[散乱文章]その百一

犬のような男性が好きらしい。と気がついたのは、いつのことだったか。

思えば、これまで付き合った男性はどちらかと言えば犬よりな方々だったように思う。いや、例外もあるが。そして、小説を書けば、犬っぽい男子キャラをついつい作ってしまいがちである。わんこ可愛いよ、わんこ。

そもそも、犬という種族は、人間に寄り添って生きてきた歴史を持つ。故に彼らは時に、人よりも人の心がわかったりするのだろうなーと思う。そして、言語を介さない表情や仕草、声の調子で私たちを気遣ってくれる。なんと優しい生き物だろう。

もちろん、全ての犬に当てはまるわけではないだろうが、彼らがそばにいる人間に対して与える影響はとても大きいな、と、先日、愛犬の手術のためにアメリカから来日した女性を取材したテレビ番組を見て、思いましたまる

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坂本蜜名
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