アウトドア派への転向?@フォルケホイスコーレ
11月の中旬、日本で言うと真冬ともいえる時期に、なんと「屋外」で寝てしまいました・・・最低気温は8度前後です(^^)v
私が在籍するフォルケホイスコーレには、アウトドアレンジャーコースがあります。火をおこしたりテントを張ったり、鹿や野鳥の狩をして料理をしたり、釣りをしたり、カヤックやカヌーの練習をしたりなどかなり本格的です。私の友人でも「それやりたい!」と言いそうな人の顔が浮かびます。
私の話で言いますと、デンマーク語力が必須なのと、そこまでの体力がないので仲間入りはできませんが、彼女らのお誘いを受けて屋外で寝てしまいました。
実は夏から秋にかけて「1度でいいから外で寝てみたい」と思っていました。しかし季節はどんどん進み、気温がどんどん下がってきます。当然寝袋や背中が痛くならないようなマットなどは持っていませんのでほとんど諦めかけていました。
そんな時にあるアウトドアレンジャー女子から
「今日は私と○○が外で寝る予定だけど、一緒に寝たい人はどうぞ! 寝袋などは貸せるものがあります!」という書き込みがFacebookのグループページにあがりました。
この書き込み、参加するしかない!!
すぐに直接メッセージを送って、寝袋を借りる約束を取り付けました。
学校の敷地内に木製のシェルターがあるので今回はそこに寝袋を敷いて寝ることになりました。
夜8時、まずは暖を取るための火おこしから始まります。マッチやライターからではなく火起こし棒?みたいなものを駆使して火を起こします。
ちなみに、外で寝る予定なのは二人とも女子、火おこしも女子がやってくれました。かっこいい。
生憎の雨で、火おこしは大変そうでしたが、雨音や雨の香りを感じながら外で寝る体験ができてとてもよかったです。一度体験したらまたしたくなるかもと言われましたが意味がわかります。
貸してくれた寝袋とマットが非常に素晴らしく、腰も痛くならずに寝ることができました。ただ、頭と顔は寒いので、帽子とスキーに使うフェイスマスクみたいなものを使いました。
この雑魚寝?はアウトドアレンジャーズ同士だと、わりと頻繁に行われています。一度私も遭遇しましたが、男女混合で気にせず寝ています。
着替えも男子に「あっち向いておいて」と言って着替えると女子は言っていました。
私の学校ではお手洗いやシャワーも男女共有だったりするので、男女平等&安全性の感覚が日本と全然違うと思います。日本において公衆トイレなどで覗きや痴漢が発生するのも、男女を分けているせいかも!?隠されると覗きたくなるのが人間の特性かと思います。
オープンにすることにより、安全性を保っているところがデンマークの面白いところだと思いました。 アウトドアに関しても清潔と不清潔のボーダーが日本と違うことを感じます。あまり厳密にやらないことで、自然を身近に感じる機会が増え、環境破壊についての関心を高める教育もできているのかもしれません。。。
1. そんな!いいんですか!? 嬉しいです!! フォルケホイスコーレ作りのための勉強に使わせていただきます♪