産土神社を巡る冒険③(完結)
前回の記事で、「自分の直観が信じられず、しばらくスピから離れて神社行くのも止めとく」宣言したばかりですが。
こういう時は、スピとは全く関係のないリアル友達と、超現実的なおしゃべりをしまくるのが一番グラウディングになるもんなんで、近所のママ友誘ってランチに行ってきたんです。
息子が1歳の時からの保育園友達で、家も徒歩5秒のめちゃくちゃ近所の15年来のママ友Mちゃん。
子どもの受験の話やら、家のローンの話やら、およそスピとは縁遠い話で盛り上がってたんです。
ふと、なにかの拍子に、そう言えばMちゃんの実家どこだっけ?って初めて聞いてみたら、京都の大原三千院だよって言うから、「鞍馬寺と貴船神社に行ってみたいんだよね」って言うと、Mちゃんの実家のすぐ近くだとか。
でもMちゃんも行ったことないから、いつかは行ってみたいと思ってた、とのことで、あれよあれよと言うまに、一緒に鞍馬に行く話が決まっちゃいまいました!
わーい!わーい!
超絶方向音痴の私としましては、最初の1回目は土地勘ある人と一緒に行きたかったんです。
トントン拍子に話が進む時は、やっぱり呼ばれてる??
その流れから、「実はさ・・・」と産土神社を巡る冒険をMちゃんに全部話してしまったのですが、これがなぜか大ウケしちゃって。
Mちゃんも「神社好き」だということが発覚して、「Mちゃんの産土神社も探そう会」まで発足しました。
今までそんな話になったことなかったけど、深く喋ってみると、みんな意外にスピってるとこあるもんですね。
私が産土鑑定士の大家さんに最初に言われた神社は、「春日大社」さんなのですが、春日大社さんには今まで全く縁がなかったから、全然ピンと来ないんだよねーって言ったら、あんな素敵な神社が産土神社なら最高やん!
確かめに行ってみたら?と言ってくれて・・・
その後、実家に寄ってママンに「春日大社さん行ったことないよね?」って聞いてみたら、なななななんと!
私、七五三で、春日大社行ってました。
2歳の頃、行ってる!
太鼓の音を怖がって泣いたんだって(かわゆー♡
「それに、若宮さんのおん祭りにも行ったやろ?
春日大社にはご縁あるよ。」とママン!
まぢなの??
ワタシが記憶喪失なだけで、大家のおっしゃる通りだったのかもしれません。
大家のお力を疑うようなこと言ってしまい、大変申し訳ございませんでした。
今朝は、朝起きて、めっちゃ空気感変わった感じしませんでした?
10月は神の月!
神様集まってるような気がして、神社に会いに行きたくなってしまいました。
というわけで、春日大社さんに、確かめに行ってきたぜ☆
ここで、中央右寄りに写ってるおばあちゃん、わかりますか?
この長い急な階段を、手すりもなく、杖だけで支えながら下りようとしているおばあちゃんがいらっしゃって、写真撮ってる場合じゃない!と慌てて、駆け上がって、手を繋いで、降りるのを支えてお手伝いしたんです。
そしたらとってもとっても喜んでくださって、何度もありがとう、ありがとうとおっしゃってました。
ワタシ、すごく良いタイミングでここに居れて、本当に良かったなって、なんだか強く思ったんです。
おばあちゃんのお手伝いするために今日来たのかも?って思うくらい。
本殿前は、外国人がいっぱいで、少し人が減るまで周りを見たりしてました。
なんせ15箇所もお社があるので、あちこち見るとこありました。
ふっと、急に本殿前が静かになって、チャンス!とばかりにお参りに。
住所と名前を名乗り、お礼を言ってから、ワタシの産土神様ですか?と聞いてみたんです。
そしたら、ほんとに、お返事みたいなタイミングで、ドン!っと太鼓の音。
そして、たくさんの宮司さんや禰宜さんたちによる祝詞が始まりました。
そのあまりのドンピシャぶりに、ちょっと鳥肌。
後で調べてみると、毎月1日の旬祭(しゅんさい)の儀が始まったみたいでした。
そのぴったり10時に合わせたかのように、すべてのタイミングが合って、神様からお返事いただけた気がしました。
祝詞では、天磐舟がどうのこうの、瀬織津姫がどうのこうの、そして神様のお名前いっぱい読み上げて、最後に「はらいたまえ〜清めたまえ〜」って言ってました。
本殿周りには外国人だらけで、真剣にお参りしている日本人はほぼ皆無。
体感日本人率15%(内修学旅行生7%)くらいかな?
なんとなく集中しにくくて、中心部から離れて、一番奥の紀伊神社まで行ってみました。
いちばん奥まで行くと、ほとんど誰もおらず、紀伊神社前が清々しく気持ち良いので、そこでちょっとだけ瞑想させてもらってたんです。
そしたら、ザッザッザッザッと、砂利を踏む、軽快な足音がどんどん近づいてくる気がして目を開けたら、五人の神官軍団のみなさまがこちらに向かって近づいてくるではありませんか!
あ、ここに居ちゃきっと邪魔だわ、と大慌てで退いたら、やはり、そこで二礼二拍手一礼の儀式が始まり、そして、その五人の神官さんたちは、15箇所すべて、順番に廻って行かれるようでしたので、後をついて、一緒に礼拝させてもらうという、とってもレアな体験までさせていただきました。
15箇所のうち、5箇所は龍神を祀っている神社とのことで、きっとほのさんも喜んでくれたことと思います♡
いちばん、ご神気を感じたのは、若宮さまのお社。
若宮さま〜2歳の時、こちらにお邪魔したのですが、覚えていらっしゃいますか?って聞いてみたら、なんか「一緒にあそぼう〜」というような、軽〜いわくわく波動が返ってきた気がしました。
あと、若宮様を見守っているこの木、がすっごく懐かしがってくれて、おかえり、覚えておるぞ〜って言ってくださったような??
ワタシの産土神社さんであったかどうかまでは、はっきりわからなかったけれど、あまりにタイミング良く太鼓も祝詞もなんども聴かせていただいて、珍しい儀にもお立ちあいさせていただいて、とっても素敵な神社であったことを思い出し、ここがワタシの産土神社さんであれば、とっても嬉しいな〜と、感じました♡
あの階段のおばあちゃんの優しい笑顔は、どなたか神さまの化身であったかも??
ちなみにtop画像は、春日若宮おん祭りの様子を描いた大変貴重な金屏風が特別に展示されていたものです。
鞍馬、貴船への計画を練り練りいたしますぞー!
今日も最後まで読んでくれて、どうもありがとう。
大好きです♡
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