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発達障害グレーだと診断されたらどうする!? 「変な人」で終わりたかった不注意優勢型ADHDの私の場合(後編)


こんばんは!今日も一日お疲れさまです🌙✨
発達障害を必死に生きる転々ひなたです!

昨日はなんと22:00退社!この時間になると、もう意識が朦朧としてきます…💤

それにしても、毎日帰ってから転職の記事を見るのって本当にしんどいですよね…。

まだnoteを始めて数日ですが、皆様からの「スキ!」に励まされて、どうにか続けられています!本当にありがとうございます😊💖よければ、今日も最後までお付き合いくださいね!

さて今回は、ADHDグレーと診断されたけれど、なかなか受け入れられなかったお話です。
今回は、カウンセリングの経過と就職するまでについてお話しします。

前回のお話はこちら。

カウンセリングってどんな感じ? ゲーム中毒当事者が実際に一年受けてみたリアルな体験!


カウンセリングが始まるまで

カウンセリングの日時は、毎週土曜の朝10時に指定されました。
でも、ADHDの人って、朝スッキリ起きるための脳内物質の分泌が定常発達より遅いらしいんです。⏰💤

お察しの通り、私もその時間に起きるのがめちゃくちゃ辛かった…!😵💦
カウンセリングに行くたび、「もう少し遅い時間じゃダメですか?」って言いたくなるのをグッとこらえてました(笑)。


カウンセリングの内容

担当してくださったのは、メガネをかけた30代前半の男性
優しい雰囲気で、知的そうな印象の方でした。👓✨
話しやすい空気を作ってくださるのがありがたくて、少しずつリラックスして話せるようになったのを覚えています。1回30分という短い時間で、その時考えていること、努力していること、そして苦労していることを話します。

カウンセリングではいろいろな話をしましたが、カウンセラーの方は決して私を否定することはありませんでした。それどころか、ゲーム中毒についてのアドバイスも的確で、「なるほど!」と思うことが多かったです。🎮✨

そこでいただいたのは、ゲームの時間を減らすための具体的なアドバイス
これらはスマホ依存症の改善や、お子さんのゲーム時間を管理したい方にも効果が期待できる内容だと思います!ぜひ参考にしてみてください👇💡

ゲーム中毒を和らげるためのアドバイス

  1. オンライン通話しながらプレイするゲームは買わない
     → 人との会話が絡むとついつい時間を忘れてしまいがち…。その環境を避けるのがポイント!

  2. プレイ時は音を出さない、画面の照度を最大限落としてプレイ
     → 五感への刺激を減らすことで、ゲームへの没入感を抑える工夫です。🎧🚫

  3. ゲーム機の定位置を見えにくい・取りにくい場所に置く
     → わざわざ取りに行くのが面倒になるような場所にしまうだけで、プレイ回数を自然と減らせます。

結果は……?

はっきり言って……

アドバイスはほとんど役に立ちませんでした。😅

ADHDの症状は全く改善しなかったし、ゲーム中毒も結局治らなかったです。🎮💔

カウンセリングが終わった後に気づいたこと――話を聞いてもらえる安心感

でも、だからといって無意味だったかというと、そうではありません。

カウンセリングを通して、私が得た一番の収穫は「話せる人がいる」という安心感でした。
卒業してからは、就職していないことへの後ろめたさから友だちとも疎遠になり、親ともほとんど関係が途絶えていました。💔

ですから、誰かに自分の気持ちを話す機会なんて、本当に全くなかったんです。
カウンセリングでやっと、自分の話を聞いてもらえる場を得たことが、どれだけ大きな救いだったか分かりません。😌✨

カウンセラーの方は、どんな話もちゃんと聞いてくれて、決して否定することはありませんでした。

とはいえ、カウンセラーの方は、否定も肯定も絶妙にしないタイプだったので、正直なところだんだん「何を話せばいいんだろう…」と困ることもありました。🤔💦

でも、振り返ってみると、そういう時期がちゃんと来たこと自体が大事なプロセスだったんだと思います。🌱
話す内容がなくなったというのは、少しずつ心の中で整理がついてきた証拠でもあり、人生に向き合う準備が整ってきた瞬間だったのかもしれません。✨

今だから言えますが、自分のことばかり話したい時期って、正直、心が病んでいる時なんですよね。😔💭

でも、だからといって、自分のことをずっと話せないままでいるのも、それはそれでしんどいものです。
話すことで気持ちを整理したり、少しだけ軽くなったりする瞬間が必要なんだと、今になって強く感じます。

そうしていつしか、カウンセリングの予約を取らないまま、自然消滅のような形で終了しました。
結局、何かが解決したわけでもなく、モヤモヤしたままの日々が続きます。

それでも、少しでも前に進もうと、再び就活を始めてみました。
が、しかし――。

なんと、就活失敗。

就活に失敗!? 貯金が尽き、しぶしぶ就活する。

引きこもり生活を送っている最中でも、なんとか会社説明会には出ていました!
そして、私にとってはものすごくラッキーだったことがひとつ。

それは、新型感染症の影響で、説明会が遠隔で行われるようになっていたこと!
もー、本当にありがたかったです! 🙌✨

画面越しで話を聞けるなんて、引きこもりの私には神対応でした(笑)。

ただ、就職に対してはずっと後ろ向きでした。
カウンセリングが終わってから新しくバイトを始めたのですが、ASDの特性で人間関係がうまく築けない上に、ADHDの特性で物の配置を覚えるのも苦手。そのせいで、しょっちゅう注意されていました。

