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【Shadowverse】98th覇者アンリミテッド テイカーネクロ構築論

こんにちは テンジンです
今回はテイカーネクロの構築について考えてみました


1.必要パーツ

基本的にテイカーネクロは平均5tキルをするデッキである
この条件(5tキル)を満たす為に最低限必要なカードは以下の通り

リーサルカード2枚
(テイカー+ソルコンor枕元の不吉)
(テイカー×2)
テイカーからの蘇生先2枚
(デッドメタルスター+スケルトンレイダー)
葬送カード2枚
(百鬼夜行、霊床震脚、死を知る者、ボンドミ)
自動進化カード2枚
(ビィ、霊体の侵入、ブロッサムソウル、ブルーミングダンサー)

上記のカード8枚に加え手動で進化出来るフォロワーが1体必要な為、5t目までに合計9枚揃える必要がある
※(手動で進化してしまった場合は18点までしか出ないので何処かのタイミングで《侵入》や《ビィ》で相手ライフを2点削る必要がある)

2.確定枠

3枚投入のカードは減らす事はないと考える

「1.必要パーツ」を抑え、現時点での確定枠は27枚だと考えている

この確定枠の中でも《死を知る者》と《枕元の不吉》だけ枚数を落としているのには理由がある

《死を知る者》

デッキの潤滑油

正直このカードがデッキの核となっているのは事実で2t目に《死を知る者》+《レイダー》or《デドメ》を葬送出来た試合は初手から「テイカー」を持って居なくても辿り着ける事が多い
(《死を知る者》の2ドローや《百鬼夜行》のサーチ先を予めNcフォロワー2枚デッキから減らした状態で打つ事が出来る為)

以上の事から概ね3枚確定だと考えていますが、一応デメリットもある

  • 他の葬送カードに比べ2コストである点

  • 8コストフォロワーである為、葬送したら確定リーサルでは無くなる

  • 重なった時に弱い

    以上の3点を挙げられる
    1つ目の2コストである点に関しては、先行の場合デッキの潤滑油としてコンボパーツを葬送出来る+2ドローとして最強カードである
    しかし、後攻の場合では2PP払って2ドローする暇が無い事がある
    (ネメシス対面や1t《ビィ》2t《ブルーミング》など…)

《枕元の不吉》

4枚目の《ソルコン》
コラボカードを持っている人はこちらを使う事推奨
※《霊体の侵入》と見間違え防止

基本的に役割は《ソルコン》と同じ使い方になる
使い方は2パターンある

  • 2t目以降の1コス+自害2ドローしデッキを掘り進める事

  • 《デドメ》を自害させることで追加9点出す事

    ドローソース+リーサルに絡むパーツである為、一件何枚でも欲しいように思えるが、《ソルコン》に加え《枕元の不吉》を3積みしてしまうと、ドローソースはあるのに自害するカードがないパターンが起こりうる
    また、《ソルコン》や《枕元の不吉》と言ったカードは基本的にはリーサルに絡むカードな為、2t目の1コスト+ソルコンと言う動きは強い訳では無い(あくまでもデッキを掘り進めてパーツを集める+墓場を2貯める動きでしかない)

    一応この動きは墓場が2貯まるので3t目に1コス葬送カードをプレイ→《ブロッサムソウル》自動進化という動きをする為に必要な行為ではあるものの、墓場を2貯めるのであれば《死を知る者》の方がベストな動きである

    また、デッキ的に1コストのカードに関しては《百鬼夜行》で葬送し、2枚ネクロフォロワーをサーチするパターンも少なからず起きる
    その場合、《ソルコン》も打ちたいけど、《百鬼夜行》も打ちたいみたいな状況に陥る

    以上の事を考えると安直に3積みするのは良くない為、今回は1枚確定にしておく

7コス以下ならワンチャンス使われてたかも

一応触れておくが、葬送も出来て役割が《ソルコン》と同じ《ギルト》は《レイダー》とコストが被っている為採用するのは難しい

3.採用が分かれるカード

《ボーンドミネーター》

1コスト1ドロー1体葬送2回復

最低でも1枚は入れるべきカードだと考える
入れるメリットとしては以下の通り

  • デッキの葬送札を増やす

  • 1コスト1ドロー1体葬送2回復

  • 特定の対面や《レイダー》欠損時、盤面プランで押し切る

    以上の3点を挙げられる
    1つ目のデッキ内の葬送札を増やすという行為は5t目にリーサル向かう上で最も重要な事である(最低でも2回葬送が必要である為)
    また、デッキに《霊床震脚》を入れている都合上2t目で1コスト葬送→《霊床震脚》というムーブをする際に、1コストで葬送出来るカードを《百鬼夜行》以外にも入れたいと考える

