[散乱文章]その五十三

あなたが最後に聞いたアタシの声が、絶望の慟哭だなんて、そんなの、厭だわ。
それを塗り替えるくらいにキラキラした輝きを、明るさを込めて歌いたい。アタシの歌を、たくさんの人に届けたい。聞いたら笑顔になれるような、そんな歌声を。
そうしたら、いつかあなたにまで届くかもしれない。
そんな理由で歌っても、いいんじゃないかしら。

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坂本蜜名
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