さらに、体調を崩して職場に迷惑をかけてしまい、周りの人から白い目で見られることに…。
そんな経験が積み重なり、働くこと自体が心底嫌になってしまったのです。

バイトでこれだけ辛いのだから、正社員なんてこれ以上に厳しいはず…!
そう考えると、どうしても普通に就職するのは無理だ~!って思っちゃいました。

だって、発達障害があるんだから無理に働いたら他の人に迷惑だよね?
引きこもっている今の生活こそ正解なんじゃない…?

いやいや、でも待って。
「グレー」ということは、完全にダメでもないってことだよね?
そうなると、白い目で見られながらも、やっぱり働かないとダメか…。

そんな嫌気と一年間も戦いながら就活を続けていたんですけど、結局は…
履歴書の応募すらできない日々…! 😅💦
つまり働く気が全くなかったのです。


でも、卒業研究で散々苦労したおかげで、研究生活にはもう飽き飽き!
「大学院なんて絶対ムリ!」っていうのが正直な気持ちでした…。

そこでフリーランスでやってみよう!と思い立ち、少し仕事を始めてみました✨
が、しかし――。

まず、仕事が全然取れない! 😱
取れても単価が安すぎる! 💸
そして極めつけは、クライアントと連絡がつかず報酬を払ってもらえない! 📵

あ、これ無理だわ…と思いました。
こうして、私のフリーランスの夢はあっさり終了しました(笑)😂

そしてここで、重大な問題が発生!!

貯金が尽きそう!! 😱💸

大学卒業後、多少の蓄えがあった私は、それを頼りに生活していたんです。
でも、その貯金が、いよいよ底をつきそうになってきました。

ここまでくると、もう選べる選択肢は限られてきます。
給料が生活していけるレベルで! 💰
定期的に収入が振り込まれて! 💸
仕事を教えてくれる人がいる可能性があって! 🤝
しかも、クビになりにくい!(←バイトをクビになったことがある私には重要ポイント…!💦)

つまり――正社員…。

それが見えた瞬間、腹をくくりました!💪✨

「私が働くと迷惑がかかるとか、雰囲気が悪くなるとか、そんなの関係ない!」
私だって生活して、食べていかなきゃいけないんです。

生活保護レベルの暮らしなんかじゃなくて、
ちゃんと自分で稼いで、自分らしく生きるために――!

まだ続く就活!? 脱引きこもりまで


幸いなことに!
巷では卒業後3年以内は新卒扱いになるというルールがありました✨。
つまり、まだ正社員としてのルートは残されている! 🙌

とはいえ、問題は空白の2年
普通の大学生だったら新卒から2年社会人経験を積んでいるのです。理系で院進したとしてもその分の専門性が積まれています。それに対抗する手段が引きこもりにあるのか・・・。

でもこれについてはなんとかしました!(この方法は後日、別の記事で詳しく書きますね✏️)

とにかく、正社員を目指して就職する!
そのためには――

  • 世間から少し敬遠されがちな仕事にも応募する! 🛠️

  • 自分の専門性が生かせる会社を狙う! 🎯

  • 発達障害を持つ人でも採用してくれそうな間口の広い企業を探す!

こんな覚悟で、応募しまくり大作戦開始です! 💪✨だいたい50社くらい応募したと思います。(理系の平均エントリー数は15社くらいなので、ちょっとしんどいスケジュールでした)。

そして……。

なんとか、従業員数1000人以上の大企業から内定を2ついただくことができました! 🎉
その中で、給料が高い方の会社を選び、現在はそこで週5で働いております。

めでたしめでたし…! と思いきや――。

入った会社はお手本のようなブラック企業でした💀。

それでも、なんとかやっております。
(やっぱり正社員って、色々としんどいですね…😅)

終わりに。発達障害グレー、引きこもり経験を持つ人たちへのエール

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!✨
この記事を読んでいる方の中には、私と同じように発達障害グレーや引きこもりの経験をお持ちの方もいるかもしれません。

人生の中で、自分の居場所を見つけられず、もがいている瞬間は誰にでも訪れます。
疲れたら、休んでも構わないと思います

人生はマラソンのようなもの。
立ち止まって呼吸を整え、もう一度走り出すタイミングを待つのも、とても大切なことです。

それに、たとえ失敗したとしても、取り戻す方法や、失敗のダメージを減らす方法だってあります。
失敗は決して終わりではありません。

自分に合ったペースや工夫を見つけていけば、きっと今より少し楽に進めるようになります。
焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

焦らず、自分のペースを大切にしてくださいね。
あなたには、あなたにしか描けない道があるのです。

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