将来住みたい場所、それは『猫屋敷』

 飲み友のライターさんの“赤ペン教室”と言う文章を見てもらえるnote企画に文章を書いたのでこちらにもアップします。
 お題は「【第13回】エッセイ:将来住みたい場所(600字)」。
 (※自分の文章の赤ペン部分は有料100円(安い!)の中にあります。)
 今、住んでいる場所に特に不満はないのですが、こんな生活も楽しいなというものを書いてみました。みなさんは、どこに将来住んでみたいですか?
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私の将来住みたい場所、それは猫屋敷です。 

私は今一匹の愛猫と一緒に住んでいます。家に帰ると玄関で伸び上がるように二本足で立って出迎えてくれます。 

晩ご飯を作って食べていると自分のゴハンもそこそこに私のご飯に興味津々。食べたいと膝の上に乗って催促するので、どうぞと匂いを嗅がしてあげると、変な顔をして自分のゴハンに戻っていきます。 

そんな愛猫と二人。一緒に寝て起こされる毎日も幸せですが、憧れてしまうは猫屋敷です。 

郊外の二階建ての一軒家。家のドアを開けると猫がシュッ!シュッ!シュッ!と靴棚、階段、玄関マットに並んで勢揃いして、みんなで整列してお出迎え。『ただいま』とあがると家の中はいつも大にぎわい。一匹が飛び付けば、続いて一匹二匹と後を追うように走り回ります。 

ゴハンの時間。自分のゴハンよりも隣のゴハンが気になります。隣のゴハン美味しそう、隣のゴハン美味しそう、隣のゴハン美味しそう…。最後の猫がたどり着くのは、私のご飯。匂いをかいで、顔をしかめます。外れを引いたとションボリした顔が可愛く、カマボコをあげます。そうすると、ズルイ!ズルイ!とみんなで奪いあって大戦争へと発展するのです。

そうして、みんな疲れてお休みの時間。みんな好きな場所でめいめい眠り夢をみます。 

『重い、重い、押し潰される』辛く苦しくて起きると猫が私の胸、お腹、頭の上に乗っている。

そんなホノボノ、賑やかな日常の猫屋敷に私は住みたいです。
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 別の友人から絵本ぽいっという感想をもらったので、副業の養蜂の繁忙期も終わるので個人的にスケッチブックに描いてみようと思いました。

読んだ感想などコメントを書いて頂けたら、はげみになります。 ハチミツは、お仕事依頼の記事にネットオーダーのページへのリンクがあります。購入希望の方はそちらからお願い致します。