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ヴィーナスに訴えるキューピッド

1525年頃、ルーカス・クラナッハ(父)が描いた
「ヴィーナスに訴えるキューピッド」。

キューピッドは愛を司る神。愛は、神への愛のような精神的なものや官能的な情欲もある。本作は、後者の愛を戒める教訓画。

甘い蜂蜜に夢中になったキューピッドが蜂に刺され、ヴィーナスが束の間の恋愛の危険を説いている。

当時は感染症梅毒を「ヴィーナスの病」とも言い、梅毒の危険を説いてるという説もある。

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