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それでもワールドカップ はおもしろい② グループリーグDからHの感想〜FIFA WORLD CUP Qatar2022〜

こんにちは。
1日4試合の12日間って、どんだけのハードスケジュールですか。
見た試合は半分もないけど、書いていきます。
日本戦は書きたいことは山ほどあるので、ここでは書きません。歴史的大勝利。嬉しくてたまりません。とだけ書いておきます。

グループD  今大会は「いい方のフランス」なのか?

グループDもハイライト視聴のみ。

フランスは「のるかそるかだ」と言われる。内紛でごっちゃになって自滅して負けるか、いいとこまでいって優勝するか。まあそこまで極端ではないだろうが、世界王者として迎えたユーロ2020ではスイスに負けてベスト16で姿を消した。

オーストラリアの先制点はすごく良くて、というかフランスのマークが誰もついてなくて、「今大会はダメな方のフランスなのかな」と思ったけど、その後4得点。特にエンバペが1得点と1アシストしたのは良かったんじゃないかな。

そしてジルーの2得点が個人的には衝撃だった。ジルーも36歳。普通なら老け込む年齢なんだろうけど、若い頃からプレーは老けてたっていうか、フィジカルがウリだけどキレとかスピードが武器の選手じゃないし、難しいプレーを簡単に、簡単なプレーを難しく、っていう選手だったから、36歳になっても、ジルーはジルー。フランス代表での得点がこれで51点になり、あのアンリに並んだというからびっくり。息長く、代表で点取り続けて51点は偉業だよね。それにジルーには運もあるのかもしれない。今回も、チームには痛手だろうけど、ベンゼマが負傷。ベンゼマが出てたらジルーはスーパーサブだろうし、やっぱり持ってる男なんだろうね、ジルー。

デンマークは応援してるチームの一つだったから、見たかったけど時間がなくて断念。でもチュニジアも固くて、スコアレスドロー。デンマーク、いいチームだけどストライカーだけが若干物足りない。決めきれない展開が続くと厳しいのかもしれない。

グループE  明暗くっきり、明のスペインと日本、暗のコスタリカとドイツ

エンタメ感満載のグループになった。上にも書いたけど日本ドイツはここでは書かない。でも大会屈指のジャイアントキリングになって、全世界を驚かせたのは国民としては誇らしい限り。

スペインとコスタリカは前半のみ視聴。後半はハイライトで見たけど、スペインも確かに強かったがコスタリカの戦い方が中途半端だった印象。

コスタリカは、スペインに対して前から行くのか、引いてブロックを作るのかがいまいち曖昧で、曖昧な状態でいいように崩されて失点を重ねてしまった。さすがに3点も取られたら、その後はゲームにならない。解説の名波さんも言ってたけど、ブスケッツをあんなに簡単に前むかせてたらそりゃ、ダメですよ。pkのシーンもだけど、守備陣も雰囲気に呑まれていたのかな、と思う。

得点者はダニオルモ、アセンシオ、フェラン、フェラン、ガビ、ソレール、モラタってことで、アタッカーが揃って点を取ってるので今後乗って行くかも。

グループF 

2試合とも見ていないので、ハイライトの感想のみ。
巷では、「ベルギーはFIFAランクとは程遠いチーム力、クロアチアの方が強い」というのがもっぱらの前評判。

ベルギーはここんとこ、「タレントはいるのに、監督がちょっと残念な国」の代表格のように扱われてきた。でもそのタレントも、アザール、ルカクを筆頭にすでにキャリアは下降線。ディフェンスラインはフェルトンゲンとアルデルヴァイレルトのままだし、トロサールやオナナみたいな選手も出てきてるけど、監督は使うのか?みたいな感じ。
だけどカナダに勝ってた。pkのシーンなんか見てると、やっぱりクルトワは尋常じゃない。でもどうだろうな、、クロアチアと引き分けたモロッコには、番狂わせを演じて欲しい気もする。

クロアチアとモロッコは、どっちも気合の入ったいいチームなんだろうな、という感じ。次は試合を見てみたい。

おわり。

グループG  ブラジル対セルビア〜王国ブラジルは復権できるのだろうか

ブラジル対セルビアを視聴。
セルビアは、今大会スイスをかわしてグループリーグ突破するんじゃないかな、と思っている。何しろ強みが明確だし、最終ラインから前線まで、そこそこのタレントが揃っている。
以下感想をメモ。

*ブラジルについて〜
立ち上がりからブラジルは激しい守備。アリバイプレスではなくて、「奪い切ってやる!」という感じのプレス。強いし速いし、サボらない。 何しろネイマールも守備を頑張っている。前線のタレント、リシャリルソン、ラフィーニャ、ジェズス、アントニー、マルティネッリ、守備をサボる奴が誰もいない。ブラジルは変わった。あるいはチッチが変えた。

