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おばさん二人旅ログ 軽井沢編

仕事しかしないまま気づくとおばさんになっていた女子✖️2人の旅行記録。

1  概略

時期 2024年12月 日帰り
交通 往復とも北陸新幹線(東京ー軽井沢)
   現地ではレンタカー
費用 旅行会社手配の新幹線日帰り切符 (7,700円)含めレンタカー、食事代、土産など2万円強

2  スケジュール

往路 軽井沢着8時58分 
復路 軽井沢発18時9分
6月に新幹線日帰り一人旅で楽しんだ軽井沢。
今回は女子校時代の悪友?とレンタカーで巡る。
クリスマス時期の三連休中日、白糸ハイランドウェイが除雪で11時まで通行止めになるなど若干の予定の入替はあったものの、軽井沢で行きたい場所、やりたい事は一通り網羅出来た感あり。
なお数字は思い出せる限りの支払い額。

  • 到着すぐ 軽井沢駅徒歩10分のレンタカー店(ホンダフィット6766)

  • 11時まで追分宿散策(一歩ベーカリー、鯛焼きさとう 合わせて2160)

  • 12時半 白糸の滝(有料道路500)

  • 中軽井沢ツルヤスーパー(ジャムなど買い物1292)

  • 13時過ぎ 中軽井沢で昼食(アトリエ・ド・ フロマージュ 2200)

  • 15時〜 カーリング体験(90分 3410/人)

  • ガソリンスタンド(レギュラー給油 1000)

  • 18時まで レンタカー返却後アウトレット散策

ルートは以下のとおり。

この距離ガソリンは5.8リッター使用
長野県単価189円に高値でビックリ!

ちなみにレンタカー予約は9時から17時、中軽井沢から返却まで移動と給油を30分で済ませなくてはならないためヒヤヒヤしたが、極寒の軽井沢は人気もイマイチなのか道路渋滞に悩まされることもなかった。

3  雑感

トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
とまでは言わないが、軽井沢到着前のトンネル区間を抜けるやいなや、車窓から粉砂糖をまぶしたガトーショコラのような大地が現れた。
梅雨時のようにサイクリングでもしようものなら温暖な気候で育った関東人は即死である。
おまけに同行者は日々の激務で膝を痛めている。レンタカー一択、雪さえ無ければ愛車のキャノンデール(ロードバイク)を連れてこようと思ったが、ここはおばさん二人で年相応に軽井沢を楽しむことにした。
それにしてもクリスマス前の三連休、カップルを見に行くようなものと覚悟していたが、朝9時の粉雪が舞う軽井沢駅ロータリー(アウトレットとは反対側)はほぼ無人、しんと静まりかえっていた。
誠に情け無いことに、積雪1センチ?でも大騒ぎになる地方出身の二人組である。駅前の歩道橋を凍結しているのでは、と慎重に10分もかけて降りたため、レンタカー店には予約15分過ぎの到着となってしまった。
予定では白糸の滝に朝イチで向かうつもりだったが、レンタカー店でそこに向かう有料道路が通行止め、と聞いたため、後に予定していた追分宿に行くことに。
私の目当てはライ麦パンで有名なベーカリー、友人のそれは堀辰雄ゆかりの寺社である。10時過ぎても人通りの無い追分宿のメインストリートに若干拍子抜けしながらも鯛焼きを買い食いし、買い物と称する徘徊を半時間。町営駐車場に止めた車で白糸ハイランドウェイのX(旧ツイッター)を確認したところ、なんと10時過ぎに通行止めが解除されている! ラッキー、とばかりに滝に向かう。
しかし、自分の車にもスタッドレスタイヤなど履いたことも無い二人組、レンタカーが雪道の上り坂でも快適に走ることに感動しながらも、滝に至るまでは生きた心地もしなかった。雪道の運転は関東人の寿命を確実に縮める。
雪景色の白糸の滝は水量が少なく、少々残念。
その後は軽井沢の街中を再び通って中軽井沢、アイスパークのカーリング体験までツルヤスーパーで買い物、軽井沢発地市庭で昼食、と時間を潰す。
そうそう、ツルヤの人気商品、のりバター(モモ屋のごはんですよ、にバターが入ったようなペースト)も、観光閑散期の恩恵に預かりゲットする。これはオンラインでも買えない商品だったので友人も大喜び。
特筆すべきはアトリエ・ド・フロマージュ軽井沢発地市庭店。繁忙期は大人気なのだろうが、今回は日曜日とはいえ真冬の13時過ぎ、店外のウェイティングリストに名前を書いて5分程で入店。もちろん味も良く、接客の女性も温かみがあり、観光地の有名店には珍しくアットホームなピッツェリア。良い意味で先入観を破壊された。

ピザとセットのサラダ。野菜が新鮮過ぎる。
ピザを一人一枚完食。ボリュームあり!


カーリングは二人とも散々で、まず真っ直ぐ滑ったままストーンを投げることが難しい。おまけに氷で滑った拍子に手をついて、暫くは手首が痛かった。クチコミでは楽しい! もっとやりたかった! の意見が多かったが、運動神経が並み程度のおばさんには少々敷居が高いスポーツである。
その後、大急ぎで給油、レンタカー返却と、アウトレット散策を経て帰京。今回も新幹線チケットに旅行会社でサワヤのジュースを特典につけてもらい大満足。ジャムはツルヤ、ジュースはサワヤ、おすすめである。

4  総括

私も友人も互いに一人旅が多い。これはマイペースで行動できるという反面、いざトラブルに巻き込まれたら深刻な状況に陥ってしまう。だから、この旅行では多少の窮屈さと引き換えに、「いい加減に過ごす」安心感を味わえた。(普段なら30分刻みにスケジューリングして、というところを、今回は1~2時間単位で各予定を組み替える程度ではあったが)
また、費用面ではレンタカー、ガソリン代と折半したために、今回は行動範囲が広がったにもかかわらず前回の一人旅と大差無い金額で楽しめた。
安心・安全やコスト面のメリットから非一人旅もいいものだ、と思えた一方で、高校時代からの友人でも時にはイラっとさせられる局面が互いにあったのも事実である。
そういえば、白糸の滝に向かう道すがら星野リゾートのハルニレテラスを垣間見た。しかしながら、殆どがそぞろ歩きをするカップルや家族連れで一人歩きはほぼ見ない。前回の一人旅で感じた寂寥感といい、軽井沢にはどこかしら「一人」を拒絶する、気後れさせるものがある。それが古くからの別荘地だとか避暑地だとか、歴史ある何かがそうさせるのかもしれないけど。
まあ、軽井沢に行くなら一人より二人、前回の一人旅では出来なかったことも体験し、ほぼほぼ満足、いや大満足の旅だった、ということで締めくくる。
以上、明日からまた仕事だ!

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