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とある龍人と神社巡りしたハナシ②

前回の龍鎮神社に続き、次は車で10分ほどの龍穴神社に向かいます。
龍鎮神社は、秘境の渓谷の中にひっそりある感じでしたが、龍穴神社は、大きな森に囲まれた、立派な神社らしい神社です。

はるばるよく来たな
ゆっくり堪能するがよい
待っておったぞー まずは身を清めるがよい

入り口付近で、大きな杉を見上げたり、写真を撮ったりしてたんです。
その時、なぜだか急に、理由もなく、ワタシは後ろを振り返ったんです。

そしたら、見覚えのある青い車と、聞き覚えのある声。
「はっ!あれは!!!」

誰に会ったと思います??






まさかのお姑さん!!と義弟夫婦!!
車からこちらを見ています。

「あれ!yunちゃん!こんなとこでなにしてんのー!」
あちらもびっくりしております。

うちの旦那さんのいちばん下の弟と、そのお嫁ちゃん、そして甥っ子1号(7歳)2号くん(3歳)ファミリーがこの辺りに住んでいたのは知っていました。
今日は甥っ子2号くんの運動会を見に、お義母さんが来ていたとのこと。

お嫁ちゃんが「ここの神社、有名らしいんやけど、お義母さん、見に行かない?」って誘って、ちょうど車からこちらを覗き込んでたいた場面に遭遇しました。

あの時、振り返らなかったら、きっと気づかなかった。
あの時、ベンチでお団子食べて休憩してなかったら、きっと会わなかった。
あの時、道に迷わなかったら、絶対会えてなかった。
たった3秒、お互いの行動がずれていたら、きっと会うことはなかったであろう奇跡の巡り合わせでした。


お義母さんと会えて、キャーキャー大喜びのワタシ。
「yunちゃんがお参りするなら一緒に行くわ!」と実はあまり神社に興味がなかったお義母さんも急にノリノリ♪

「神社友達ですー」としのぶさんを紹介しました。
しのぶさんには、「なんだか普通の義実家との関係性より近いですね。(=仲良いですねというニュアンス)」と言われました。

まぁ、昔は色々ありまして、さんざんぶつかったこともあるんですが、一通りやりあったり、距離をとったりした時期を経て、今ではとても仲良くなりました。
その分、普通の義実家との付き合いより濃密かもしれません。

この義弟お嫁Yちゃんが、とても明るい子で、話が合うので、Yちゃんと会えたのも嬉しくなりました。
Yちゃんもしのぶさんに興味津々で、しのぶさんにお作法を伝授してもらいながら、みんなで参拝しました。

表側の拝殿
その裏側にも祠がありました

一見、「長男の嫁!男の人と二人でデートしてる?」と疑われるようなシチュエーションだったかもしれません。笑

しかし、ここでもまた、しのぶさんに龍神祝詞をリクエストしたら応えてくださったり、しのぶさんが龍雲の写真をいっぱい見せたりしてくださってるうちに、みんなどんどんしのぶさんのお話しに引き込まれて、仲良くなってしまいました。

実はYちゃん、もうすぐ甥っ子3号ちゃんが生まれる予定なんですが、「このお腹の子を守ってやる!っていう黒龍さんの強いエネルギーを感じる」ってしのぶさんに言われて、とても喜んでいました。
「この家族みんなを守ってやるんだ」って言ってますよ。と。

実は、この5月にお義父さんを亡くしたところでした。
13年前に脳梗塞を起こし、半身不随の生活となったお義父さんをずっと支え続けたお義母さん。
長年の介護から解放されて、やっと自由に出歩けるようになったところでした。

「もしかしたら、お義父さんが龍になって守ってくれてるのかもね。」なんてお義母さんと話してほっこりしました。

「この後どこ行くの?」とYちゃん。
「この土地のどこかに閉じ込められた黒龍さんを、助けにいくミッションがあるんです。だから、龍穴に行ってみようと思ってます。」としのぶさん。

そしたら一緒に行く行くと、お義母さんも、Yちゃんも、なにより甥っ子1号くんが大騒ぎ。
「ではでは、みんなで行きましょう」ということになりました。
(義弟くんだけは、キョトンとしてました。そりゃそうだ笑。
でも否定せず着いてきてくれる優しい子です。)

急な階段を降りるので竹の杖が置いてあります
元気いっぱいの甥っ子1号くん

ここも、先ほどの龍鎮神社と同じように、川岸の向こうに龍が住むという大きな穴があり、拝殿から参拝する形式です。
こちらでも拝殿にカップ酒をお供えして、みんなで手を合わせました。

