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りばいばる#002 そのために生まれてきたんだ

これは2016年8月9日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

海外移住決意に至るまで、遡ること2009年10月、長女が誕生しました。

「子どもなんて必要ない」そう頑に信じていた20代の頃とは打って変わって、30代半ばに差し掛かり、寂しい老後が待っているのでは?という恐怖に突き動かされ、婚活に力を入れる日々を送っていた最中、今の妻と再会を果たしスピード婚・懐妊に辿り着いた次第でございます。

高校卒業後、大学へ進学し、並行して神戸の地元の同級生4人でロックバンドを結成。大学を中退するものの、1997年メジャーデビューが決まり上京。華々しくCDデビュー!・・・が、鳴かず飛ばずで2年で契約切れ。2000年に解散し、そのまま芸能界の裏方として就職。某大御所芸能人の運転手&付き人をしながら、コンサート制作現場に携わり、コンサートの企画・制作、新人アーティストの発掘・育成、タレントのマネージメントなど、がむしゃらに東京砂漠で生きて来ました。

大きな仕事をしたい!成功したい!たくさんお金を稼ぎたい!
仕事を生き甲斐に、ひたすら上を目指す日々でした。
長女が生まれてからは、更に家族の為にがんばるんだと一層仕事に打ち込んだのですが、なぜか妻が不平を漏らすようになりました。

「仕事やからしゃーないやん」家族が将来幸せになる為にはお金が必要で、だから今仕事をがんばらないといけない。こんな構図を1ミリも疑わなかった僕に妻は涙し、ある日大阪の実家に帰ってしまったのです。

これにはかなり焦りました。ここで今までの仕事の捉え方を、全く違う角度で捉える必要がありました。妻が言わんとしている事は何かというのを真剣に考えました。

"仕事やお金はもちろん大事だけど、今はそれよりも大切なものがある"

それに気付いた時から、仕事のやり方に徐々に変化が生まれました。
今まではタレントが望むことに迅速に応えるのが最良と思っていましたが、それからは常識的に考えて、タレントが甘えているなとか、明らかに間違っているなと気付いた時はハッキリ指摘するようになりました。

タレントが望む対応をしなかったら、嫌われたり信用を失ってしまうのではないか?という不安にさいなまれていたのですが、結果的にタレントの質が上がり、オンオフのメリハリが出て来て、家族との時間も確保しやすくなりました。

そして、気付くと長女はハイハイが出来るようになっていて、純粋無垢な笑顔を見た時、この子を守るため、"そのために生まれて来たんだ" と心底思ったのです。

まさしく、この胸らいおんハートですw

とSMAPの名曲を引用した訳ですが、奇しくもこの直後、SMAPの解散騒動が巻き起こったのです。

元々芸能界で働いていた僕にとっても衝撃的で、正に日本の芸能界の闇の部分が露呈された様な感覚でした。日本国民の皆さん同様、非常に残念な気持ちでした。

でもいつか再結成してくれることを夢見ています。

...とSMAPの話になってしまいましたがw、この時をきっかけにセルフ働き方革命が起こり、昔の僕では考えられないぐらい180度考え方が変わった経緯でした。

"自分は絶対正しい" という慢心をいつでも覆す癖を付けるよう日々精進です。

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