AnkerMake Studioの設定解説(プリント設定編)
レイヤーと外周
【積層ピッチ】
積層ピッチ
-
最初のレイヤーの高さ
-
【外壁設定】
境界線(最小)
このオプションは、各レイヤーに対して生成する境界線数を設定します。 拡張境界線オプションが有効になっている場合、 AnkerMake Studioは、この境界線数ではカバーできない傾斜面を検出すると、 自動的にこの数よりも多くの境界線が生成されます。
スパイラル花瓶
この機能は、目に見える継ぎ目を取り除くために、 単層オブジェクトを印刷しながらZを徐々に上げていきます。このオプションには、単一の境界線、インフィル、上部のソリッドレイヤー、およびサポート材料が必要なくなります。スカート/ブリムのループだけでなく、下部のソリッドレイヤーはいくつでも設定できます。 複数のオブジェクトをプリントする場合は機能しません。
【水平構造設定】
ソリッドレイヤー(トップ)
上部に生成するソリッドレイヤー(塗りつぶし)数。デフォルト値 :3
ソリッドレイヤー(最下層)
底部のソリッドレイヤー (塗りつぶし) 数。
デフォルト値:3
最小セル厚さ(トップ)
必要に応じて、トップシェルの最小厚さを達成するために、 トップソリッドレイヤーの数が、指定されたtop_solid_layersの数を超えて増加します。これにより、可変レイヤーの高さでプリントする場合の、いわゆる「ピロー」効果が回避されます。デフォルト値:0
最小セル厚さ(最下層)
ボトムシェルの最小厚さを確保するために、必要に応じてボトムソリッドレイヤーの数をbottom_solid_layersよりも増やします。デフォルト値:0
【高品質(スライスが遅くなります)】
必要に応じて外周を追加
傾斜したモデルに隙間ができるのを避けるために、必要に応じて境界線を追加します。AnkerMake Studioは、 すぐ上のループの70%以上がカバーされるまで、境界線を追加します。
オーバーハングに対する追加ペリメータ(実験的)
ブリッジがアンカーできないオーバーハング領域を検出し、余分な周囲のパスで埋める。これらのパスは可能な場合、近くの非オーバーハング領域にアンカーされる。
カールしたオーバーハングの交差を避ける(実験的)
ブリッジがアンカーできないオーバーハング領域を検出し、余分な周囲のパスで埋める。これらのパスは可能な場合、近くの非オーバーハング領域にアンカーされる。
外周をまたがないようにする
外周をまたがないようにするための最大迂回長。 迂回路がこの値よりも長い場合は、この移動経路に外周との交差は適用されません。 迂回の長さは、 絶対値、 または直接移動経路のパーセンテージ (たとえば、50%) として指定できます。
外周をまたがないようにする 最大迂回長
外周をまたがないようにするための最大迂回長。 迂回路がこの値よりも長い場合は、この移動経路に外周との交差は適用されません。 迂回の長さは、 絶対値、 または直接移動経路のパーセンテージ (たとえば、50%) として指定できます。
薄壁を検知
単一の線の太さ(2本の線が入れられず、 1本の線で射出する必要がある部分)の壁を検出します。
太いブリッジ
有効にすると、ブリッジの信頼性が高まり、より長い距離をブリッジすることができますが、見た目が悪くなる場合があります。 無効の場合、 ブリッジの信頼性は向上しますが、ブリッジされる距離が短い場合にのみ信頼性が向上します。
ブリッジ境界線の検出
オーバーハング時の流量を調整する試用的なオプション (ブリッジ流量が使用されます)、ブリッジ速度を適用してファンを有効にします。
【詳細設定】
シーム位置
境界線プリントの開始点。
スタガード(交互に配置された)内部の縫い目
このオプションは内部の縫い目をその深さに基づいて後ろにシフトさせ、ジグザグパターンを形成する。
最外周を先にプリント
デフォルトの順ではなく、 外周から始めて内周へとプリントします。
ギャップを埋める
境界線と境界線の間、 および最内境界線とインフィルの間の隙間を埋めることが可能です。
境界線の生成
クラシックの境界線生成は、一定の押し出し幅の境界線を生成し、 非常に薄い領域にはギャップフィルが使用されます。 アラクネ・エンジンは、 押し出し幅が変化する境界線を生成します。この設定は、 Concentric infllにも影響します。
【ファジースキン(実験的)】
ファジースキン