    2つ目の内容は特に取り上げる事もないが、ミラーに置いてライフを19点にする事で1ターン貰える可能性がある
    理由としては相手の先5t目でリーサルをとる場合《霊体の侵入》がない場合は18点しか出ない場合が多々ある
    ※(ただし自動進化3体出された場合、顔進化出来る為20点あっても意味は無い)
    気休め程度かもしれないが《極光の天使》がない場合でもこの2回復でワンチャンス作れる為このラインは覚えて起きたい
    また、ミラー以外にもアグロ系統のデッキに対して2回復をした事によって1t貰えた試合は思いのほかある

    3つ目は盤面に《ボンドミ》+《デドメ》を出して守護を並べるパターンである

    このムーブをする時はハンドに葬送出来る札がない場合やOTK出来なくても勝てる対面にはその様な動きをする場合もある
    ※原則として《レイダー》+《デドメ》のOTK出来るのであればそちらを優先した方がいい

    では、実際OTK出来なくても勝てる対面というのは「テイカーネクロ」と「ヤテラントゥビショップ」と「武装ドラゴン」以外のデッキには有効であると考える

    「武装ドラゴン」と「ヤテラントゥビショップ」に関しては《アタックモード》と《ヤテラントゥ》を出されると盤面にフォロワーが残らない為、次ターンで相手ライフを詰めて勝つ事が出来なくなる(ヤテラントゥの場合は《安息の領域》もおまけ付きである)

    「テイカーネクロ」に関しては盤面にフォロワーを出してしまうと相手の《レイダー》の打点になってしまう為、リーサルではない限り《テイカー》を出さないのが基本である
    リーサルでもないのに盤面に出してターンを返してしまうと相手が《ソルコン》なくても《テイカー》1枚でリーサルをとれる可能性があるので、相手に対して舐めているプレイとしか思えないコンボパーツである《ソルコン》1枚を減らしてあげる事になる

    ただ、リーサルでは無いからと言って何も考えずに出さないのではなく、相手の葬送状況と進化回数を確認し、次ターン相手がテイカー出せない動きやテイカーを持っていなさそうな動きを確認した場合は出してもいいと思っている
    (《テイカー》から出る8コスト《レイダー》以外は疾走では無い為予め出して次ターンで勝利するパターン)
    《テイカー》+《デドメ》+《ボンドミ》
    《テイカー》+《デドメ》+《死を知る者》
    この動きのメリットとしては相手が《極光の天使》を持っていても貫通出来る点である

    先程も伝えた通り基本的には、OTKを狙う事が前提であるが、デッキに3枚しか入っていない《レイダー》を毎試合5t目までに確実に葬送出来る訳ではないのでこのパターンも覚えておく必要がある

《フレイヤ》

《デドメ》サーチ
  • ミラー2t相手の《ブロッサムソウル》上踏み

  • 《百鬼夜行》打ち先

  • 《ソルコン》《枕元の不吉》打ち先

  • 《デッドメタルスター》サーチ

  • 後攻1PP手動進化
    個人的には今月評価が上がったカードである
    今月(11月)アンリミテッド環境では「秘術ウィッチ」と「ハンドレスヴァンプ」の減少により盤面に出してもデメリットに働く事が少ない環境であるのも追い風である

    《デドメ》をサーチする都合上《デドメ》の採用枚数を落として《フレイヤ》を3枚入れて《百鬼夜行》を強く使う構築には出来るものの2t目で《死を知る者》で送る葬送先が《フレイヤ》になってしまうのは避けたいので現状4枚目の《デドメ》と認識している

《ブロッサムソウル》
《ブルーミングダンサー》

自動進化1ドロー2/4/3

どちらも良い点はあるが個人的には《ブロッサムソウル》の方が強いと考えている
お互いのメリットは以下の通り

《ブロッサムソウル》

  • 墓場4貯まれば自動進化

  • 自動進化しなくても最低限2コス1ドロー

  • ※《百鬼夜行》のサーチ先になる

《ブルーミングダンサー》

  • 1t《ビィ》2t《ブルーミング》

  • 墓場を気にしなくていい

  • Nフォロワーの為《百鬼夜行》のサーチ先を絞れる

    1番の理由は進化前ターンに進化出来る点にある(進化前ターンは先行4t目、後攻3t目の事を指す)
    《ブルーミングダンサー》の場合《ビィ》を出せないと進化出来ない+仮に出来たとしても《テイカー》を持っていなくてはそもそもやる意味がなくなる為
    《ビィ》+《ブルーミング》+《テイカー》という持ち方をしなければならない
    これはあまり現実的では無いと考える

    ※《百鬼夜行》のサーチ先になる為《テイカー》を持って来れない可能性が増えてしまう物の、筆者はマリガンで《テイカー》をキープする事を推奨している為、マリガンでキープした試合では《百鬼夜行》から自動進化である《ブロッサムソウル》を持ってくる動きが強いと考える
    仮に《テイカー》がいなくてもドローした後進化という処理の為、山上が《テイカー》である場合はそのままコストが下がる事になる
    (《ブルーミング》にはそれが出来ない)

