素戔嗚神社
前回の記事、「元伊勢・桧原神社」。ワタシの鈍い感度ではご神気少なめに感じましたが、隅々まで美しく掃き清められた清々しい空間でした。
ベンチがたくさんあって、山辺の道を通ってきた人の休憩所のように開かれていて、「神社」というよりは、みんなの「公園」のような雰囲気でした。
さて、そろそろ帰ろうかと思いつつ、またまたいい感じに空いていた花もりさんで野菜膳をいただきました♡
今日も美味かった。
お腹もいっぱい元気になって、二の鳥居を抜けてもう帰ろうというタイミングで、左側から、どん！っと太鼓の音が聞こえてきました。
大神神社さんでは毎回、太鼓の音を聴かせていただいてます。
なんだろうなーと左側をみたら、車のお祓いのための場所があり、祝詞がはじまったみたいです。
なんとなく、吸い寄せられるよう、左側の方を見に行ったら、こんな看板発見！
『姉君のところに行ったのなら、俺のところにも来るのが礼儀ってもんだ、わっはっは！』
もうね、豪快な笑い声が聞こえてきそうなくらい、素戔嗚さんとは繋がってる感あります。
素戔嗚様は、ワタシの大好きな「おやかた様」こと、長髄彦様と同じエネルギー。
そして視線の先には、こんな提灯ぶら下げられちゃって、お祭り大好きっこのワタシはどんどん、ワクワクが止まらず、吸い寄せられちゃいます。
大神神社からほんとにすぐでしたが、初めて看板に気づきました。
呼ばれてるわ〜。ってことでちょっと寄り道。
そしてたどり着いた先の素戔嗚神社では、街の大人たちがたくさん集まって、子ども神輿の準備をしているのではないですか。
「素戔嗚さま〜氏子の皆さんにめっちゃ愛されてますね♡」
『お前にこれを見せたかったのだ！わっはっは！』
大人たちの態度にとても余裕がある。
子供を喜ばせたいという気持ちが溢れている。
大人の気持ちに余裕があれば、子供は単純に子供らしくいられる。
これがいかに幸せな構図であるか。
長老のようなおばあさまが、神輿の飾り付けについて、おじいさんたちに指示を出す。
それをニコニコと笑いながら、こうか？こうか？と調整するおじいさんたち。
おそろいのはっぴを着て、嬉しさ爆発で走り回るこどもたちと、それをにこにこ見守るお母さんたち。
おそらくお仕事中であり、この場にはいないけれど、その全てを支えているであろう、それぞれのお父さんたち。
『おれの作りたかった国、そのものだ！わっはっは！』
楽しそうな街の皆さんのお邪魔をしないよう、隅々まで参拝させていただきました。
最近、偏愛しているユーチューバーの小梅小町さんの暗号によると、
「すさのお」というのは、「一番好きな人との間に生まれたこども」という意味なんだそう。
火の神を産んだことで、亡くなってしまった伊邪那美。
伊邪那美は「女性の性」を守るために、最愛の夫、伊弉諾と離れ離れになることになっても、黄泉の国の神となることを選択します。
そして伊邪那美をどうしても忘れることのできなかった伊弉諾。
けれど、自分にはまだ子孫をどんどん増やし、国を造り栄えさせるという使命がある。
伊邪那美亡き後も、心を残したまま、「神産み」を続けなければならなかった。
その中でも、最愛の伊邪那美の忘形見こそが「すさのお」
「一番好きな人とのこども」
母の想いを汲んで成長した素戔嗚は、「女性の性を守る」という母の意思を今でもずっと引き継いでいるんだそうです。
なんとなくですが、こんなことを言ってたような？
詳しくは、小梅小町さんのyoutubeを見てください。
神々の行いには、必ず使命があり、そして意図がある。
それを、遂行しようとするために、諍いが起きているんだという壮大なストーリーに胸が震えます。
素戔嗚様、今日はとてもいいものを見せていただいてありがとうございました。
この後、一の鳥居までの道すがらずっと、並行した１本向こうの商店街の中をずっと、大人のお神輿が並走して威勢のよいわっしょいわっしょいを聴かせてくれて、素戔嗚様にお見送りされているようでした。
『また来い！そして祭りのように人生を楽しめ！』と、エールを頂いたように感じました。
今日も３社に詣らせて頂きましたが、予定外に呼ばれて行った３つ目の素盞嗚神社が一番良かった♡
だから神社巡りはやめられないわ〜と大満足で、できたての蓬餅をいただきました♡
10月末から急に本業が忙しくなり、これ以来神社に行けておりません。
恐怖の確定申告の準備もそろそろ進めなければ・・・
画像生成AIで遊んでる場合では全くないのですが・・・
やはり神社巡りは楽しいな。
次はどこに行こうかな〜？？
今日も最後まで読んでくれて、本当にありがとう。
かむながら たまちはえませ〜♡