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「NotebookLM PlusがGoogle One AI プレミアムで登場!」無料版と何が違うか徹底比較!

Googleが提供するAIノートアプリ「NotebookLM」は、情報収集や整理をAIの力でサポートするツールとして、多くのユーザーに利用されています。

さらに、ビジネスや教育機関向けに機能を強化した有料プラン「NotebookLM Plus」がGoogle One AI プレミアムにて登場しました。

またGoogle Workspaceユーザーは一部のプランで既にNotebookL M Plusが利用可能です。

今回は、NotebookLM無料版とNotebookLM Plusで何が違うのか?、両者の違いや特徴について詳しく解説します。

そもそもNotebookLMって何?

NotebookLMは、AIを活用してユーザーの情報整理やリサーチを支援するノートアプリです。

ドキュメントやPDF、ウェブサイトのURLなどをアップロードすると、AIが内容を解析し、要約や質問への回答、関連情報の提供などを行います。

NotebookLMの基本的な使い方については、また別途ノートをまとめるのでそれまでは以下ご参照ください🙇

NotebookLM とNotebookLM Plusの比較!


NotebookLM Plusは、NotebookLMの機能をさらに拡張した有料プランで、主に以下の点で強化されています。

  1. 利用上限の引き上げ

    • ノートブック数: 最大500個(無料版の5倍)

    • ソース数: 1ノートブックあたり300個(無料版の6倍)

    • チャットクエリ: 1日500件(無料版の10倍)

    • 音声生成: 1日20件(無料版の約7倍)

  2. プレミアム機能の追加

    • 応答のカスタマイズ: ノートブックの応答のスタイルやトーンをユーザー自身で設定可能

    • チームノートブックの共有と分析: 共有オプションや使用状況の分析機能を備え、チームでのコラボレーションを強化

    • プライバシーとセキュリティの強化: エンタープライズグレードの保護機能を提供

羅列するとそこまで変わらないと思うかもしれませんが、 応答のカスタマイズや、 チーム、ノートブックの共有と分析に関しては組織での働き方を大きく変える力があります。

NotebookLM Plusの活用事例

実は、NotebookLMはGoogle ドライブからファイルをアップロードすると後からファイルを編集しても、自動で同期してくれるのでファイルの変更は一瞬で反映されます。

毎年少しずつアップデートしながら利用している「新入社員研修資料」のようなファイルをGoogle ドライブで利用している方は、その資料をソースに入れて共有すると、自分の組織に対して、チャット、またはノートブックにアクセスしてもらうことができます。

ノートブックの共有の方法

共有は多くの場合はチャットのみの共有を推奨します。
また、組織内のGmailメールアドレス、グループアドレスにのみ共有可能です。

@NiwaKunihiko X

研修時間では一つ一つ対応できない疑問は共有したチャットに入力してもらえば、 研修講師の方が対応しなくても、チャットでやりとりできるので、 事前に予習をしておいたり、 研修後に聞きたいことをチャットに入れてもらったりすることができます。

資料の全てに目を通すことはできない、でも中身を確認したいという需要や、単純に資料についていくつか質問したい、といった需要に応えることができます。

こうした情報の共有がNotebookLM Plusによって非常にスムーズになります。

NotebookLMPlus 導入前


NotebookLM Plus 導入後

料金プラン

NotebookLM Plusは、以下の方法で利用可能です。

  • Google Workspace経由での購入: Gemini for Google Workspaceアドオンの一部として提供

  • Google Cloud経由での購入: 別途購入が可能

  • Google One AI Premiumプラン: 月額2900円で、2TBのストレージやGemini Advancedモデルへのアクセスとともに、NotebookLM Plusが含まれます。学生向けには割引も提供されています。

個人利用の場合は、Google One AI プレミアムなどお試しで使ってみるのがいいかもしれません。

まとめ

NotebookLMは、AIを活用した情報整理ツールとして、多くのユーザーに支持されています。

さらに、NotebookLM Plusでは、利用上限の引き上げやプレミアム機能の追加により、ビジネスや教育現場での活用が一層促進されます。

自身のニーズに合わせて、最適なプランを選択してみてはいかがでしょうか。


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