ファジースキンタイプ
ファジースキン厚さ
境界線の壁に垂直に測定された、 各スキンポイントをオフセットできる最大距離(双方向)。
ファジースキンポイント距離
ファジースキンポイントを挿入することにより、 境界線が複数のセグメントに分割されます。ファジースキンポイントの距離を短くすると、 境界線の壁にランダムにオフセットされたポイントの数が増えます。
インフィル
【インフィル】
充填密度
0%-100%の範囲で表される内部インフィルの密度。
インフィルパターン
一般的な低密度インフィルのパターン。
インフィルアンカー長
追加の境界線の短いセグメントを使用して、 インフィルラインを内側の境界線に接続します。パーセンテージ (例: 15%) で表される場合、 インフィルの押出し幅に対して計算されます。 AnkerMake Studioは、2つの近いインフィルラインを短い境界線セグメントに接続しようとします。 infill_anchor_maxより短いそのような境界線セグメントが見つからない場合、 インフィルラインは片側だけで境界線セグメントに接続され、 取得される境界線セグメントの長さはこのパラメーターに制限されますが、 anchor_length_maxより長くはなりません。このパラメータをゼロに設定すると、単一のインフィルラインに接続されたアンカー境界線が無効になります。
最長インフィルアンカー
追加の境界線の短いセグメントを使用して、 インフィルラインを内側の境界線パターンに接続します。 パーセンテージ (例: 15%) で表される場合、 インフィルの押出し幅に対して計算されます。 AnkerMake Studioは、2つの近いインフィルラインを短い境界線セグメントに接続しようとします。このパラメータより短い境界線セグメントが見つからない場|合、インフィルラインは片側だけで境界線セグメントに接続され、 取得される境界線セグメントの長さはinfill_anchorに制限されますが、このパラメータより長くはなりません。 アンカーを無効にするには、このパラメーターをゼロに設定します。
トップ塗りつぶしパターン
トップレイヤーのインフィル (塗りつぶし) パターン。 これは最上層レイヤーにのみに適用され、それ以外のソリッドシェル (塗りつぶし)には影響しません。
ボトム塗りつぶしパターン
底部のインフィル (中塗り)パターン。 これは、最下部のレイヤーのみで、 それより上のレイヤーのインフィルパターンには影響しません。
【アイロンがけ】
アイロン有効
表面を滑らかにするために、プリントヘッドを使ったトップ表面のアイロンがけを有効にする
アイロンタイプ
アイロンタイプ
フローレート
オブジェクトの通常のレイヤーの高さに対するフローレートのパーセント。
アイロンパスの間隔
アイロンライン間の距離
【造形時間短縮】
インフィルをこれ毎に結合する(レイヤー)
この機能により、細い境界線と厚いインフィル層を射出することで、 精度を維持しながら、インフィルと組合わせてプリントを高速化できます。
【詳細設定】
ソリッドインフィルを各(レイヤー)
この機能により、強制的に指定されたレイヤーごとにソリッドレイヤー (塗りつぶし)を生成します。 無効にする場合はゼロ。 任意の値 (たとえば、 9999) が設定できます。AnkerMake Studioは、ノズル径とレイヤー高さに応じて、組合わせ可能なレイヤーの最大数を自動的に計算します。
塗りつぶし角
インフィル(塗りつぶし)方向のデフォルトの角度。 レイヤー毎に90°切替るクロスハッチングされます。 ブリッジはAnkerMake Studioが最適な方向を自動設定するため、この設定はブリッジ部分には影響しません。
ソリッドインフィル領域のしきい値
指定されたしきい値よりも小さい領域を、 ソリッドインフィル (塗りつぶし)にします。
ブリッジ形成角
ブリッジ作成時の角度設定を上書きします。 値を0に設定すると角度が自動的に計算されます。角度を入力すると、入力した角度がすべてのブリッジに適用されます。 強制的に角度を0に指定したい場合は、 180°を入力してください。
境界線をまたぐときだけ吸い込み
移動経路が上層の境界線をまたがない場合、 吸い込みを無効にします (したがって、垂れ出てもおそらく見えません)
境界線より先にインフィルを形成
このオプションは、境界線とインフィル(中塗り)のプリント順序を切替え、インフィルからプリントします。
