【回想】2020年8月の空港は?
少し間が空いてしまいましたが、回想録を続けます。
私が出発日を2020年8月13日に決めたのには、訳があります。こんなお盆に、コロナ禍に、海外留学なんて…と、この時もまだ自分が決めたことに不安がありました。
学校が始まる日から逆算すると、8月12日前後に出発するのがちょうどいいとわかりました。でも8月12日は子供の頃に見た衝撃の事件、日航ジャンボ機墜落事故の日。搭乗するのはFinnairで全く関係ないのに、8月12日だけは絶対避けたい。何かが起こって欲しくは無いけれど。そんなことを考えるくらいビクビクしながら出発準備をしていた訳です。
2018年のフィンランド旅行、2019年のデンマーク旅行でも関空からフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター空港の直行便を使っていました。しかしコロナ禍のため関空からの直行便がなくなり、やむを得ず伊丹発羽田経由となりました。
表紙にした写真は羽田空港のものです。免税店がシャッター街に!?
これまでも海外旅行に行く時や、国内出張で空港に行くことはありましたが、こんなに閑散とした空港を見たのは初めてでした。出国手続きが終わった後のお店もほとんどシャッターが降りていました。飲食物や最低限のお土産等が買えそうなお店以外は閉店していて、お客もまばらでした。
コロナとは関係ないのですが、最近は余った小銭を電子マネーに交換できる自動両替機?などがあるのは驚きました。
搭乗する予定の便が何度も欠航になった人もいる中、私は奇跡的に予定通りの便に搭乗できました。これを見たら奇跡に感謝しかないですね。こんなにキャンセルだらけの案内板を私は初めて見ました。
密閉された空間で他人と長時間過ごすのも怖いと思いましたが、飛行機は空気を常に循環させているから大丈夫、という言葉を信じて乗り込みました。
マスクは必ず着用するようにという事前のアナウンスがありました。もちろん!デンマークでも必要だろうし、買えないといけないので多めに持参していました。
搭乗時に渡されたのがこちら!
消毒用の手拭きと、ハンドジェルでした。
「こんな時期に搭乗する人はいるのかな?」と思いましたが、私のような訳あり?の人もちらほらと。座席は広々と使えて、こんなに伸び伸びできるヨーロッパ便は初めてでした。
そうこうするうちに、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着!
ここはみなさんご存知の通り、北ヨーロッパのハブ空港といってもいいような大きな空港です。ヨーロッパ各地へ向かう人が集まっては別れる、賑やかな場所。しかしこちらも閑散としていました。
コロナ禍に留学しなければみなかったような風景を書き残したいと思いました。次回はいよいよデンマークへ入国編!?
おたのしみに〜♪