あるネパール人青年との心の通い合い
日本人から
そんな声かけをしてもらえれば
僕らはもっと頑張れます。
こう話したのは
ネパールからの留学生、
4年間、日本でコンビニや居酒屋でバイトをしながら
学生をしている若者だ。
彼と数ヶ月前に出会い仲良くなった。
先日、立つのもやっとの彼が居て
どうしたの?声をかけると
腰が痛くて…と返してくれた。
年末年始だったので病院に行っても…
ということだったので(日本で受診したことあり)、
年明けてから病院行って、とのこと。
昨日、彼と会った時に
その後どう?と聞くと
病院に行きましたが、風邪でしょうと言われたと。
話をよくよく聞いて、セカンドオピニオンがよさそうだと思い、
僕のことを少し彼に話し、
住んでいるところから通える範囲で
病院を紹介できるから行ってみたら?と伝えると
(留学生は国民健康保険加入している)
どうしてそんなに優しくしてくれるんですか?と言ってくれたので、
僕は彼にこう話した。
君たち留学生が日本に来て働いてくれているから
日本は支えられているんです。
本当は日本人が働かなくてはいけないんです。
日本人の中には働けるのに働かない人がいます。
君たちに感謝の気持ちが僕はあります。
その時、彼から出た言葉が
日本人から
そんな声かけをしてもらえれば
僕らはもっと頑張れます。
僕は続けて彼にこう話しました。
貴方がいずれ国に帰り
日本でのことを伝えて行く時に
日本人とのの心の通い合いを話してくれたとしたら
それは両国の次世代の財産になります。
彼のまっすぐな目を忘れられない。
ありがたいことに
僕には信頼できる医師がいます。
お名前はあえて
伏せておきますが、
心より感謝申し上げます。