スカートとブリム
【スカート】
ループ数(最小)
スカート(パーツを囲むアウトライン)の周回数。 [最小の射出長さ]オプションが設定されている場合、 ループ数はここで設定された値よりも大きくなる場合があります。 スカートを完全に無効にするには、これをゼロに設定します。
ブリム/オブジェクトからの距離
スカートとブリム(ドラフトシールドを使用しない場合) またはオブジェクトの間の距離。
スカート高さ(レイヤー)
スカートの高さをレイヤーで表現。
保護シールド
ドラフトシールドがアクティブな場合、 スカートはオブジェクトからのskirt_distanceとして出力され、ブリムと交差する可能性があります。有効=スカートは最も高いプリントオブジェクトと同じ高さになります。制限付き=スカートは、skirt_heightで指定された高さになります。これは、ABSまたはASAのプリントで、風による反りやプリントベッドからの剥がれから保護するのに役立ちます。
フィラメント射出の最小値
1番目のレイヤーで指定された量のフィラメントを射出するためにスカート(パーツを囲むアウトライン) 周回数を設定を超えて生成します。 マルチエクストルーダーの場合、この最小値|は各エクストルーダーに適用されます。
【ブリム】
ブリムタイプ
最初のレイヤーの各オブジェクトの周囲にブリムがプリントされる場所。
ブリム幅
最初のレイヤーの各オブジェクトの周囲にプリントされるブリムの水平方向の幅。 ラフトを使用する場合、プリムは生成されません(raft_first_layer_expansionを使用)。
ブリム分離ギャップ
プリントオブジェクトからのブリムのオフセット。 オフセットは、 エレファントフット補正後に適用されます。
サポート材
【サポート材】
サポート材の生成
サポート材生成の有効化。
自動生成サポート
オンにすると、オーバーハングのしきい値に基づいてサポートが自動的に生成されます。チェックしない場合、 サポートは「強制サポート」 ボリューム内でのみ生成されます。
オーバーハングのしきい値
傾斜角(90°=垂直) がこのしきい値以上のオーバーハングに対しては、サポート材は生成されません。 言いかえるとこの値は、サポート材なしでプリントできる最もキツいオーバーハングのことです。 自動検出の場合はゼロに設定します(ゼロを推奨)。
最初のサポートを強制(レイヤー)
通常のサポート材が有効/無効、 およびオーバハング角度に関係なく、下から数えて指定された数のレイヤーまでのサポートを強制的に生成します。 これは、ビルドプレート(ベッド)上のプリント領域 (フットプリント)が非常に薄い/不十分なオブジェクトの密着力を高|めるのに役立ちます。
ファーストレイヤーの密度
1層目のラフトもしくはサポート層の密度
第一層の拡張
プリントベッドへの接着性を向上させるための最初のラフトまたはサポート層の拡張。
【ラフト】
ラフトレイヤー(レイヤー)
オブジェクトは、このレイヤー数だけ持ち上げられ、その下にサポート材が生成されます。
ラフトコンタクトのZ距離
オブジェクトとラフトの間の垂直距離。 可溶性インターフェースでは無視されます。
ラフトの拡張
安定性を高めるためのXY平面でのラフトの拡張。
【サポート材とラフトのオプション】
スタイル
サポートタワーのスタイルとシェイプ。 サポートを通常のグリッドに投影すると、より安定したサポートが作成され、 スナッグサポートタワーは材料を節約し、 オブジェクトの傷を軽減します。
トップコンタクトZ距離
オブジェクトとサポートマテリアルインターフェース間の垂直距離。 これを0に設定すると、AnkerMake Studioは最初のオブジェクトレイヤーのブリッジフローと速度を使用しなくなります。
ボトムコンタクトZ距離
オブジェクトの上面とサポート材界面との垂直距離。 ゼロに設定すると、support_material_contact_distanceが上部と下部の両方の接触Z距離に使用されます。
パターン
サポートの生成用のパターン。
サポートの周りに覆いをつける
サポートの周りに覆い(1つの境界線)を追加します。これにより、 サポートの造形信頼性が高まりますが、除去するのが難しくなります。
パターンの間隔
サポートパターンの線間距離。
パターン角
この設定を使用して、 水平面上でサポート材料パターンを回転します。
閉半径
