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鎮守神社参り
産土神社鑑定さんに、産土神社にプラスして、「鎮守神社」というものも教えてもらいました。
生まれる前とその後もずっと見守ってくれているのが「産土神社」に対し、今現在の生活を見守ってくれている(=引越しなどで変わる可能性がある)のが「鎮守神社」だそうで、こちらも、産土神社とともに、一度はご挨拶に行った方が良いですよと、鑑定士さんに教えていただきました。
ワタシの現在の鎮守神社は「氷室神社」だそうです。
なんかかっこいい、ヒムロック!
氷室神社と言えば、かき氷!
冷凍、冷蔵の守護神という日本でも有数の珍しい神社さんです。
それと春の枝垂れ桜がとっても有名。
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御祭神は
・大さぎの尊(漢字出てこなかった)=仁徳天皇
・闘鶏稲置大山主命(つげいなぎおおやまぬしのみこと)
・額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと)
とのことで、ごめん。
全く読めない、知らないまま、とりあえず出向きました。
産土神社である春日大社のすぐ近くなもんで、とってもタイパがいい!
ありがたい!
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境内は砂利敷きではなく、芝生が張ってあるのが新鮮!
神殿の前には、祭事や神楽のための木造の舞台がありました。
奈良時代に、平城京へ献上するための氷室をお祀りしたり、季節の順調な推移や、豊穣を祈るお社だったそうです。
皇子様が狩りの途中で氷室を見つけて、これはなんだ?とその地の豪族の長に尋ねたところ、「冬の間に雪や氷を入れておいて、夏に取り出して水や酒に入れて飲むものだ。」と説明します。
皇子が氷を天皇に献上したら、とても喜ばれたそうで、それから毎年、都に氷を献上する習わしになったんだそうです。
ここは、社務所のおじいさん、おばあさんがとっても可愛くって印象的でした。
ご朱印をお願いしましたら、ご高齢のおばあさまが番号札と引き換えに預かってくださり、奥のおじいさまが力強い達筆で書いてくださいます。
その掛け合いやらなんやらがとっても微笑ましかったです。
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この社務所の左隣に、参拝者用のおトイレがあって、階段を降りて地階に行けるようでした。
とっても気になって、ご朱印帳が書き上がる順番を待ってる間に、その階段を降りてみたら、屋外なのにクーラー効いてるかのごとく、めちゃ涼しい!
氷室がすぐ近くにあるからなのか?
建物全体が熱を遮断していて、天然で涼しいんです。
製氷機もなにもない時代から、冬にできた氷や雪を、夏まで溶かさずに保存できる、先人の知恵がつまった神社です。
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天皇を祀った神社というのは、また違った雰囲気があるような気がしました。
神様よりもっと実体感がある?というか。力強さを感じるというか?
とてもアットホームで、親近感の湧く神社さんでした。
「奈良にうまいもんなし」と言われておりますが、奈良県は今、空前のかき氷ブームですもんね。
5月にはかき氷の振る舞いもあるそうで、楽しみです。
産土さんである春日大社とセットで、またひんやりを感じにお参りに来たいと思いました。
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