【こどもの居場所】「漫画図書館」を作ろうと思っている
こんなヲタクで腐女子だけれど、社会福祉協議会などと連携して「子どもの居場所づくり事業」みたいなところに顔を出しています。
ちなみに拙note「ヲタクの生前整理」に登場している愚弟もそういう仕事をしております。どちらも重度のヲタクですけどね!
■ある会議での、高校生との対話
先日行われた会議では、地元の現役高校生を交えて「よりよい未来を作るために」的な意見交換会がありました。
自分が高校生の時なら「絶対こんな会議になんか出ないな…(※そのときからヲタ活に忙しかった)」と思いつつ、活発に交わされる意見にはこちらがタジタジです。とても楽しい、有意義な2時間でした。
で、その際に(実現可能かどうかは抜きにして)「こんな場所があれば高校生は嬉しい」という提案をたくさんしてもらったのですが、とある生徒さんから
「自由に喋れて自由に読める漫画図書館があればいいのに」
という意見が出てきました。
そこですかさず「実は私、放課後に行き場のない子供たちのために、自宅で漫画図書館作ろうと思ってたんですよね~」という発言をかましてしまいました。
その話を振ったとたん、みなさん、食いつきがいい(苦笑)
やはり漫画は人類共通の話題なんですね(ヲタクのドヤ顔)
実現できるかどうかは別として、でも実現させるには口に出して言わないとダメだと思うので! こんなところで発表しておきたいと思います。
■「漫画図書館」というアイデア
漫画図書館は、もちろん有料の漫画喫茶とは違います。
あくまで個人の蔵書を、遊びに来た子供たちが自由に読める、というスタンスです。喫茶店とか美容室とかに行った時に、暇つぶしのために無料で置いてくれている漫画と何ら変わりはありません。
これは弟も考えていたことらしく、先日の生前整理の際も熱く議論を交わしてきました。
弟曰く、「恵まれない子供たちと言うのは、衣食住という最低限の福祉だけでなく、文化的な面においても恵まれていない。例えば『漫画を読む』という程度の、子供なら誰しもやっている行為をやる機会さえ与えられていない」のだそうで。
だから漫画図書館、となるのはやっぱりヲタクの考えそうなことだとお思いでしょうが、はい、ヲタクなので(としか言いようがない)。
(1)まず我々ヲタクは漫画を「素晴らしいもの」と認識しているという点。小説や文学作品を読むのと同様の知識が得られると本気で思っているし、実際にそんな作品も多数ある。もちろん、絵を見ることで得られる芸術的な価値観なども子供には必要不可欠である。
(2)我々ヲタクには、自身の蔵書を使って比較的簡単に「漫画図書館」が作れそうである点。
(3)文学作品やその他の教養よりも、子供がとっつきやすいという点
■漫画図書館の(現時点で考えられる)問題点
問題点はもちろん色々。当面はこちらの二つだけれど、おそらく実現するとしたら他にももっと問題は出てくるだろう。
(1)漫画や本棚を買う費用はどうするのか?
(2)選書はどうするのか?
なかでも選書については、その会議の際に少し話しただけでもかなり白熱した議論になった。変にジェンダーが偏ってるものとかは私としてはノーサンキュー! なのだけれど、それまで含めて子供に見せるべきかしら?
戦争モノやグロい漫画などは除外すべきか? などなど。
変に親の視点で「子どもに読ませたい漫画」だけを集めて展示するのは、バイアスを与えることになって本末転倒なのでは? とも思うし。
もしこれを読んだ方がいらっしゃったら、「自分が読んで感動した漫画」などお教えいただけると幸いです(*^_^*)
■その他にもこんな使い方はどうだろう
今日、偶然noteを徘徊していて出会った記事がこちらなのだけれど
あくまで私の考えている漫画図書館は「子どもの放課後の居場所作り」なのだけれど、日中はこんなふうに産後のママさんにも利用してもらえたらいいなぁ…なんていう希望も持ちつつ、今日のnoteは終了します。
選書に関する話し合いの内容なども載せられたらいいな。