スナッグ(ジャストサイズ) サポートの場合、サポート領域は形態学的なクローズ操作を使用してマージされます。 クロージング半径よりも小さいギャップは埋められます。
トップインターフェースレイヤー
オブジェクトとサポート材の間に挿入するインターフェイスレイヤーの数。
ボトムインターフェースレイヤー
オブジェクトとサポート材の間に挿入するインターフェイスレイヤーの数。support_material_interface_layersを使用するには、-1に設定します
インターフェースのパターン
オブジェクトとサポート材の間に挿入するインターフェイスレイヤーの数。
コンタクトレイヤーのピッチ
サポートインターフェイスを生成するために使用されるパターン。 不溶性サポートインターフェースのデフォルトパターンは直線ですが、 可溶性サポートインターフェースのデフォルトパターンは同心円です。
インターフェースのループ
ループでサポート上部の接触層を覆います。 デフォルトでは無効になっています。
サポートをビルドプレート(ベッド)のみに限定する
ビルドプレート(ベッド) 上からのみサポートを作成します。プリントしたモデル上からはサポートを生成しません。
XY平面でのサポートとモデルの隙間
レイヤー内のオブジェクトとサポート間の隙間。 パーセンテージ (たとえば、50%)で表された場合、 最外境界線の射出幅から計算されます。
ブリッジ部のサポート禁止
ブリッジエリアでサポート材の生成をしない試用的オプション。
オブジェクトレイヤーと同期する
サポート層をオブジェクトのプリント層と同期させる。これは、押出器の切り替えが高コストなマルチマテリアルプリンターに有用。このオプションは、トップ接触Z距離をゼロに設定した場合のみ利用可能。
【オーガニックサポート】
最大枝アングル
モデルを避ける必要がある場合の枝の最大角度。より垂直で安定した枝にするためには、より低い角度を使用する。より遠くに届くためには、より高い角度を使用する。
優先の枝アングル
モデルを避ける必要がない場合の枝の好ましい角度。より垂直で安定した枝にするためには、より低い角度を使用する。枝がより早く融合するためには、より高い角度を使用する。
枝経
オーガニックサポートの最も細い枝の直径。太い枝はより頑丈。基部に向かう枝はこれより太くなる。
枝経アングル
枝の直径が底部に向かって徐々に太くなる角度。0度の角度は枝の長さにわたって均一な厚さをもたらす。角度が少し付いていると、オーガニックサポートの安定性が高まる。
先端経
オーガニックサポートの枝の先端の直径。
枝間の距離
枝がモデルに触れる際に必要な距離。この距離を小さくすると、ツリーサポートがモデルにより多くの点で触れ、オーバーハングが改善されるが、サポートの除去が困難になる。
枝の密度
枝の先端を生成するために使用されるサポート構造の密度を調整する。高い値はオーバーハングを改善するが、サポートの除去が困難になるため、密なインターフェースが必要な場合は高い枝の密度値の代わりにトップサポートインターフェースを有効にすることが推奨される。
速度
造形速度設定
境界線
境界線(輪郭、 別名: 垂直シェル)の速度。 自動の場合はゼロに設定します。
短い境界線
この個別の設定は、 半径 <= 6.5mm (通常は穴) の境界線プリントの速度に影響します。パーセンテージ (例: 80%) で入力された場合、 上記の境界線速度設定で計算されます。 自動の場合はゼロに設定します。
最外周
この個別の設定は、 最外周のプリント速度に影響します (モデルの露出部分)。パーセンテージで入力された場合 (例:80%)、 上記で設定された外周プリント速度から計算されます。0を入力すると自動計算になります。
インフィル
内部塗りつぶしのプリント速度。 自動の場合はゼロにします。
ソリッドインフィル
ソリッド(塗りつぶし) 領域 (上部/下部/内部水平シェル) のプリント速度。 これは、上記のデフォルトインフィル速度に対する割合 (例:80%) で表すことができます。自動の場合はゼロに設定します。
トップソリッドインフィル
上部のソリッドレイヤー(塗りつぶし)のプリント速度 (最上部のレイヤーにのみ適用されるもので、内部のソリッドレイヤーには適用されません) この速度を遅くすることで、より良い表面に仕上げることができます。 これは、内部のソリッドレイヤー速度に対する割合(例:80%)で入力することができます。 自動の場合はゼロに設定します。
