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「殺人者、女たちの希望」のポスター

1909年、オスカー・ココシュカが描いたクンストシャウ、サマーシアターの演目「殺人者、女たちの希望」のポスター。

「クンストシャウ」は、グスタフ・クリムトの先導で実現した大規模な展覧会。
その野外劇場での演目の宣伝用ポスター。

ココシュカは、キリスト教の図像をもとに、聖母マリアがキリストの死を悼む場面「ピエタ」の型を用いた。
だが、女性は悲嘆にくれるのではなく、血まみれの屍を抱きかかえる運命の女として表現された。

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