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おばさん一人旅ログ 軽井沢編

仕事しかしないまま気づくとおばさんになっていた女子の旅行記録。

1  概略

時期 2024年6月 日帰り
交通 往復とも北陸新幹線(東京ー軽井沢)
   現地ではレンタサイクル
費用 旅行会社手配の平日限定新幹線日帰り切符 (6,900円)含めレンタサイクル、食事代、土産など2万円弱

2  スケジュール

往路 軽井沢着10時10分 
復路 軽井沢発19時40分
さあ、この9時間半で何をする?
根っからの貧乏症ゆえに、なるべく安く軽井沢を楽しみたい。中軽井沢のツルヤスーパーも気になる。
調べると旧軽井沢の店やレンタサイクルは17時閉店が殆ど。
ならば19時閉店のアウトレットは夕方から見て……おっと! 旅行会社のクーポンでアウトレット内のサワヤでジュースが貰えるし、ここのピロシキは数量限定なので朝イチに伺いたい。

というわけで作成した予定が以下のとおり。
なお数字は思い出せる限りの支払い額。

  • 到着すぐ サワヤプリンスショッピング店(ジュース、ピロシキ820)

  • 10時半 レンタサイクル(一日1320)

  • 旧軽井沢サイクリング(ショー記念礼拝堂、室生犀星記念館、聖パウロカトリック教会、旧三笠ホテル、雲場池)

  • 14時 かぎもとや(ざる950)

  • ツルヤスーパー中軽井沢店

  • 16時 チョコレートファクトリー

  • 〜19時 アウトレット

  • ジェラート屋(800)のあと駅に向かう

Googleマップで作成するとサイクリングは約20キロ、獲得標高1000メートル(本当に?)車では一時間足らずのルートだが、実質レンタサイクルを借りたのが11時、返却は16時半となった。

3  雑感

当日は梅雨入り前の晴天で30℃近い真夏日。
サイクリング用に帽子とサングラス、指無し手袋を持参しても耳や顔が日焼けした。
事実、熱中症の軽い症状も出たため、普段から運動をしていない人間には、この時期の長時間サイクリングはすすめない。
なお、室生犀星の詩碑は、念の為熊よけの鈴を振り回しながら訪れたが足元が悪く、女性一人では心細い場所にある。記念館もなかなかに分かりにくい場所(未舗装の砂利道、自転車での進入を躊躇うほど)にあるが、こちらは向かいにカフェがあり、人の話し声で無事到着できた。
また、旧三笠ホテルが休館なのは知りながらも、そこまでの道をサイクリングしたかったので見に行くが、工事中の高いフェンスに阻まれ、建物自体も確認出来なかった。
中軽井沢方面への移動は軽井沢からの下りとなり、距離がある割には30分程度で到着。車道は渋滞しているなか、チャリンコの優越感を得る。
中軽井沢では念願の蕎麦屋は接客も良く満足、ツルヤスーパーで乾物やジャムを、チョコレート屋で職場土産を買い込んだ。なかでもツルヤには休憩に適したテラスもあり、水分補給と熱中症の回復に役立った。
最後、新幹線待ちで再びアウトレットのほぼ全域を歩き回った他、自分土産、ジェラートに散財して帰宅。
ドケチ流買い物の詳細や、辛口のレビューはまた後日。

気づくと財布に入っていたレシート類。

4  総括

アウトレット、サイクリングとも中華系の旅行者が多い印象を受けた。一方、松本や上高地で見かけるようなヨーロッパ系旅行者はほぼ見ない。
落ち着けるカフェ、緑溢れるテラスなどは今や軽井沢に行かなくても幾らでもあるし、評判のパン(すべてではないが)は都内の店舗でもネットでも手に入る。買い物や食事だけでは訴求力に欠けるのだろう。
街としてのブランド力はあるが、苔むした湿気だらけの別荘地は寂しく陰鬱で、何となくもの悲しさを感じる旅となった。
一泊するなら中軽井沢で星野リゾート付近の森を散策してみたい。
総歩数にして21806歩。
以上、明日からまた仕事だ!

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