サポート材
サポート材造形速度。
サポートとオブジェクトの接触レイヤー
サポートとモデルのインターフェイスレイヤーのプリントスピード。 パーセンテージ (たとえば、50%)を入力すると、サポートのプリントスピードから計算されます。
ブリッジ
ブリッジ形成速度。
ギャップフィル
細かくジグザグ移動して小さなギャップを埋めるときの速度。 揺れや共振の問題を避けるために、これを適度に低くしてください。 ギャップ充填を無効にするには、 ゼロを設定します。
アイロンがけ
アイロンがけ
【ダイナミックオーバーハングスピード】
ダイナミックオーバーハングスピードを有効にする
オーバーハングにおける動的な速度制御を有効にする設定。
0%オーバーラップ時の速度(ブリッジ)
25%オーバーラップ時の速度
50%オーバーラップ時の速度
75%オーバーラップ時の速度
オーバーハングサイズは、押出された素材が前の層との重なりの割合として表現される:100%は完全な重なり(オーバーハングなし)、0%は完全なオーバーハング(フローティング押出、ブリッジ)。これらの間のオーバーハングサイズのための速度は線形補間を通じて計算される。パーセンテージとして設定された場合、速度は外側の周囲速度に対して計算される。
【移動速度】
移動
移動速度(射出ポイント間のジャンピング)。
Z移動
Z軸方向の移動速度。ゼロに設定すると、 値は無視され、 代わりに通常の移動速度が使用されます。
【個別条件設定】
最初のレイヤーの速度
値がmm/s単位の絶対値として入力された場合、 この速度はタイプに関係なく、 最初のレイヤーのすべてのプリント移動に適用されます。 パーセンテージ (例: 40%) で入力された場合、デフォルトの速度をスケーリングします。
ラフトインターフェース上のオブジェクトの最初のレイヤーの速度
絶対値をmm/sで記入すると、この速度は、タイプに関係なく、 ラフトインターフェースの上の最初のオブジェクトレイヤーのすべてのプリントムーブに適用されます。 パーセンテージ(例: 40%) で表すと、 デフォルトの速度がスケーリングされます。
【加速度コントロール(上級者向け)】
最外周
This is the acceleration your printer will use for external perimeters. Set zero to use the value for perimeters.
境界線
これは、プリンタが境界線に使用する加速度です。 境界線の加速制御を無効にするには、ゼロを設定します。
トップソリッドインフィル
これはトップソリッドインフィルで使用する加速度です。0を設定すると、ソリッドインフィルの値が適用されます。
ソリッドインフィル
これはソリッドインフィルで使用する加速度です。0を設定すると、インフィルの値が適用されます。
インフィル
これはインフィル生成時のプリンタの加速度です。 インフィルの加速制御をオフにするには、ゼロに設定します。
ブリッジ
ブリッジを作成するときのプリンターアクセラレーションを設定します。 ブリッジの加速制御を無効にするには、ゼロを入力します。
1番目のレイヤー
これは、プリンターが最初のレイヤーに使用する加速度です。 最初のレイヤー用の加速制御を無効にするには、 ゼロを設定します。
ラフトインターフェース上の最初のオブジェクトレイヤー
絶対値をmm/sで記入すると、この速度は、タイプに関係なく、 ラフトインターフェースの上の最初のオブジェクトレイヤーのすべてのプリントムーブに適用されます。 パーセンテージ(例: 40%) で表すと、 デフォルトの速度がスケーリングされます。
移動
これは移動時に使用する加速度です。0を設定すると、移動時の加速度制御が無効になります。
デフォルト
これは、個別の加速度設定値 (外周/インフィル) の後にプリンターに再設定される加速度です。ゼロを設定すると、 加速が再設定されなくなります。
【オートスピード(上級者向け)】
最大プリント速度
他の速度設定を0にすると、 AnkerMake Studioはエクストルーダー押圧を一定に保つために最適な速度を自動計算します。 この試用的な設定は、 許容できる最高のプリント速度を設定するために用意されています。
最大体積押し出し速度
この試用的な設定で、 エクストルーダーがサポートする最大の体積押出し速度を設定できます。
