どうしても満員電車で席に座りたいときは、外国人のフリしましょう~若い諸君へ~

今朝の体験談です。
私は通勤の電車内で気持ち悪くなり、立っていられなくなったのです。
うつ病持ちのため、症状が酷いと体調を崩しやすいのです。

ただ、私は30歳前後で、外見は身長177cm・体重60kgで、肩幅が広く、
顔は20代中盤に見えるため、
他人からすると、どう見ても元気そうな若者に見えるんですよ。

私みたいな若い男性が、「すいません。体調悪いので、どなたか席譲っていただけませんか?」と言ったところで、スルーされるんですよ。もしくは「若いんだから立ってろ。生意気言うんじゃない。我慢しなさい。」とお説教です。

席が空いたら、優先座席でなくても、若い人は立って、年齢が高い人が座ることが日本では(儒教国家では)、規範ですからね。

だから、英語で困っていることをアピールして、何とか席代わってもらおうとトライしました。
日本人とは思われないように、英語の発音やアクセントに注意して、アピールしましたよ。
そしたら、40歳前後の女性がを譲ってくれましたよ。
私は、「Appriciate!」とネイティブが良く使う表現で御礼を言いました。

おそらく、日本人とは思われなかったでしょう。
さすがに、私の見た目と英語の発音から、韓国人の在日労働者と思われたのかもしれません。

基本的に日本人って、在日外国人(旅行客、留学生、労働者)が
規範を守らなかったところで、何も言えないんですよ。

英語力が低いからっていうのも理由の1つですが、
外国人が培ってきた価値観は日本とは異なるため、規範を守らない人を見たところで、
何言っても通じない。と感じるのでしょう。

例えば、コンビニで外国人の店員がモタモタしてても、
日本語よくわかっていないから、仕方ないなと思うじゃないですか。

そういうわけで、外国人と勘違いされることは(=その程度の英語のスピーキング力を持っていること)
規範を守らないことに対する、うっとおしいお説教から、身を守る方法なのです。

私は勉強嫌いですけど、日本の儒教的な規範も同じくらい嫌いなため、
学生の頃、英語の勉強をある程度やっておいて、良かったと思いました。

芸は身を助けるならぬ、学問は身を助ける、ですよ。

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