拝殿は靴を脱いであがります
龍が出入りする穴。ちょっと怖かった。
猛々しい自然の中の優しい水流

義母のような、普段あまり神社に興味がない人の参拝のきっかけになることができてとても嬉しいんです、としみじみおっしゃるしのぶさん。
この人は本当に龍人さんなんだなと思いました。

そろそろ解散か?と思いきや、すぐそこに「天岩戸神社」というところがあって、そこもすごいよとYちゃんが教えてくれたので、そこにもみんなで行くことになりました。

実はここからが、この日のハイライト。

龍穴から少し坂を下るとありました

大迫力の大きな岩。
岩と岩の間に入り、いろんな方向に体の向きを変えるたびに、感じるエネルギーが変わります。
ぐるぐると渦巻くような動きでしたが、そんなに力強い嫌な感じはなく、どちらかというと女性的な優しいエネルギー。
ここにいる間、気持ちの良い風が何度も吹き抜けました。

甥っ子1号くんのおかげで大きさがよくわかる
甥っ子1号くんはちょっと怖がってた笑
小さいながらも光を放つような厳かな祠
苔むし感がたまらん

Yちゃんが「ここに住んで3年くらいになるけど、この辺の何かが埋め立てられたことで、悪いことが続いてるって昔から住んでる人に聞いた。」と話はじめると、しのぶさんの表情が変わります。
「どの辺かわかりますか?」と。

Yちゃんも詳しくは知らないそうですが、自死する人が増えたり、統合失調症などの精神病の症状が出る人がいたり、離婚や流産など、この辺りに住む人に悲しい出来事が続いているとのこと。

その話を聞きながら、ワタシは一瞬、鳥の目になり、俯瞰して自分たちを上から見おろすビジョンを見ました。

Yちゃんの頭部から、金色の細い矢印が出て、それがワタシの頭部に届くと、こんどはその矢印がしのぶさんの頭部へ届き、この3人が三角形で結ばれます。
その金色のエネルギーがずっとくるくると循環しているビジョンです。

その一瞬で、ワタシは全て理解しました。

それは現在起こってることのようであり、ここではないタイムラインのどこかと重なってるような感覚を起こさせる不思議なビジョンでした。

しのぶさんは、この土地に住む者の訴えを通して、黒龍の嘆きを聞いている。
そして、ワタシはそれを繋ぐお役目でしのぶさんと連絡をとり、ここにお連れし、そして親類であるYちゃんから発せられる情報が、しのぶさんに与えられたミッションを発動させる。
そのために、今ここにいるのだ、全てはこの瞬間のためだったんだ、と。
そして、癒すべき土地がどこなのか、その鳥の目から、黒く燻っている土地を見ることができました。

しのぶさんは「リアル・すずめの戸締り」を本気でやってるお方なんです。
誰にも感謝されなくても、報酬をもらえなくても、アリゾナからはるばるやってきて、訴えのある場所を癒し、土地を宥め、そこに住む大勢の人たちを知らぬ間に救っている。

そういうお役目の人は、自ら何かをしようとしなくても、神様に守られ、自然に導かれるようにできていているんです。
今回ワタシはその一翼を担わせていただくことができたようなんです。

またYちゃんも勘のするどい、素晴らしい感性の持ち主なので、無意識ながらも自分の役割を一瞬で理解したのかもしれません。

「では、ここで、黒龍さんにエネルギーを送りましょう!」とワタシもヒーリングのお手伝いをすることになりました。

ヨガマットを敷いて、あぐらをかいて座り、木にもたれ、しのぶさんの誘導に従って、木の中から宇宙に飛びます。
そして、しのぶさんを守護してくださっているという木花咲耶姫様に力を委ね、すべてお任せします。

ワタシは見えたビジョンにより、その土地の方角がわかったので、そちらに向かってヒーリングを送るイメージをしました。
短時間で、全てのエネルギーがその土地に吸い込まれるように染み渡るのを感じました。
きっとうまくいったと思います。

後で調べてわかったのですが、確かにこの土地の一部を埋めたてて産廃処理場が建てられたようです。
地図でみたら、ワタシがビジョンでみたのとほぼ同じ方角にあったので、あそこに黒龍さんが閉じ込められていたのかもしれません。
黒龍さんが解放されて、この土地のエネルギーがよくなることを願って止みません。

そんなこんなで、二つ目の龍穴神社は必然の出会いにより、しのぶさんがここに呼ばれ、その意義を果たすような結果となりました。
多分、ここに導かれるために、すべてのタネが撒かれていたのではないだろうかという気すらします。

そして次はいよいよ、丹生川上神社(中社)にお礼参りに行きます!
今日も長文、最後まで読んでくれて本当にありがとう。

あなたが読んでくれるから、最後まで書くことができました。
いつも、本当にありがとう♡大好きです♡



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