【圧力均一化(試行的)】
最大体積押し出し上り勾配
この試行設定は、低速から高速への移行時に、 押出速度の変化を制限するために使用される。 1.8mm²/s2の値は、 1.8mm²/s (押出幅 0.45mm、 押出高さ0.2mm、送り速度 20mm/s) の押出速度から5.4mm²/s(送り速度 60mm/s) に変更するのに、少なくとも2秒かかることを意味します。
最大体積押し出し下り勾配
この試行設定は、高速から低速に移行する際の押出速度の変化を制限するために使用される。 1.8mm²/s2の値は、5.4mm/s(0.45mm押出幅、 0.2mm押出高さ、送り速度60mm/s)の押出速度から1.8mm/s(送り速度20mm/s)への変化が少なくとも2秒かかることを意味します。
複数のエクストルーダー
【エクストルーダー】
境界線エクストルーダー
境界線とブリム(緑)をプリントするときに使用するエクストルーダー。 1番目のエクストルーダーは1です。
インフィルエクストルーダー
インフィルに使用するエクストルーダー。
ソリッドインフィルエクストルーダー
ソリッドインフィルで使用するエクストルーダー。
サポート材/ラフト/スカート用エクストルーダー
サポート材料、ラフト (土台)、 およびスカート(パーツを囲むアウトライン)をプリントするときに使用するエクストルーダー (1+、0は現在のエクストルーダーを使用してツールの変更を最小限に抑えます)。
コンタクトサポート/ラフトインターフェース用のエクストルーダー
サポートとのインターフェースをプリントするときに使用するエクストルーダー (1+0は現在のエクストルーダーを使用してツールの変更を最小限に抑える)。これはラフトにも影響します。
【垂れ出し抑制】
有効
このオプションを有効にすると、非アクティブなエクストルーダーの温度が下がり、にじみを防ぎます。
温度変化
エクストルーダーが非アクティブ時に温度差を付ける値です。フィラメント設定のidle_temperatureが定義されている場合は使用されません。
【ワイプタワー】
有効
マルチマテリアルプリンターでは、 ツール変更時にエクストルーダーの試し出しまたはパージが必要になる場合があります。 余分な材料をワイプタワーに射出します。
X位置
ワイプタワー前面左端のX座標
Yポジション
ワイプタワー前面左端のY座標
幅
ワイプタワーの幅
ワイプタワーの回転角
x軸に対するワイプタワーの回転角度。
ワイプタワーのブリム幅
ワイプタワーのブリム幅
ブリッジ最大距離
中抜きインフィルレイヤーの間隔の最大値。
安定化コーンの頂点角度
ワイプタワーを安定させるために使用する円錐の頂点の角度です。角度が大きいほど底辺が広くなります。
ワイプタワーのパージライン間隔
ワイプタワー上のパージラインの間隔です。
スパースレイヤーなし(試験的)
有効にすると、ツール変更がない場合にワイプタワーをプリントしなくなります。 ワイプタワーの高さが同期しなくなりますので、 ツールチェンジのあるレイヤーでは、エクストルーダーがプリント面より下方に移動してワイプタワーをプリントするケースもあります。 この場合、プリントした部分との衝突がないことをご自身で確認しておく必要があります。
全てのエクストルーダーでプライムを実施
有効にすると、すべてのプリントエクストルーダーは、 プリント開始時にプリントベッドの前端で準備されます。
【詳細設定】
中間壁
隣接するマテリアル/ボリューム間に強制的にソリッド(塗りつぶし) シェルを生成します。半透明材料または可溶性サポート材を使用したマルチエクストルーダーのプリントに役立ちます。
セグメント化された領域の最大幅 (mm (0で無効化))
セグメント化された領域の最大幅。 ゼロはこの機能を無効にします。
詳細設定
【射出幅】
デフォルト射出幅
正の値を設定すると、 射出幅のマニュアル設定が有効になります。 値がゼロに設定されている場合、 AnkerMake Studioはノズル径から射出幅を計算します (境界線射出幅、インフィル射出幅などのヘルプを参照)。値がパーセンテージで入力された場合(例:230%)、レイヤーの高さから計算されます。
境界線
境界線の射出幅をマニュアル設定するには、正の値を入力します。より正確な表面を得るために、より細い射出幅を設定できます。 ゼロが入力されている場合、 設定されている場合は標準の射出幅が使用され、 設定されていない場合はノズル径の1.125倍が適用されます。 パーセンテージ (200%など) で入力された場合は、レイヤーの高さから計算されます。
