[散乱文章]その百三

歌を歌って、生きていたい。けれど、身体が徐々に「歌えない」ようになっていると感じる。喉がつまり、息が上手くできない。……いや、日々の鍛錬が足りないのは、わかっている。足りないどころか、ほとんどない。せいぜい、機嫌が良い時に鼻歌を歌う程度である。カラオケにも、しばらく行っていない。これはいかん。

人は歌うものなのだと、勝手に思っている。もちろん、歌が苦手な人もいるだろう。それでも、音楽を聴く、あるいは奏でるのは、人として気持ちが良いと思うのだ。生まれつき聴こえぬ人もいるだろう。それでも、リズムは体感できる。と、これは少し屁理屈だな。

この人生の中で音楽があることに、私はとても満足している。素晴らしきかな人生、である。

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坂本蜜名
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