63歳の起業~起業に必要なもの
実は今年の春に失業(編集部解散により)して(笑)、次のSTEPを探すにあたり、いろいろと考えていました。人生100年時代、働かないと食べていけないものね。それに自分は常に何かをしていないと、ダメダメ人間に成り下がってしまうから。
いつもせわしなく動いているからこそ、休日が楽しいし、バカンスにあこがれる。もし、毎日がバカンスだったらきっと働くことにあこがれていたと思います。
しかし、63歳になって採用してくれる会社もそんなにはないし、自分にはやりたい仕事というのがはっきりと見えているから、なお難しいのが現状でした。
同じような悩みを抱えていたイデちゃん(彼女の場合は今再就職しても、また15年後には再就職の問題が降りかかってくるので、それならば自分の会社でずっと働ける環境を作ればいいのではと)と、起業という選択肢が生まれてきたワケです。
幸いなことに福岡市には「スタートアップカフェ」という起業相談をしてくれる場所があります。
それも中央区のど真ん中! いまをときめく大名ガーデンシティに!
旧大名小学校の校舎だったものをリユースしたもので、「グローバル創業・雇用創出特区」である福岡市が、創業の支援と雇用の創出に取り組むために創った『起業の裾野を広げる』施設です。
ここで起業に関するさまざまな相談や手続きのサポートをしてくれるというのです。しかも、ここを活用すると税金などの免除もあるのだとか?!
何それ! すごい!
ということで、我々はこのスタートアップカフェを活用して起業することにしました。
起業に必要なもの。
その1。 きっかけ。
私の場合は、
①前の仕事が予期せず終わったこと
②自分のやりたいことがほかの会社では見つけられなかったこと
③一緒に起業してもいいと思ってくれる相棒がいたこと
④スタートアップカフェという素人をサポートしてくれる施設があったこと
⑤起業を支えてくれるネットワークを持っていたこと
この5つがあったから、ここまでまずは走ってくることができました。
次回からはスタートアップカフェの話を少々。