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【自創作コラボカフェ】やり切るために必要なこと（活動者・一次創作作家向け）

ホネ山

こんにちは。ホネ山です。

「自力でコラボカフェを開くにはどうすればいいか」について、一次創作作家や活動者様向けにまとめながら、「この世界に興味持ってくれる方いないかな～と」下心を出していく記事ですｗ

突然ですが、弊一次創作ビジュアルボイスドラマ「ニヨンとエメルダ」のコラボカフェを、1/24－1/25 神奈川県 鶴見で実施します！！

メインビジュアル

イベント概要

タイトル

魔法に変換されし源の力よ

イベント日

2025年1月24日（金）～1月25日（土）

イベント時間　

12:00～17:00

会場

Coco cafe 24
230-0017 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾中台16-15

JR京浜東北線　鶴見駅から徒歩18分ぐらい
バス停「亀甲山（かめのこやま）」徒歩2分
※鶴見駅”西口”バスターミナル
5番のりば「鶴01」/7番のりば「川50」/9番のりば「鶴02」「鶴04」/10番のりば「鶴03」のどれかに乗ればOK。
2～3番目の停留所が亀甲山です。

↓イベント詳細はこちら

自創作フルボイスストーリー動画「ニヨンとエメルダ」の詳細はこちら

本編YouTube1話

2話

3話

無謀な挑戦？ 否！愛です多分！ 個人でコラボカフェを開いた経緯

「やってみたかったから」

というか、自創作描いていると、１回ぐらい自作のコラボカフェを妄想しませんか？
どんなメニューがあるとか、どんなおまけがつくとか。

イベントは（版権ジャンルやっていた頃から含め）何度か開いたことがあるので、きっと自分ならできるだろうと思い、胸に温めていました。
↓過去に開いたイベント

丁度良く行くカフェがイベントに力を入れ始めたと聞いたので、
「コラボカフェって出来ますか？ 絵を飾って、コラボメニューを食べるイベントなのですが……」
と相談したところ、OKをいただいて、実施となりました。

自分の場合は会場ありきというか、カフェの方がOK出してくれたから実施することが出来たという有り難い境遇でした。
カフェの方には本当に感謝しています。

妄想を現実にするために！一次創作でコラボカフェの開き方全工程

大雑把に語ると……。
１）イベントで何をやるか、コラボメニューはどういうものにするか決める
２）スケジュールを敷いて、締め切り通りにひたすらタスクをこなす
３）本番まで健康を保つ
の３工程です。

イベントで何をするかを考える

まずイベント内容を考えることが出来ないと始まりません。
入口に等身大パネルがあって、今まで本編に使ったりグッズに使ったアナログ絵を展示して、コラボメニューが食べられて、１品頼むごとに缶バッジがランダムで１つ貰える。グッズもちょっとあって、それで赤字を少し回収する。
みたいな妄想をして、それを固めていきます。

ギャラリーでない場所でどうやって展示する？　

今回、コラボカフェのついでに個展として絵を展示したいと思いましたが、会場は普通のカフェです。
ということは、額縁を固定するための穴が無く、壁は綺麗なままにしておく必要がございます。
どうしたものかと思いましたが、そんな会場にもぴったりの商品がございます。

株式会社オリオンさんが出している「アートペーパーフレーム」です！

こんな感じの、厚紙で出来たフレームで、額よりもずっと軽く、作品もそれなりに高級感を持って飾れます。
ハガキサイズやA5,B5,A4があります。
このフレームを粘着剤「ひっつき虫」を貼って壁に付ければ、大抵の壁にはダメージ無しでくっつきます！

カフェの壁でテストさせていただいたところ、無事くっついたのでOK。

そしてアートペーパーフレームは同じ色がまとまった量欲しかったので、メーカーの方に交渉し、コラボカフェ用に別注で作っていただきました！

これで展示はOKです。あとは絵を入れるだけです！

オリジナルグッズ販売

アクスタ、複製原画、設定資料集（既刊）とおみくじを置くことにします
設定資料集はもう出来ているのでOK。

アクキーは等身大パネル（後述します）のミニバージョンとして必要だと思い作成。

複製原画がグッズのメインで、いい感じの絵4枚でいこうと思ったのですが、「もっとひと工夫が欲しいなぁ」と思い、一般公開しない限定小話（1,000字ほど）を各イラストに添えた内容にしました。

そして低価格で楽しめるおみくじ。
大吉だとドローイングがもらえる予定です。これから描きます。

あとはコラボメニューを1品頼むと貰える缶バッジ4種です。

グッズはこれでおしまい。

本編を流す　

自創作は動画なので、会場では本編の動画が流れていて欲しいです。
夢はでっかくプロジェクターで！と思いましたが、よくよく考えて、その後の諸々のイベントでも使い回せるように、小さいデジタルフォトフレームを買いました。

これで「なんだこのイベントは？」と思ったふらりとカフェに来た方にも説明が出来ます。

買ったのはフリーダム FREEDOM WiFi機能付 デジタルフォトフレーム 10.1インチ ブラック FWPF-VP10BK。
（しかし本品コンセント式なので、バッテリー式のものを選んだ方がよかったとちょっと後悔。。。）


