校歌のすすめ。
高校野球といえばプレーだけではなく試合終了後一列に並び校歌を歌う様もまた見どころのひとつだ。
甲子園で校歌を歌いたいという球児の気持ちは色々なものが変わっても今後とも変わらない心情のひとつのように思う。
そんな校歌だが時々歌詞を見直したくなるような校歌が存在する。
その代表例が愛媛県済美高校の歌詞
「やればできるは魔法の合言葉」
ではなかろうか?物凄い近代的な歌詞に春の選抜に初出場初優勝したときから衝撃が凄かった。
次に倉敷工業の校歌の歌詞にも工業高校らしさがあり素晴らしい。
「轟くエンジン 飛び散る火花」
これは若人ならではの熱い感情だったりを工業高校の身近な授業風景に擬えた歌詞になっているのだろう。
次に紹介したいのが日大山形高校の校歌の歌い出しだ。
「ボーイズ・ビー・アンビシャス」
これは当時日大山形が甲子園の準決勝?くらいまで残った時にとてつもない話題をよんだ。
また、歌詞に英語を使ってるのに縦書きだからカタカナを使用せざるをえなかったところも学校側の葛藤というか苦悩が見られて素晴らしい。
この他まだ甲子園で見たことないがオケが無く手拍子だけで歌う高校や歌詞がとても長く歌い終わるまでに30分くらいかかる高校など各校の魅力を知るきっかけを甲子園は作ってくれる。
冒頭に色々なものが変わっても甲子園で校歌を歌いたいという球児の心情は変わらないだろうと言ったがいつの日か校歌にラップを採用する高校ができるかもしれない。
そして、甲子園で校歌が流れる時のテロップが縦書きから横書きになる日はそう遠くないのかもしれない。
<a href="https://www.photo-ac.com/profile/2732319">セカンドエディション</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真