周りに流されやすい21歳の私が変わるには。(2)〜インサイド・ヘッド2に大学生が感動した話〜
(1)の続きです。
(1)を書き進めようと思ったら…また自分の気持ちがよくわからなくなってしまいました。
そんな私に気持ちの進展を与えてくれたもの。
それは「インサイド・ヘッド2」でした。
1さえ見てないのに、友達に誘われて行った映画でしたが…
まさかこんなに色々なことに気づかせてくれるとは。
インサイド・ヘッド2では思春期ボタンを押された主人公の心の中の葛藤を描かれていました。
映画内で私を大きく変えたのは、
「自分に厳しすぎるのよ」
ただその一言でした。
私は21歳なので、思春期と呼ばれる年齢にはもうすでにありません。
しかし、思春期をあまり経験せずに成長したためか、
自分の弱さを認めることの大切さを学ぶことができていませんでした。
中学受験、高校も内部受験、大学受験をして、また浪人をしたり、経験を重ねていく中で、成功もしているはずなのに、失敗に目を向けることで、自分に厳しくすることで、私は成長するのだと、ずっと思ってきました。
そういう鼓舞の方法で、何かの成績が伸びたり、挑戦がうまく行ったり、そうした一面ももちろんあって、そうすると自分の自信にも繋がるので、一概に悪いとは言えません。
ただ時々それが自分の性格への全否定へつながってしまう瞬間があります。
「弱い自分のせいで、こんな結果になる」とか。
でも、そうやって責め続けても、何もいいことは起こらない。だから、私は弱い自分を許容してあげることにしました。
別にいいんだよ、弱くて。
別にいいんだよ、失敗したって。
たまに反省しなきゃいけない時はあるけど、いつもそうとは限らない。
弱い自分を認めてあげられる人間は強いはず。
あと、もう1つ。
小さい頃は、自分のことを「優しい」人間だと思ってました。
でも、大きくなるにつれて、人間関係のもつれや、優しくできなかった経験が増えてしまいました。
どんどん自分という人間が複雑になって、私を表す表現は「優しい」だけでは勿論なくなりました。
それが不安で不安で。
大人になるのが怖かった。
今も少し怖いなと思ってます。
「インサイド・ヘッド2」では、同じことで主人公が苦しむのです。
映画を観た後に、その複雑さは「大人」になった証拠なのだと今更ながら、気づきました。
周りに流されやすいのは、自分の弱さ、できないことばかりに目がいって、
自信をなくしてしまうことが大きな理由だと考えています。
でも、インサイド・ヘッド2の結末は、自分の弱さ、できないこと、色々を認めることの大切さを教えてくれました。
そしたら、自信がついたわけでは無いけど、
自分という人間を愛してあげようかなという気持ちになりました。
私の脳内も常にフル稼働しているんだろうなあ。
ヨロコビに常に主導を握って欲しいものです。
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