こんな感じで映る

https://www.yodobashi.com/product/100000001007372912/

等身大パネルは絶対置きたい！

等身大パネルは絶対置きたかったので、何社か調べた末、
低コスト＆カット線おまかせで作れたACCEAさんで作成。

（勿体ないとは思いつつ）処分するときに困らないように、段ボールタイプで作りました。
そして家に置き場所が必要です。
覚悟しましょう。マジでデカいですｗ


オリジナルメニューについて

カフェの方と何度も何度も相談を重ね、こんな感じになりました！！
本当に、ホネ山とカフェの方の努力の結晶です！

カフェの方との相談は綿密に

カフェのシェフ達はメニューに対するこだわりやプライドがあります。
また、コストを抑えて美味しくするための知恵もホネ山よりはるかにあります。
ホネ山からは大体のイメージを伝え、細かいレシピはカフェの方にお任せにすることで実現出来ました。

そして、ここまでの物量をお願いするにはカフェに通いまくります。
打合せ、相談、撮影と、5～6回以上は通いました。
本当にカフェの方には頭が上がりません！！ここまでできたことに感謝です。

予約ってどうした？

そして気になるのが予約。
手のかかるメニューがあるので、予約席を用意してカフェの方が作る量をFIXさせるようにしました。

DMでは限界があるのでシステムを使った

いくつかのシステムを吟味して、EDISONEという予約システムにしました。
他のシステムは特商法必須で本名、住所、電話番号の公開が必要だったり、出来ることが限られていたりで、単発イベントならこれが最善だと判断しました。

材料の準備を考えると、予約限定メニューは1か月前にFIXさせたい

材料の準備や仕入れの事を考えると、準備が大変なメニューを作る場合は、1か月前に予約締切をしておきたいところです。
簡単に仕入れられるものでしたらいいのですが、カフェ側もやりやすくなるように、工夫しました。

妥協したこと

時間が足りなくて本番までにできないと判断したことも書いておきます。

内装にこだわるための小物を置く時間が無かった

これは時間があったら小物買いたかったですね～。
しかしあまり貴重なものを置くと万が一盗難が起きた場合のダメージが半端ないので、内装はカフェのデフォルトでお願いすることにしました。

ズバリ、休み

はい。丸1日の休みは（本当に体力が限界の時以外は）ありませんでした。
自分の場合、フルタイムの本業もあり、本編制作＆リメイクや他のイベントの準備も並行して行っていたので、7月ごろから休み1～2日/月ぐらいで作業していました。
体力的には病気にならないギリギリのところを突っ走っている感じです。

結局予算はどのぐらいを考えればいい？

同じことをやろうとすると、ザックリ15万～20万（PC1台分）ぐらいの予算になると思います。
内訳についてはここでは書けないので、ホネ山に直接聞いてください。

スケジュールは何か月前から立てる？

ココも気になりますよね！

最低6か月前から計画を

1人で計画～実行まで健康的なスケジュールでやろうとすると、6か月は準備期間が必要かと思いました。
自分以外にも、カフェの方がメニューを作る為の期間も必要なので。
自分はスケジュールを立てて毎日コツコツやる方だと思いますが、イベント前に修羅場になるタイプですと、作業量や会場との調整があまりにも多く、なかなか厳しいかもしれません。

スケジュール管理についてはこちらの記事をご覧ください！


グッズの制作は時間がかかる

私は企業コラボにありそうなラインナップで、全種描き下ろしたので、3か月ぐらいかかりました。
そして印刷所の納期や梱包もあるので、イベント1か月前にはグッズは揃っていて欲しいです。
そこから逆算して制作スケジュールを立てていきます。

コラボメニューは早めに作っていただく

予約を1か月前に完了させる場合、予約期間の事を考えるとメニューの詳細は2か月前に欲しいです。ギリギリで1.5か月と。
こればかりは自分の力では作れないので、カフェのシェフに「この日まで画像もしくは詳細が欲しい」と何度もお願いする必要がございます。
自分以外の方への締め切り管理力が問われます。

ということで、1/24(金）-1/25（土）にやりますので是非来てください！

私は思いました。
コラボカフェは一人で準備するものじゃないとｗｗｗ
準備期間と作業量が多すぎますｗ

それでも実現目前まで迫っているので、あとは健康を保ちながら残りのタスク（梱包ならやお品書き作成など）を終わらせて、元気な姿で来てくれた方と楽しく交流するのみです！

めっちゃ大変ですが、本番が楽しみすぎます！

是非「自創作のコラボカフェ開きたなぁ」という皆様も、偵察に来てください！
予約席の予約は終了していますが、原画やグッズを見にフラっと来ることはできます！
席が空いていてばコラボメニューも一部頼むことが出来ます！
この記事を読んでくださる皆に会いたいです！

この記事が今後、自創作のコラボカフェ開きたい方のお役に立つといいなぁと思いながら、終わりとさせていただきます。

リンク

当日どうだったかのレポを書きました！

こちらは来場者様の感想記事

一日店長が出来るバーでコラボカフェを実施された篠崎マーティ様の記事です！
なるほど！その手もあったかと目から鱗です！


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