
オランダサポート プレオープン!
いきなりですが、去年2019年元旦に発足し、これまで約2年近く水面下で暗躍?して来たオランダ移住サポート業務の礎(いしずえ)となるウェブサイトを、まだ未完成の状態ではありますが、オープンすることにしちゃいました!
と言ってもURLは既に存在しており、それをこのブログで初めて公開するというだけの話なのですがw
僕の場合、4年前に移住して来た時から実はぼんやり構想があり、お客さん目線でこういう細やかなサポートがあればいいのになあと思っていたことを具現化していった訳なのですが、まず一番の売りは我々のサポートは分業制、つまりチームで行うということ。
僕は言語が出来ずオランダ在歴も浅いので、そんな奴が先輩ヅラで人様のサポートをしてお金を頂くなんざお天道様に申し訳が立たねぇ!と勝手な正義感?から、オランダ在歴の長い、オランダ語(ついでに英語も)が堪能な方のスカウトに力を入れ、オランダ在歴20年以上のオランダ語がビジネスレベルで扱えて、更に同じ価値観を持った方々の賛同を得て、サポートチームのメンバーとして結束して来ました。
オランダの特徴としては、窓口で言うことがコロコロ変わったり、突然のルール変更が行われる為、一度自分自身が家を契約したり、ビザを取得した経験をそのまま運用しても毎回同じ様にうまくはいかないということ。
こちらの手順は合っているのに、窓口の担当者毎に言ってることが変わったりして、一筋縄ではいかなかったり、移民局で採取したはずの指紋や顔写真のデータを紛失されたり、日本では考えられないエラーが度々起こり、その都度原因を解明したり、次の一手を打ったり、根気良い対応が必要なのともう一つ。
英語が通じる国とは言え、オランダ人にとっては英語はあくまで外国語なので、深入ったやり取りはやはり母国語であるオランダ語の方がスムーズなのは明白です。
先日、サポートさせて頂いているお客様宅に突然作業服の業者が押しかけて来て、家の壁に穴を開け始め、その作業服の方達が英語が話せない方達だったことがあります。
お客様から電話があり、慌ててサポートチームのグループ電話で通訳してもらったのですが、下の階の住人の配管に不具合があり、そのアパートの構造上、上の階の配管も取り替えないといけないそうで、その事を家のオーナーには知らされていなかったことが発覚しました。
そのままオーナーとも話をしてもらい、事なきを得たのですが、ベテラン勢がいなければと思うと冷や汗ものでした。
移住に関して、家探しやビザ取得の手順、銀行口座の開設等はもちろん大事なのですが、携帯電話はどうすればいい?健康保険は?医療システムは?子供手当の申請は?各種補助申請は?とビザ取得後、生活基盤を整えたり、オランダのルールを理解していくことの方が重要で、そこで「果たしてこれで合っているのか?」と不安を抱えながら神経をすり減らしたり、余計な時間やコストがかかることを回避し、少しでも早くオランダ生活に馴染むということにこそサポートの意味がある、そう考えた訳です。
これまで密かにオランダ移住を希望される方々で、僕のブログを読み込んでくれているコアな方々を中心に、家探しやビザ取得のサポートをお仕事としてご依頼頂き、こちらもサポート業務の経験を積ませて頂きながら、この約2年間サポートチームとしての実力に磨きをかけ、今日こうして公に告知することに致しました。
オランダ語はもちろん、英語も堪能で誠実なベテラン勢に加え、ビジネスプラン作成担当や法定翻訳人の方などの協力を得ており、オランダでの公式の移住サポートチームとして皆様に認めてもらうべく、精進して参りたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
ウェブサイトの方は少しずつアップデートしていきますので、時々覗いてみて下さい。