /本と川と街 実行委員会)
※画像素材一式(メディア掲載ぜひお願いします!)
●お問い合わせ先
石松豊 (orange plus music /本と川と街 実行委員会)
info@orangeplus.me
おまけ:企画背景や楽しみ方など
ここまで読んでくださって興味を持った方に、小ネタを共有していきます。
まず、この企画が動き出したのは10月に入ってからでした。KAIKAのソリッドな質感の空間に、AISOの機械的な見た目・そしてどこか有機的で変わり続けるサウンドが流れたら最高だろうな..というアイディアを関係者で共有し、具体的な展示準備へ進めていきました。
設置場所は1F入って、フロントを左手に、バーカウンターがある場所を右に。フロントからもAISOの音が聴こえると思います。
設営途中の写真で、フライヤーなどはもっと置かれる予定ですが、こういうテーブルにRaspberry Piというデバイスとスピーカーが設置されます。
このRaspberry Piに、各アーティストの音を詰めた"ソフト"としてmicroSDカードを差し込むことで、様々な音を楽しむことができます。
各アーティストごとにテーマがあり、例えばHIROSHI WATANABE aka KAITOさんは『ZERO GRAVITY TRAVEL』、宇宙旅行がテーマだそうです。浮遊感のあるサウンドが流れつつ、稀に宇宙船がクラッシュする音が流れるかも..?
OKADA TAKUROさんは『Between Water And Music』。ピアノの鍵盤をひとつずつ鳴らしてスタジオ録音した音があったり、稀に"川のせせらぎ"だけが聴こえる時間があるそうです。AISOの方もその瞬間に立ち会ったことはないらしく、出会えた方はとてもラッキーですね。笑
そのほか、duennさんは『seamless』、AISOの方曰く「暗黒空間」。笑 宮内優里さんは『YACHIMATA』、なんと全ての音の組み合わせを聴こうとすると2,000時間もかかるんだそう・・。
また、KAIKAでは普段Vegetable Recordが手がけたオリジナル館内音楽とプレイリストが流れているのですが、AISOの音が絶妙に心地よく混ざり合う・KAIKAでしか体験できないAISOサウンドになっています。
会期は一ヶ月ありますが、あなたがKAIKAに来たその時にしか、その音は鳴っていないはず!どんなサウンドに出会えるか、ぜひ訪れて体験してみてくださいね。
text by 石松豊(Twitter)
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