スクールトリップ 　海に親しむ＠デンマーク

私が在籍したフォルケホイスコーレでの１週間のstudietur（スタディーツアー）、概要についてはこちらに書きました。もしよろしければご覧ください。

このツアーはvestjylland（西ユトランド半島）と言うデンマークの西海岸？へ出掛けたので海が身近にありました。５日間のツアーのうち2回は海や自然、鳥などをみることに。

北欧の11月末、私にとっては十分冬の気温。同じフォルケの学生さんでこのエリア出身の人がいて「すご〜く寒いから必ず暖かい服装で行くように」と繰り返しアドバイスをくれていました。

そんな季節の海歩き、とっても寒いですが渡り鳥を見たり野生の動物の足跡を見つけたりと貴重な経験でもありました。

１箇所目　Filsø という湖
渡り鳥が渡ってくると、2000羽が１団になって飛び回るということを地元の方が熱く語ってくれました。野生の鹿の説明なども受けました。

２箇所目　Tripitz　Museum 近くの海

第二次世界大戦の遺物としてBunker（塹壕：爆弾などから身を守るための場所）を見学しました。戦争を知らない世代にも興味を持ってもらえるように、見た目を可愛く？面白くしています。

事前学習として第二次世界大戦中にドイツがデンマークに侵攻してきた様子を知り、有志で映画をみたりもしました。あの時デンマークと日本は敵同士だったと再認識。こうやって日本からデンマークに来ることができるのも平和だからなんですね。

あまりに風が強いので、草がグルグル回って砂に跡を残していました。

不思議な模様の砂浜です。

デンマークは島が多いし海に囲まれているので、海産物が多く取れるのかと思いきや意外とそれほどではないようです。スーパーなどでもお魚はお肉と比べて高価、種類も多くありません。
どちらかというと特別な時に食べるイメージです。日本と逆ですね笑
せっかく海の近くに来たということで、先生が魚を仕入れてくださり晩ご飯は魚料理となりました。

いろんなガイドさんにデンマーク語で説明を受けたのですが、皆さんとっても熱心、つまりお話も長いと言うわけです。寒さで凍えながらも一所懸命聞いているのですが、どうも理解が進まない。自分のデンマーク語にすっかり自信をなくしていました。

後で先生に聞いてみると、この地域独特のデンマーク語方言だったようです。学校外でデンマーク語に触れることで新たな気づきを得ました。
そのためにもこの旅行があるのだなぁ。学びと観光の混じり方が絶妙なスクールトリップ なのでした。

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