*後半。 ホイッスルが鳴っても紐が結べず、さらにシャツを直しながらプレーするネイマール。
*チアゴ・シウバはほんとに恐ろしい選手。
*いつの間にかジャケットを脱ぎネクタイも外すピクシー。
*試合を見守るロベルト・カルロスそしてカフー。しかし放送席はスルー。
*リシャリルソンのバイシクルは恐れ入る!もしや本番に強い男なのか?!*ビニシウスのアウトサイドパスも極上! モドリッチ仕込みだろうか。
*マドリーからマドリーへの交代。ビニシウスは2アシストだっけ。
*そしてジェズス投入。こちらはノースロンドンからノースロンドンへの交代。
*カゼミーロのトーマスパーティー風シュート惜しい。しかもその後すぐ持ち場に戻ってパスを繋ぐカゼミーロ勤勉。
*そして我らがマルティネッリ、早速持ち味発揮!ドリブルでの仕掛けとクロスへの飛び込み。感涙モノだわ。 ジェズスとマルティネッリのパス交換でチャンス創出。涙ちょちょぎれるだろこれは

*セルビアについて〜
3バックの方が良かったしブラホビッチはまだ硬かった。
システム変更が裏目に出てしまった。1失点ならそのままガチガチに守ってワンチャンスに賭けても良かった。結果論だけどね。
まあでも頑張ってたしやれることはやったんじゃないかな。

ただ、気になるのは、見たところセルビアはレジリエンスが凄くあるチームには見えなかった。絶対追いついてやる、という気概は残念ながら見せられず。それだけブラジルが圧倒的だったということかもしれないが。
これから2戦目立て直してカメルーンに勝てるのかどうか。それ次第ではスイスの後塵を拝するかもしれない。

スイス対カメルーンはハイライトのみ視聴。スコアはロースコアだけども、カメルーンもそれなりにチャンスは作ってた。

グループH  隠れ死の組の攻防はやはり面白い

2試合とも視聴。このグループ面白そうだな〜と思っていたら、案の定2試合とも面白かった。

まずは韓国ウルグアイ。ざっと書くけど、韓国は勇敢で、かつ落ち着いた試合運びができていた。孫興民が故障明けで、コンディションが上がりきっていない感じだったから、もし絶好調なら結果が違ったかもしれない。
それでも、ウルグアイに対して互角以上に戦えていた。

韓国で気になった選手は中盤のファン・インボム。ファイトできるし、常に何かを狙ってプレーしている感じのプレーヤーだった。オリンピアコス所属らしいけど、5大リーグでプレーできるのではないだろうか?

ウルグアイでは、スアレスのコンディションが気になった。あのスアレスが、ほとんど存在感を出せず。ちょっと、メッシやロナウドと比べるのもなんだが、フィジカル的に仕上がっていない感じがした。
ウルグアイの中盤は、フェデリコバルベルデ、ベンタンクールの2人はすでにワールドクラス。バルベルデは「モノの違い」を見せつけていたけど、ベンタンクールは大人しかった。今年はスパーズで試合に出続けていて、正直過労状態なのではないだろうか。

そしてポルトガルガーナ。最高のエンターテイメントを見せてもらいました!これぞサッカー、これぞワールドカップ!

前半からガーナは、解説の鈴木さんが「のらりくらり」と表現していた通り、「やるのか、やらねえのか?」「攻めるのか、攻めねえのか?」を相手に悟らせないというか、非常に掴み所のないサッカーをしていた。
これは日本や韓国のアジア勢では真似できないし、真似しちゃ危ないと思う。
要所要所で思ってたけど、ガーナの選手たちはデュエルでは簡単に負けないし、エリア内では弾き返せるし、その気になればカウンターも打てる。フィジカルでの優位性があるからできるプレースタイルだと思われる。

ガーナで気になった選手はアヤックス所属のクドゥス。
キープできるし、運べるし、反転からネベスを置き去りにしたシーンはすごかった。 他には、おなじみアンドレアイェウはいつも通り粘っこい守備。でもイエロー貰っちゃったので、ガーナとしては今後ちょっと痛い。交代はイエロー2枚を避ける意味もあったかもしれない。

試合中、ガーナのOB(レジェンドってほどでもない)のムンタリさんが、椅子に深く深く腰掛けていて、次に映ったときには立ち上がって喜んでいたのがおもしろかった。

2点差がついてガーナも諦めるかと思いきや、ブカリが決めて1点差に。ロナウドポーズでやり返すブカリは痛快だった。

ポルトガルはやっぱり、やれるよね、っていう感じ。ロナウドが点を決めて少しオープンな展開になってからは、ブルーノが輝き始めてチャンスを創出してた。特にブルーノからラファエルレオンに出して決めたシーンは、ブルーノのパスが極上だった。タイミングも完璧、コースも完璧。そしてあそこまで走ってくるレオンの走力。これがタレントの差ってやつよ…

というわけで、点がたくさん入って盛り上がったいい試合でした。ロナウドさんも点を決めて、これで今大会の主役候補で点を決めてないのはネイマールぐらいかな?

グループHは全く読めませんね。地力のわりに大人しかったのはウルグアイだけど、ガーナもよくわからないし、韓国も頑張りそうだし、最後までもつれそうなグループです。

最後に、アベマのスタジオMCの川平慈英へ。試合見てないのか? ポルトガルのゴールをガーナって言っちゃうし、ラファエルレオンのことを「これ後半から入った選手ですよね?」って適当なこと言ってるし、 面白いこと言おうとするのもいいけど、まずは正確に進行してくれよ。MCなんだから。

おわり






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