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りばいばる#073 憧れのチャリロード in オランダ

これは2017年5月12日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

最近では日本人ドライバーサービスにちょこちょこご依頼頂けるようになって来たので、(とは言えまだまだ低い認知度を上げていかなければならない状況ですが)地元で見つけた車のディーラー兼修理場にアポを取ってメンテナンスの為、車を1日預けることになりました。

自宅からそのディーラーまで約4kmほどだったので、日本から引越の船便で送った(パンクを直した)ママチャリを車に積んで、帰りはかねてから憧れていた自転車ロードをサイクリングしながら帰ることにしました。

オランダは人口よりも自転車の方が多いと言われるぐらいの超自転車大国らしく、山がない為地形も平坦で自転車専用道路が全国的に整備されているので自転車は国民の重要な足なのです。

噂によるとつい最近までオランダは車社会で慢性的に渋滞がひどく、それを緩和する為に政府が自転車ロード整備に乗り出し、見事に国民を自転車にシフト出来たのだと聞きました。

今では電車にも自転車と一緒に乗れる専用車両が完備されていたり、大きな駐輪場が設置されていたり、歩道には自転車停めが豊富に配備されていて感覚的に片道10〜15kmぐらいは自転車移動がスムーズな様な気がしています。

道路と並行して作られている自転車ロードを颯爽と駆け抜けて行く若者達を横目に、子だくさんの我が家は基本的に車移動なのですが、運河沿いや高速道路沿いなどに道路から分離した徒歩と二輪車専用のロードがあり、道路の下のトンネルを抜けたり橋を渡ったり、二輪車でしか拝めない景色が拡がっている箇所がいくつもあるので、オランダに移住して来てからずっといつかは自転車で地元の専用ロードを駆け抜けることを夢見ていました。

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子供たちはデルフト旧市街のスーパーや図書館まで各自子供用自転車を練習中なのですが、長女が何とか一人でこげるようになって来たものの、まだまだ危なっかしくて「もっと端に寄れ!」とか「ブレーキから指を離すな!」とかサポートに必死で、とても自分自身がサイクリングを楽しむ余裕なんてありません。

しかし今回一人で車を取りに行くという大義名分ができ、晴れて自転車ロードデビューと相成ったのでありました。

ディーラー兼修理場を出ると早速高速道路に直面する為、自転車専用のトンネルを利用することになります。

道路とクロスしていたり見たことのない風景を車の進行方向とは違う方向に走りながら自宅方面へ向かうのですが、T字路に差し掛かるとどちらに曲がればいいのかよく分からず、何度も曲がる方向の選択を間違えるのでカーナビを稼働させ自転車モードに切り替えて使用しながらのサイクリングとなりました。(この自転車モードの存在は偶然発見しました。)

それに自転車をこいでいて気付いたのですが、基本的に平坦だとはいえ多少のアップダウンがあり、日頃の運動不足と自転車をこぐ筋肉がまったく未使用の為、すぐに太ももに乳酸が溜まってきて、4kmなんて軽い軽いと思っていたのですが、情けないことに汗をかきかきハーハー言いながら自転車をこぐ羽目となりました。

車の時は気付かなかったのですが、信号も自転車専用があり信号下に設置されている自転車専用のセンサーに近付くか手をかざす(触れる?)とランプが点灯し、自転車が通る時だけ青信号に変わるシステムが魅力的だと思いました。

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ディーラーから車のメンテナンスが終わった連絡が入り、一度通った道だしと今度はナビなしで来た道を自転車で逆走するのですが、初めて通る道あるあるで、行きに見た景色とは反対の景色を見ながら走る為、曲がらなければいけない角を間違えたり、引き返したり、結局復路もフーフー言いながら何とかディーラーに辿り着きました。

長女と次女が自転車に乗れるようになったら、三女と四女は僕の自転車の荷台に乗せて小学校まで一緒に行ってみることが次の目標です。

2021年2月現在、上3人は自転車に乗れており、四女が現在ストライダーからペダル付きの小さな自転車に移行中です。

去年の秋頃から運動不足解消の為、まだ寒くない内に週に1〜2度は約4km離れた小学校へ皆で自転車で行こうと言い続けているのですが、天気が悪かったり、朝のバタバタでそれどころではなかったり、結局真冬になったり、ロックダウンになったりで、皆で自転車通学という目標は達成出来ておりませんw

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