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ピアノを弾く若い男

1876年、ギュスターヴ・カイユボットが描いた
「ピアノを弾く若い男」。
弟のマルシャルがモデル。

マルシャルはこの絵が制作された1876年にわずか26歳で亡くなっており、兄である画家のその後の人生や芸術に大きな影響を与えた。カイユボット自身、若くから遺言書を作成していた。

カイユボットも45歳という若さでなくなっている。
遺言書には自身が収集していた印象派のコレクションをフランス政府に寄贈する意向を示しており、この寄贈は、当時の美術界において重要な意義を持つものであった。

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