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りばいばる#144 期限切れ免許更新の落とし穴

これは2018年8月31日に投稿した記事の"りばいばる"です。

日本に一時帰国した際の重要ミッションとして日本の自動車免許の更新がありました。

僕の場合、免許証の有効期限が切れてから1年以上が経っていたのですが、期限切れから3年以内は海外在住などの特例措置としてプラスαの講習などを受ければ問題なく免許を更新出来るそうなので、もちろんそれを遂行するつもりでした。

帰国の翌日、市役所で自分の住民票を申請し、(日本にいる期間だけ転入届けを提出しないといけません)古い免許証とパスポートと合わせて免許センターに持って出向くと、パスポートに入国のスタンプがないと免許更新が出来ないと言うではありませんか!

先日のブログで書いた、入国の際の最新テクノロジー、顔認証システムはパスポートにわざわざアナログなスタンプを押さなくてもいいというのが売りなのですが、免許センターではパスポートのスタンプのみが一時帰国の証明になるとやらで、なんとその日は免許の更新ができないということになってしまいました。

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なーにー!やっちまったなー!

免許センターの期限切れ窓口の担当の方曰く、パスポートにスタンプがない場合、法務省に入国証明書を発行してもらわなければならないと言うのです。

おそらく国外在住で日本の自動車免許の期限が切れた人のことまでは想定外で、便利になった顔認証システムとパスポートのスタンプの有無で入国を確認するアナログの免許センターとの落とし穴が存在した訳です。

窓口の方は慣れた様子で法務省の電話番号をメモ書きしてくれ、「今月あなたで3人目なので逆に詳しく教えて欲しい」ということで、一連の流れを説明。

窓口の方もなぜパスポートにスタンプがない人が増えているのか気になっていたようで、3人目の僕に聞いて来たという訳です。

免許センターは警察の管轄だと思うのですが、マイナンバーとか顔認証システムとかテクノロジーの進化は、PC端末でちょちょいと調べれば、個人が入国したかどうかぐらい分かりそうなものなのですが、そう単純なことではないのでしょうか?

窓口の方曰く、法務省の入国証明書発行には通常2~3週間かかるとのことで、日本滞在期間が約2週間しかないのでめちゃくちゃ焦りました。

次いつ日本に帰国出来るかなんて全く分からず、免許更新期限から3年が過ぎてしまうと免許失効となってしまい、また試験を受けなければいけないという死ぬ程面倒臭い事態になってしまうからです。

とにかく妻の実家に戻って、法務省に電話しながらサイトにアクセスして手順を追います。

必要な物はプリントアウトした申請書に記入したものと住民票とパスポートのコピーと返信用封筒。

電話口の法務省スタッフの方もやはり発行に2~3週間かかるとのことだったので、必死で急ぐことを説明すると、書類と一緒に急ぐ旨を一筆添えてもらえればなるべく急いで処理しますとのこと。

送る封筒はもちろん速達で、中にマジックでいついつまでに希望!と大きく書いた手紙も入れ込んで、近所の郵便局の窓口から発送しました。

翌日、妻の実家に法務省から電話があって、返信用封筒が入ってないとのこと!

やってもーたー!!!

痛恨のミスでしたがとにかく再度速達判と切手を貼った返信用封筒を更に速達で法務省宛に送り、証明書が間に合うことを祈って待ちました。

すると3日程度で証明書は届き、それを持って再度免許更新センターに行き、なんとか免許を更新することが出来ました。
ちなみに初心者扱いとなってしまいますが、そんなのOKOK。

やるやん!法務省!

って言うか急いでって言ったら急いでくれるんかいっ!

しかし免許センターもスタンプで確認じゃなくて、その場でデータ照合とか出来ないもんかね!?
と期限切れの分際で一応好き勝手言うときます(笑)

期限切れの日本の免許を更新しないといけない国外在住の皆様、面倒でもパスポートコントロールに並んでスタンプを押してもらわないといけませんよ。

しかもこのスタンプ、もう一つ落とし穴があったんです!
それは次回ということで。

つづく・・・

オランダはDigiDという個人情報一括管理システム?のようなインフラが整っているので、データベースが集約されており、どこかの施設で個人情報を更新すると全てに反映されるはずなので、こういった事象が生まれにくいのだと思います。知らんけど。

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