最外周
ゼロ以外の値を入力すると、 最外周の射出幅をマニュアル設定できます。 ゼロの場合、設定されていればデフォルトの射出幅が使用され、 設定されていない場合はノズル径の1.125倍になります。 パーセンテージ (200%など) で入力された場合、 レイヤーの高さに対して計算されます。
インフィル
正の値を設定して、 インフィル (中塗り)の射出幅をマニュアル調整します。 値がゼロの場合、 設定されている場合は標準の射出幅が使用され、 設定されていない場合はノズル径の1.125倍になります。 より太い射出幅を使用して、 塗りつぶしを高速化し、プリント強度を強化することができます。 パーセンテージ (たとえば、 90%) で表される場合、レイヤーの高さから計算されます。
ソリッドインフィル
正の値を入力して、 射出幅をマニュアル設定し、 ソリッドサーフェスを塗りつぶします。 ゼロのにすると、設定されていればデフォルトの射出幅が使用され、 設定されていなければノズル径の1.125倍が適用されます。 パーセンテージ (たとえば、 90%) で入力すると、レイヤーの高さから計算されます。
トップソリッドインフィル
ゼロ以外の値を入力すると、上面インフィル (塗りつぶし)の射出幅をマニュアル設定できます。細い射出幅に設定して、 隙間なく、より滑らかに仕上げることができます。ゼロのままにすると、 設定されていればデフォルトの射出幅となり、 設定されていなければノズル径が使用されます。 パーセンテージ (90%など) で入力された場合、 レイヤーの高さに対して計算されます。
サポート材
これをゼロ以外の値にすると、サポート材の射出幅を設定できます。 ゼロのままですと、デフォルトの射出幅が設定されていればその値が設定され、 設定されていない場合はノズル径が設定されます。 パーセンテージ (90%など) で設定された場合は、 レイヤーの高さから自動計算されます。
【オーバーラップ】
境界線とインフィルの重なり幅
この設定は、インフィル (中塗り)と境界線の間に追加でオーバーラップ(重なり)させて、接続性を改善します。 理論的にこれは必要ありませんが、 機械的な遊びの影響によりギャップが生じる可能性がある場合に有効です。 パーセンテージ (例: 15%) で表される場合、 境界線の射出幅から計算されます。
【移動】
ブリッジ部吐出率
この値は、ブリッジが形成されるときに押出すプラスチックの量に影響します。 この値をわずかに下げることで、 押し出したものを引き戻しブリッジのたるみを減らすことができますが、通常はプリセット値が適切であり、この値よりも冷却 (ファンを使用) を試す方をお勧めします。
【スライス中】
スライスギャップを閉じる半径
ポリゴンメッシュのスライス中に、 ギャップを閉じる半径の2倍より小さいクラックが埋められます。 ギャップを閉じることで、最終的なプリント解像度が低下する可能性があるため、この値は適度に小さくすることをお勧めします。
スライスモード
3DLabPrintのairplaneモデルには 「偶数 奇数」 を使用します。 「穴を閉じる」 を使用して、モデルのすべての穴を閉じます。
スライス解像度
スライス処理を高速化しメモリ使用量を低減する目的で、 入力ファイルを簡素化するために使用される最小の解像度。 高解像度のモデルで多くの場合は、プリンターの能力以上の情報があります。 単純化しないでファイルの完全な解像度で処理するには、 ゼロに設定します。
G-コードの解像度
エクスポートされたGコードパスのフル解像度の対応物からの最大偏差。 非常に高解像度のGコードは、スライスしてプレビューするために大量のメモリーを必要とします。 また、3Dプリンターは、 高解像度のGコードをタイムリーに処理できない場合があります。一方、 低解像度のGコードは低ポリ効果を生成し、 Gコードの削減は各レイヤーで個別に実行されるため、目に見えるアーティファクトが生成される可能性があります。
XYサイズ補正
オブジェクトは、設定された値 (負=内側、 正=外側)だけXY平面で拡大/縮小されます。 これは、穴のサイズを微調整する場合に便利です。
最初の層の広がり補正
