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ちょい手間温泉 鹿児島編 (2022/1時点)

こんにちはHongYou(紅油)です。今日は全く異なるトピック「ちょい手間温泉」についてです。

”ちょい手間温泉”というのは、有名温泉地ほどアクセスは良くないけれど、少し頑張って足を伸ばしてみることで、ちょっといい泉質だったり景色が味わえる、そんな温泉のことです。(勝手に命名してみました)。

今回は、私が毎回鹿児島に訪れるたびに行く、「ちょい手間温泉」をご紹介できればと思います。


なお、選考基準はあくまでも自分の好みによるものです。車で1日で複数巡ることを前提に、

◾️ 基本的には日帰り入浴が出来る施設をピックアップ
◾️ 車での移動時間を表記

しています。

ちなみに、なんで鹿児島なの?って思われるかもしれませんが、鹿児島は全国的にも有数の温泉地なのです。こんなサイトもあるくらい。

とにかく色々な温泉に出会えます。
◾️ いろいろな色
◾️ いろいろな泉質
◾️ いろいろな景色

残りの九州のエリアについても今後記事を書いていこうと思いますが、今回は鹿児島編ということで、まとめていきます。また追加で発見があったらここに追記していく予定です。

ちなみに、ネタバレになると思ったので温泉などの画像は引用していません。事前情報なしで行ってみるもよし、気になる方はリンクから各HPを見てみてください(なるべく公式ホームページを参照するようにしています)。


~北薩~

紫尾温泉 神の湯 (鹿児島県薩摩郡さつま町)
#車で約1時間半  #硫黄泉 #薄い緑色 #かすかに硫黄の匂い

鹿児島市内から車で1時間半くらい。さつま町にある紫尾温泉です。温泉はこの浴場の裏にある紫尾神社の下から湧いているとのこと。

泉質はヌルヌルとしていて、薄い緑がかった色合い。かすかに硫黄の香りが漂います。でも体に匂いがつくほどではありません。普段40℃のお湯に家で浸かっている私からするとお湯の温度は少し熱め(あつ湯とぬる湯があるけどどっちも熱い)。5分も入っていると体があったまって汗をかいてきます。

でも熱かったのに入った後は体がスッキリ爽快。仕事のストレスもここなら洗い流せそうな気がします。でも、入って少し経つとすごく眠くなってしまうのは私だけでしょうか? 周辺には宿泊宿もあるため、この泉質を求めて宿泊する人も多いようです。(私もその一人)

ちなみに、朝5時からやっているのですが朝早く行っても地元の人でいっぱい。大人気な温泉です。


鶴丸温泉 (鹿児島県姶良郡湧水町)
#車で約1時間15分  #モール泉 #濃い茶色 

吉松駅から車で10分程度、吉都線の鶴丸駅すぐ近くに鶴丸温泉はあります。

鹿児島では珍しいモール泉と言われる濃い茶色の温泉で薬湯につかっているような不思議な気分になります。銭湯のような雰囲気でどの時間帯に行っても地元の方々で賑わう憩いの場です。

北薩に行かれた際には是非おすすめしたい温泉です。




~中薩~

吹上温泉 みどり荘 (鹿児島県日置市吹上町)
#車で約45分  #硫黄泉 #薄い緑色 #かすかに硫黄の匂い

日置市にあるみどり荘は「秘湯を守る会」の会員宿でもあるため、聞いたことのある人は多いのではないでしょうか?

みどり池を囲むように存在するみどり荘には露天風呂と内湯があり。露天風呂はまるで森林浴をしているような気分になります。温泉も硫黄の匂いが少し強めではありますが、体に匂いはつきません。池の外周は散歩することもできます。

その昔、西郷隆盛も愛した吹上温泉試してみてはいかがでしょうか。


有村温泉 さくらじまホテル (鹿児島県鹿児島市古里町)
#車で約1時間  #塩化物泉 #薄い茶色 #景色最高

観光でよく訪れることのある桜島。実は温泉があるのをご存じでしょうか?有村温泉は桜島の南側、桜島港フェリーのりばから車で15分ほどのところにあります。

ここの温泉は黄土色~薄い茶色の塩化物泉。入っていると冬でも体の中から非常にあったまり、お風呂を出た後でもしばらくぽかぽかが続きます。さらにすごいのは露天風呂からの景色、桜島から指宿、垂水方面に鹿児島湾が一望でき、天気が良ければ開聞岳まで見ることができます。

せっかく桜島来たついでに、有村温泉入ってみてはいかがでしょうか?

(さらに運がよければイルカの群れも見れるかも、、?)

*2022/1現在、さくらじまホテルの日帰り入浴には事前予約が必須です。事前に電話で予約されることをおすすめします。


~南薩~

ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉 (鹿児島県指宿市)
#車で約1時間15分  #塩化物泉 #景色最高

非常に有名のため、皆様も聞いたことあるのではないでしょうか?指宿にあるたまて箱温泉はその露天風呂から南薩のシンボル開聞岳を正面に拝むことのできる人気の温泉です。

湯船もとてつもなく大きいため、混雑を気にすることなく正面に開門岳、左に海を眺めつつ、のんびりと温泉に浸かることができます。コロナの前は韓国など海外からも観光客の方が訪れていました。

なお、開門岳を拝める露天風呂(和風露天風呂)は男女入れ替え制で奇数日が女性・偶数日が男性となります。行く時には事前にチェックしてから訪れてみてください。


枕崎なぎさ温泉 (鹿児島県枕崎市岩戸町)
#車で約1時間15分  #塩化物泉 #景色最高
南薩で外せないのがこちら、枕崎にあるなぎさ温泉です。

泉質もあたたまる塩化物泉であることに加え、最大の特長はその絶景にあります。枕崎の高台にあるため、露天風呂からは枕崎市街、枕崎のシンボルである立神岩、そしてその南に広がる大海原が一望できます。さらに夕方になると夕日まで眺めることができます。


湯温も少しぬるめのため、流れる音楽に耳を傾けながらゆっくりと景色を眺めつつぼーっとできる、そんな温泉です。時間と仕事を完全に忘れられる、本当におすすめな温泉です。


~大隈~

海潟温泉 江之島温泉
#車で約1時間半  #硫黄泉  #かすかに硫黄の匂い

観光で桜島まで上陸することはあっても、その後南下して垂水まで訪れる人はあまり多くないのではないでしょうか?海潟温泉は垂水市内にあります。

垂水へ渡るには、桜島フェリーか鴨池・垂水フェリーを使うのが早いのですが、それでも1時間半くらいはかかります。対岸には見えてるのに遠い、、、

でも、せっかくきたなら是非行って欲しいのが海潟温泉です。泉質はかすかに硫黄の匂いのする温泉でヌルヌルします。湯温は少し熱めで5分も入っていると汗がびしょびしょに。

お風呂から上がった後、風呂上がりに外から眺めると、そこには桜島が目の前に大きく鎮座しています。ちょっとわかりにくい場所にあるのですが、近くまで来た時にはぜひ立ち寄ってみてください。

以上いかがでしょうか。まだまだ紹介したい温泉はいっぱいあるのですが、続きは別の回にてご紹介したいと思います。

ありがとうございました。

紅油

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