街の規模が大きい東京でしか見られない光景について

私は地理ネタが好きだが、地理の話題を書いたことが無かったので、今回初めて記事にしてみた。

この記事で言いたいことは、タイトルの通り。
東京(首都圏)ならではの光景をまとめてみた。
なお、私は生まれてからずっと首都圏住み。

1番の特徴として、街が大きすぎるせいか、同じような性格の街が連続してつながっている。
街が点ではなく、面のように拡がっている。
下記のようなイメージである。

オフィス街なら、日本橋・大手町→有楽町・新橋→霞が関・赤坂→六本木・渋谷

高級住宅街なら、港区・渋谷区→目黒区・世田谷区→中央線・京王・小田急・東急沿線

下町なら、上野・浅草→墨田区・荒川区→葛飾区・足立区

世界中どこに行っても、東京でしか見られない光景。人口世界一の都市だから、生み出される。

大阪もソウルもニューヨークも、オフィス街から1〜2km離れたところに、普通に下町や住宅地がある。
1つの区に、色々な性格の街が点在しているのが
東京以外ではありきたりな光景である。

他にも、鉄道の他路線への乗り入れ。
例えば、地下鉄副都心線が東急や東武と一体となって走行している。
東京に長年住んでいると当たり前だが、他の都市では当たり前ではない。

東京の都心の規模がでかすぎるから、乗り入れ運転が出来るんですよ。
都心というのは、山手線の内側や周りをイメージしていただきたい。あの辺りが都心。

そして、都心に用事がある人の動きは、広範囲かつ複雑なものである。
郊外から山手線の駅へ行くだけでなく、都心の中まで移動したり、都心をスルーして移動したり。

だからこそ、郊外と山手線の駅を結ぶ路線と
都心を走り抜ける地下鉄を乗り入れさせると非常に便利なため、乗り入れ運転が発達したのでしょう。

東京に限らず、どの街にも特徴がある。
街の所在地、歴史、地形、役割など様々な要素が街をつくりあげる。

自分が住み慣れている街だと、特徴に気が付かないことが多い。当たり前の風景だと認識しているから。
私は地理が好きだから、東京に限らずその街ならではの特徴を理解しているつもりです。
けれども、改めて気づかされることもある。

この記事を書いたキッカケは、
会社の福岡支社の社員が
私がいる東京へ打ち合わせに来たことだ。
彼は東京に来るのが3度目という。
打ち合わせ前、東京の街を見学していたようで、東京の感想を語っていた。
複雑な地下鉄のこと、ビルがドミノみたいに建っていること。

東京に慣れてない人は、そういった印象を持たれるのかと、感心してしまった。
と同時に、東京の特徴や個性とは何かを考えさせられた。



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