    《ブルーミング》を入れる場合は《ブロッサム》3枚入れた後に入れるカードと考える

《希望の断片・キリエ》
《ツインシスター・アスカ&シオリ》

似てるが全く別物

採用するのであれば《キリエ》がいいと考える
用途としてはお互い1コストで2枚デッキからキーパーツを集める役として担ってくれる
(《アスシオ》の場合は後攻のみ)
どちらも強いカードではあるのは確かだか、先行後攻がランダムに行われる都合上《アスシオ》は先行の時あまりにも弱いと感じている(一応最低限《百鬼夜行》のうち先にはなる)

また、《キリエ》の場合はフォロワーを持ってくる為《テイカー》をサーチして進化という動きが《アスシオ》に比べ起きやすい

他にも《レイダー》を葬送出来ていない場合に《キリエ》の進化時PP戻して勝つパターンも存在する 下の画像参照

《ビィ》→《ビィ》→《テイカー》
《デドメ》→《マギサ》当て
《デドメ》顔5点+《キリエ》進化
《レイダー》葬送→《テイカー》
《デドメ》→《マギサ》当て
《デドメ》5点+《レイダー》4点+《レイダー》4点
+《レイダー》2体の効果2点+1点
画像の場合だと合計21点出るようになる

《レイダー》欠損時に《デドメ》のラスワを《キリエ》にする事により相手のアグロを止める動きもあるので現状3コスト枠は《アスシオ》より《キリエ》に軍配が上がる

《極光の天使》

1/1/1にして欲しい

現在のアンリミテッド環境においてトップシェアが「テイカーネクロ」であると考える
少なからずミラーをする上でこのカードあるかないかで勝敗が大きく変わる1枚なので入れない理由がない

《グランスエンジェル》

1コスト進化枠

「狂乱ヴァンプ」「ハンドレスヴァンプ」「葬送ネクロ」「絶望ロイヤル」に対して有効札である
最近では「武装ドラゴン」などに《エルタ》が採用されている事や《エルタ》以外にも《ヴァイス》や《ペインレス》を取れる手段でもある為、雑多のランクマッチ環境では1枚は入れるべきと考える

序盤《グランスエンジェル》使わない対面によっては2t目《グランス》+《ソルコン》という動きも良くする

デッキレシピ

一応今使用しているリスト

ピン指しが多くとても汚いリストだとは思っている
《グランスエンジェル》
《極光の天使》
《ブルーミングダンサー》
《フレイヤ》
《枕元の不吉》
この辺りの枚数比率は今後とも要検討していきたい

マリガン

自分なりに98thと今月100thをグラマス3まではやったので参考程度にしていただければ幸いです

全クラス共通

先行
《死を知る者》《テイカー》《フレイヤ》
先行セットキープ
《フレイヤ》+《死を知る者》
《フレイヤ》+《死を知る者》+《霊床震脚》
《死を知る者》+《デドメ》or《レイダー》
《ビィ》+《ブルーミング》+《テイカー》
《ビィ》+《ソルコン》or《枕元》+《テイカー》
後攻
《死を知る者》《テイカー》《デドメ》
後攻セットキープ
《デドメ》+《死を知る者》
《デドメ》+《百鬼夜行》
《デドメ》+《霊床震脚》
《デドメ》+《ボンドミ》
《ビィ》+《ソルコン》or《枕元》+《テイカー》

エルフ

「ホズミ」想定
基本マリガンと同じ

ロイヤル

「絶望ヴァイス」想定
基本マリガンと同じ

ウィッチ

「超越」8:「秘術」2想定
先行後攻
《百鬼夜行》+《グランス》
《百鬼夜行》+《グランス》+《霊床震脚》

ドラゴン

「武装」想定
先行後攻
《百鬼夜行》+《グランス》
《百鬼夜行》+《グランス》+《霊床震脚》

ネクロ

「テイカー」7:「骸」2:「葬送」1想定
先行後攻
《百鬼夜行》+《グランス》
《百鬼夜行》+《グランス》+《霊床震脚》

ヴァンパイア

「狂乱」5:「進化」4:「ハンドレス」1想定
後攻
《グランス》+《ソルコン》or《枕元の不吉》

ビショップ

「黄金都市系」想定
先行
《グランス》+《ソルコン》or《枕元の不吉》

ネメシス

「進化共鳴」想定
基本マリガンと同じ

終わりに

今後、余裕があれば「テイカーネクロ」ミラーの「極光の天使」置くタイミングや簡単なリーサルパターンも書いていきたい
ここまで読んでいただきありがとうございました!

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