見出し画像

天理のはじまり

私の奈良偏愛の理由のひとつは、ナガスネヒコ親方様が、この地を治めていた頃、一族の一員だったからでは〜?という推察。

そしてもうひとつの理由は、退屈な小学生の夏休みに楽しませてくれた天理教の「こどもおぢばがえり」と、教祖中山みきさんとの過去世のおかげかも?

というわけで、天理教教会本部まで行ってきました!

ものすごいかっこいい木造建築

中心部に近づくに連れて、ゴミひとつ落ちていない、雑草一本生えていない、このミラクルな街並みにまず息を飲みます。
そして「ようこそ おかえり」という街全体からの歓待の空気に、深い安堵のため息が漏れます。
なんとも言えない温かい懐かしさに包まれた美しい宗教都市。

そして全人類の故郷だという神殿は、365日24時間オープンで、信者さんであってもなくても、どんな人でも自由に全て参拝させていただけます。

隠しごとなしのフルオープン神殿

広大な畳敷きの気持ち良い礼拝場では、次から次へと信者さんがお参りに参られます。
残念ながら館内は撮影禁止でしたが、この東回廊、西回廊、共に子どもの頃、「回廊ひのきしん」で拭かせていただいたの思い出しました。

私が大好きだった場所に帰って来れて、懐かしすぎて涙ちょちょぎれました。

この時も、黙々と熱心に回廊を雑巾がけしていらっしゃる信者さんも数名いらっしゃいました。
自分の業と向き合う時間なのかな〜?
もう拭くとこないよ!ってくらいぴっかぴかの廊下!

中山みき様に取り憑いた神が鎮座されるという教祖殿では、太鼓の音がして、何か祝詞が上がっていました。
その前でも、4拍手してから深々と頭を垂れ、何度もお参りする信者さんたち。
その信仰心の厚さになにより心打たれます。
信者さんたちの毎日のルーティンに、このお参りが組み込まれているかのようです。

そして、中山みき様のお墓にも参ってきました。

みき様、こころ安らかにお眠りください

ここは墓地なので閑散としておりましたが、暑い中、数名の信者の皆様が草刈りやお掃除など、一生懸命汗を流しておられました。

みき様が「よう来た!よう来た!」とお喜びのエネルギーを私に送ってくださったのが伝わってきました。

さて。
中山みき様に取り憑いたのは龍神であったと、保江邦夫先生とえしまなおこさんの対談でお聞きしたので、その真偽と、どの龍神様であったのか、確かめようと色々調べてみました。

そもそもこの地の名前が「天理」となるずっと以前の話。
ある日、普通の主婦、でも信心深く、かつとても慈悲の深かった41歳の中山みき様に神がかりが起きたとのことですが、その当初、この不思議な宗教の始まりは「天龍王命(てんりゅうおうのみこと)」とという神を祀っていたとのことで、始まりはやはり「龍」であったのかと思います。
それが、やがて「転倫王命」や「転輪王命」と名前を変え、最終的に現在の「天理王命(てんりおうのみこと)」となり、それが地名とまでなったとのこと。

では、どんな龍さんが中山みき様に取り憑いたのか?

この世と人間をお創はじめくだされた“元の神様”であり、火水風ひみずかぜをはじめ、人間身の内のぬくみ、水気すいき、息一すじにいたるまで、この世の一切をご守護くださる“実の神様”です。人間を創造し育てられた親なる神様であるところから、「親神様おやがみさま」と呼んで敬うやまい親しんでいます。神名かみなは「天理王命てんりおうのみこと」と申し上げます。文字通りに解すれば「天の筋道をもって、統すべ治める神」という意味です。
親神様のご守護の全容を、十の守護の理をもって系統立てて教えられ、それぞれに神名が付けられています。これを「十全じゅうぜんの守護」と呼んでいます。
その中でも、「くにとこたちのみこと」「をもたりのみこと」のご守護の理が最も基本的なもので、それぞれの天における現れを「月」「日」、世界における働きを「水」「火」と仰せになっています。

天理教公式HPより

「この世と人間をお創り始めた元の神様」だと名乗り、そして
「くにとこたちのみこと」
と言えば!

神様オブ神様オブ神様!
まさにはじまりの創造神「国常立尊」
それすなわち艮の金神(うしとらのこんじん)!!!」
それすなわち「金龍!!!!!」

「艮の金神」と言えば、大本教の出口なおさんに取り憑いたのも確か・・・?と調べようとすると、なんと!TOLANDの最新動画に、出口王仁三郎氏のひ孫が出演なさってるではないですか!
シンクロやべーやべー!鳥肌〜!

弥勒の世を創ろうとした日本の最高神は、こうして、時代ごとに、中山みき様や出口なおさんなどに取り憑いて、人々の信仰を集めようとしたのかもしれません。

でも、時代が悪かった・・・
薬を飲まずとも病気を治癒させたり、雨を降らせたり、田畑の害虫を駆除する力もお持ちだったとかで、やはり地域のお寺やお医者様から、そのような不思議なお力を持った者は嫌われてしまいます。

また、現人神でおられる明治天皇への信仰を一身に集めたい政府からも何度も激しく糾弾、逮捕されてしまわれたようです。

中山みき様も、出口なおさんも、非力なお年寄りの女性であったにも関わらず、逮捕の際には自分の宗教を否定する公言を出すよう要求され、何度もひどい拷問を受けておられたようで、その辺りの資料は読んでいて胸が潰れそうな思いでいっぱいになります。

どれほどお辛かったことだろう。
けれど、確かに自分のうちにおられる神様のことを否定できるはずもなかったのだと思います。

「艮の金神」時代を選ぼうぜ!って言いたい!
その後も、日月神示を記された神道家の岡本天明氏や、
現在だと大日月地神示を記された「神人」さんも、「艮の金神」からのお言葉でしたよね。
(女性はやめて、男性に取り憑くことにしたのかな?)

いよいよですね。
いよいよ、隠された神とされる艮の金神である「国常立尊」様や「大国主命」様、そして「瀬織津姫」様、「饒速日命」様のおでましです。
アーンド!我らがナガスネヒコ親方も来るのか〜!逆賊返上なるか〜!

艮の金神は99%悪に染まってしまってもうだめか?って諦めかけたその最後の1%ですべてをひっくり返す、とよく言ってますよね。

どんなに凄惨なことになっても、我らは最後の1%でい続けましょう。
艮の金神を、復活させましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?