おまけを生きてる
高校を卒業したあとからの人生は「おまけ」のような感覚だ
「おまけ」だから先なんてどうなるか私には分からない
幼少期、予知夢とは違うけれどなぜだか小さなことでも未来がイメージできていた
小学校に上がるのも、図書委員になったらこうするも、中学校に上がるのも、勉強のイメージも、部活で何をするのかも、高校に進学するのも、そこの制服のイメージも、
この他にも、たくさん
小さなことから大きなことまで
小学校低学年の時、近所で見ていたお姉さん方の制服はブレザーばかりだったのに「自分が将来着ることになるのはこんな感じのセーラー服」なんてイメージが浮かんでた
高校受験を控え色んな高校を見ていく中で
あ、これ私がイメージで見てた制服だ、私が行く高校はここなんだ
みたいな感じで受験校を決めた
レベルは当時の成績からかなり高くて先生に止められたけれど、イメージ出来てるから行けるんだって変な自信があって死ぬ気で勉強して合格した
でもそこまでだった
そこから先の、高校卒業後のイメージは小さなことすら欠片も見えなくて
それまでなんとなくイメージに従って生きてきたのにそれが見えなくなった
だから今生きてるのは「おまけ」だと思うようになった
例えば
「使い続けるか分からないのにこれ買うのか」
「使い続けるか分からない」は数日後なんらかの理由で仕事辞めてるかもしれないし、そもそも死んでるかもしれないし、すぐに不要になるかもしれないしで、とにかく使い続けるイメージが浮かばない
こんな感じの思考が買い物に限らず色々な面である
でもそれじゃあ何もできないから無理やり自分を納得させて使い続けるかもじゃん!みたいに行動する
変な話「いつ死んでも良い」と思ってる
死にたいとかじゃなくて、そうなる筋書きだったんだ、みたいな
こればかりが行動基準な訳ではなくて、
矛盾した行動もとってる節があるし
自分でもなんなのかよく分からん
でも私の今の人生は「おまけ」という感覚はずっと変わらずある気がする
この感覚が変わるような出来事があれば面白いのにな、と思っている