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ともにいきよう♪

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
毎月第一・第三木曜日に更新しております「たべるば公式note」ですが、今月は第三木曜日のみの更新でお送りいたします。
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さてさて、唐突ですが皆さまは寒くなると思い出すことってありますか?
丁稚は「荒川イノシシ騒動」(数年前、たべるばの本拠地でもある足立区の河川敷にイノシシが現われ騒ぎになった件)を思い出します。
イノシシ特有の風貌もあってか、なんとなくコミカルな思い出として頭に残っているのですが、実は野生動物とヒトとは思った以上に相性が悪く、改めて当時の記事を見直したところ荒川イノシシ騒動についても、近隣の学校では短縮登校措置が取られるなど、何らかのアクシデントがあった場合には重傷者が出ても不思議ではない状況であったようです。
丁稚の良く知る山間部(たべるばの本拠地は足立区ですが、丁稚は北関東在住)では野生動物とヒトのエンカウントはさほど珍しいことではなく、野生動物側もヒト側もそれなりに対応ができてはいるのですが、野生動物との共存を想定していない都心部でエンカウントした場合、それぞれにかなりの負荷がかかるものなのだな、なんて新年早々ちょっと感慨深くなってしまいました。

そんな野生とは切り離された都心部において、ほぼ唯一の野生動物といえば「鳥」!
カラスや鳩、ヒヨドリなど都会とはいえ会える種類は様々。
かっこよかったり、可愛かったり、素敵な存在ではあるのですが、その性質上、様々な菌を運んでしまったり、また、農作物や食品ゴミを荒らしたりと一筋縄ではいかない面も。
特に、糞害やゴミ荒らしのリスクを目の当たりにしてしまうと、鳥とヒトとの共存なんて無理なのではないか?と頭を抱えてしまうのも事実です。
都心部以外でも、観光地等ではヒトに慣れた鳥が食べ物をヒトから直接奪う姿なども多数目撃されており、被害も多く出ているようです。
一方で、動物側にとってもヒトの食べ物は負荷が大きく、寿命を縮めることにもなってしまいます。また、ヒトとの距離が近くなったことで車両との接触が起こってしまうなど様々なリスクを抱えています。

鳥に限らず、野生動物とヒトとはお互いのためにも最適な距離を取ることが何よりも重要です。
ただ、野生動物たちにとってみれば、ヒトの近くにいることの一時的なメリットは大きいわけで、これはもうヒト側がアクションを取っていくしかありません。
個人で出来ることとしては、野生動物にエサをあげないこと、野生動物を見かけた際には適切な距離を保つこと、があげられます。
しかしながら、これらは「なんらかの原因でうっかりヒトの居るところまで出てきてしまった」パターンには有効ですが、「既にそこに定住している」場合はちょっとまた難しくなる。
具体的に言えば、前者は冒頭であげたイノシシの例、後者は鳥たちが挙げられます。
後者のパターンでは、既に数世代に渡りヒトのエリアで共生が出来てしまっているため、鳥サイドの生活スタイルがヒトとの共生ありきで出来てしまっているからです。
そうなると、再び適正な距離を取ることは個人では非常に難しい。
例えば、ベランダに巣を作られてしまった場合など、個人での対応は危険を伴うものになりかねません。
そのようなケースの対応や予防をされているのが、今月27日のたべるば@西新井ギャラクシティをサポートしてくださる鳥害対策総合コンサルタントのFUJINAGAさま!
FUJINAGAさまの何が素晴らしいといえば、「鳥を傷つけることなく」「鳥と人との共生」をモットーにした鳥害対策を考案されていること!
どちらかを犠牲にするのではなく、ともに生きるためのアイディアを形にされているのです。

「ともに生きるためのアイディアを形にする」って、ほんとうに難しい!
どちらに対しても平等に愛がなければ成し得ない!!
お互いにすこしずつ不便を担いながら、それでもともに生きること、これは本当に覚悟がいることだと思います。

子ども支援の現場でも、時々この「ともに生きる」ことにじっくり向き合わなくてはならないような事態が起こります。
そんなとき、平等に愛を示すことがお互いの「やり場のなさ」を解消する手助けになることも多いです。
大変なことだけど、前を向いて進もうっ!そして、ともに生きよう!

2025年のたべるばも愛とご飯と笑顔いっぱいにがんばります!

FUJINAGAさまサポートのたべるば@西新井ギャラクシティは現在公式HPより参加申し込み受け付け中です!
みなさまのご来場、お待ちしております。

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たべるばNOTE by 丁稚のハニー
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