フルーツバスケット

高屋奈月さんのフルーツバスケットを初めて読んだのは、中学生の頃だった。
どうしても自分が嫌いで、家族や学校もなんとなく好きになれなくて、自分の気持ちが自分でコントロールできなかったタイミングで出会った漫画だった。
漫画の中にある言葉たちがあまりにも暖かくて、自分の気持ちを拾って優しく包んでくれるような、救われるような感覚だった。
大人になった今でも、読み返すことがあるけど、それでも刺さる言葉はたくさんある。
人に優しくされたいとき、優しくしたい時に原点に戻る感覚でこの本を何度でも読み返していきたいと思う。

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