好きなお笑い
テレビで見ることから始まり、テレビでお気に入りの芸人が出来て、
その芸人がリリースしたものや出演するものを見て。
まだ、YouTubeなんて無かったからね。
コントライブの『ビデオ』を買う時代。
それがDVDとなり、そのうちにレコーダーが家に来て番組を保存して
DVDディスクに書き出したものを見る。
そしで、実際にこの目で観たい、とライブを観に行く。
それが、今と違って、物凄く特別な事だった。
年に一度。一回きりの公演。
演者さんも、観客も一本勝負。
そんな時代、はどちらにとっても…お互いが特別なものだったと思う。
観る側にとって
演者さんが物凄い才能の持ち主と思えたし、憧れであり、尊敬する対象でした。
令和6年の自分からしたら?
昔のスタンスが一番、理想的だったなと思う部分もありますね。
今の時代には、もちろん今の良さもあるんだけど。
その頃の人気者だった方は大御所となり、今も健在でメインMC務めてたり。
裁判のために活動休んでたり。
あの時若手だった方が、バリバリ、番組の顔になってたりもする。
自分も歳をとったけど芸人さん達も…還暦を迎えようとしてたり、
流石に芸の方は衰えが見えたり。
仕方ないよね、それだけ長い期間活躍し続けてることの方が素晴らしいことだし。
でも、僕らが求めてるものは、きっと今の若い子達がその大物芸人に求めるものとは違うんだろうな。
でも、今の若い芸人に、いい歳した僕が求めるものって?
若い子とさほど変わらないんだよね。