最初のレイヤーは、設定された値によってXY平面で縮小され、 1番目のレイヤーのダボつき、つまりエレファントフット効果を補正します。
【アラクネ境界線生成】
境界線移行しきい値角
偶数と奇数の境界線の間に移行部分を作成するタイミングです。 この設定より大きい角度のくさび形は移行が発生せず、残りのスペースを埋めるために中央に境界線がプリントされません。 この設定を小さくすると、 中央の境界線の数と長さが減りますが、隙間ができたりはみ出したりすることがあります。
境界線移行フィルタマージン
1つ余計な境界線数と1つ少ない境界線数との間を行ったり来たりすることを防ぎます。このマージンは、後続する押し出し幅の範囲を [最小境界線幅-マージン、 2* 最小境界線幅+ マージン] に広げます。 このマージンを大きくすることで、遷移の回数が減り、押し出しの開始/停止回数や移動時間が短縮されます。 ただし、 押し出し幅のばらつきが大きいと、押し出し不足、 押し出し過多の問題が発生することがあります。 パーセントで表すと(例えば25%)、ノズル径を基準に計算されます。
境界線移行長さ
パーツが薄くなるにつれて、 異なる数の境界線の間を移行する場合、 境界線のセグメントを分割または結合するために一定のスペースが割り当てられます。 パーセントで表すと(例えば100%)、ノズルの直径に基づいて計算されます。
境界線分布カウント
中心から数えて、変動を広げる必要のある境界線の数。 値が小さいほど、 境界線部の幅が変化しないことを意味する。
最小境界線幅
モデルの薄いフィーチャー (最小フィーチャーサイズに従って) を置き換える境界線の幅。最小境界線幅がフィーチャーの厚みより薄い場合、 境界線はフィーチャー自体の厚みと同じになります。 パーセントで表すと (例えば85%)、ノズルの直径に基づいて計算されます。
最小フィーチャーサイズ
薄いフィーチャーの最小厚み。 この値より薄いモデルフィーチャーはプリントされず、 最小フィーチャーサイズより厚いフィーチャーは最小外周幅に広げられます。 パーセントで表現される場合(例えば25%)、ノズル径を基に計算されます。
出力オプション
【順次プリンティング】
個々のオブジェクトを完成させる
複数のオブジェクトまたは複数のコピーをプリントする場合、 この機能は各オブジェクトを完了してから次のオブジェクトに移動します (最下層から開始します)。この機能は、プリント全体がダメになるリスクを回避するのに役立ちます。 AnkerMake Studioは警告を発するとともに、エクストルーダーの衝突を防ごうとしますが、注意が必要です。
エクストルーダーのクリアランス(半径)
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エクストルーダーのクリアランス(高さ)
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【出力ファイル】
コメント付きGコード
これを有効にすると、 コメント化されたGコードファイルが生成され、 各行に説明テキストが追加されます。ただし、SDカードからプリントする場合、 ファイルサイズ増大が原因で処理が間に合わずプリント速度が低下する可能性があります。
オブジェクトにラベルを付ける
このオプションを有効にすると、 Gコードのプリント移動コマンドに、 どのオブジェクトに属するものかがわかるようにラベルコメントが追加されます。 これはOctoprintのCancelObjectプラグインに役立ちます。 この設定は、単一エクストルーダーのマルチマテリアル構成およびオブジェクト内ワイプのノズルクリーニング機能と互換性がありません。
出力ファイルの形式名
このテンプレート内では、すべての構成オプションを変数として使用できます。 例:[layer_height]、[fill_density] など。 [timestamp] [year]、[month]、[day]、|[hour]、 [minute] [second]、 [version]、 [input_filename]、[input_filename_base] も使用できます。
AnkerMake M5/M5Cの、ver1.5.13時点のプリント設定を全てまとめてみました。誰かのお役に立てるようであれば幸いです。もし需要があれば、その他のフィラメント設定、プリンター設定に関しても記事にまとめたいと思います。